シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
数学科指導法2 (後・土1)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Teaching Methods of Mathematics 2
授業コード Class code
9910G13
科目番号 Course number
T1SBMAE304

教員名
平岡 盛仁
Instructor
Morihito Hiraoka

開講年度学期
2025年度後期
Year
2025年度
Semester
②Second semester
曜日時限
土曜1限
Class hours
Saturday 1st Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部(教職科目)

A course of teacher education, the Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
[概要]
教育課程の意義および編成の方法について理解を深めるとともに、学習指導要領の内容を踏まえ、教科の指導目標、指導内容、評価方法などを学ぶ。講義・演習・模擬授業を通して、応用・発展に関わる指導法を養い、教科における指導力の向上を図る。 
目的 Objectives
高等学校数学科教師に必要な学習指導に関する基礎的かつ応用的な知識と指導法を身に付けることができる。 
到達目標 Outcomes
(1) 数学科教員として、必要な知識・技能を培い、数学科教育における実践力を身に付けることができる。
(2) 数学科教育の目標にしたがった指導計画の編成に関わり、数学科教員として必要な知識や技能を高めることができる。
(3) 数学的活動などの数学科指導を通して、生徒の探究心や数学の技能を高め、意欲に富んだ人間の育成に資する実践的な指導力を身に付けることができる。
(4) 模擬授業を通して、数学科教員としての指導技能・資質を身に付け、自信をもって教育実習に臨むことができる。 
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
■15回すべての授業に出席することが前提である。
■教科書を必ず購入して持参する。教科書がない学生は、受講はできない。
■交通機関の遅延による遅刻、病気・忌引きによる欠席などは、事前・事後に携帯電話等からの電子メールで連絡し、それを証明する文書を提出すること。その際、「授業科目名・学籍番号・氏名・用件」をもれなく記載して、以下に送信すること。
  ※送信アドレス
第1回目の授業でお知らせします。

アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/実習 Practical learning
-

準備学習・復習 Preparation and review
各回ごとに準備学習、復習を指示する(概要は授業計画に示す)。
与えられた準備学習(課題や模擬授業の準備など)を丁寧に行い授業に臨むこと。
また、指示どおりに復習を行うこと。

成績評価方法 Performance grading policy
当日に課された課題、模擬授業の学習指導案、教材、板書計画の内容、模擬授業への取組やその内容、到達度評価試験の得点などを総合して評価する。
到達度評価50%、学習指導案、各回課題などの提出物50% 
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
以下は教科書ではないが、参考図書として必ず用意すること。
〇 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編、および数学編・理数編
〇 評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料【高等学校数学】(平成24
年7月、国立教育政策研究所作成)
〇 高等学校数学科教科書(3学年分) 

授業計画 Class plan
1 高等学校における数学教育の今日的課題について
 高校数学教育の今日的課題を理解し、評価規準の作成、評価方法の工夫改善、指導と評価の一体化について説明できるようにする。また、第1回模擬授業の班、および各自の担当を決める。
<準備学習> 「数学科指導法」教科書第1章2「指導者の役割」第2章「数学科指導の目標について」「2高等学校数学科の目標」「4(3)高等学校における数学的活動」第3章および第4章「3評価方法の工夫改善について」「5高等学校の評価規準について」をよく読んでおく。
<復習>
・「数学科指導法」教科書第1章〜第4章の問題の問題に取り組み、ワークシートを完成させる。
・班が担当する単元のうち、各自が担当する授業の指導と評価の計画を作成し、次回に持ち寄る。

2 指導と評価の計画の完成、および数学的活動について
 高校数学の授業における教材の意義や重要性を理解し、数学のよさを伝える教材や問題を作成することができる。また、生徒の学習の質保証のための授業改善の在り方について説明することができる。
<準備学習> 「数学科指導法」教科書 第2章数学科指導の目標「4(3)高等学校における数学的活動(4)数学的活動の具体例」、「5数学的な見方や考え方とその指導」第6章「模擬授業の実践」、「4(2)高等学校数学的活動の例」をよく読んで、各自数学的活動の例を少なくとも一つ、レポートにまとめておく。
<復習> 
・教科書第6章の問題に取り組み、ワークシートを完成させる。
・数学的活動の具体例を挙げ、学習指導案に盛り込んで作成する。

3 実践的指導力の習得①
 作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
 <準備学習> 模擬授業の学習指導案、教材、板書計画を作成する。必ず自作教材を使用する授業にする。
 <復習>
・模擬授業の評価、反省を通し、授業案、教材、板書計画を改善し、模擬授業に備える。

4 実践的指導力の習得②
 作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
<準備学習> 模擬授業の評価を参考に、学習指導案を書き直し、資料、板書計画を改善する。
<復習>
・学習指導案、教材、板書計画をさらに改善し完成版を作成する。特に、教材について考察する。

5 数学的活動・数学のよさ(講義と演習)
 数学のよさを実感できる数学的活動の例を持ち寄り、相互評価する。また、数学のよさとは何かについて説明できるようにする。
<準備学習> 「数学科指導法」教科書 第2章数学科指導の目標「3数学のよさとは何か」「4(3)高等学校における数学的活動(4)数学的活動の具体例」、第6章「模擬授業の実践」「4(2)高等学校数学的活動の例」をよく読んで、各自数学的活動の例を少なくとも一つ、レポートにまとめておく。
<復習> 
・数学的活動の具体例を挙げ、学習指導案に盛り込んで作成する。
・ワークシートを完成させる。

6 数学的な見方や考え方について、および学習指導案の相互評価
 班で指導と評価の計画を完成させるとともに、相互評価する。学習指導案についても相互評価を行い、改善を図る。「数学科指導法」教科書 第2章「数学科指導の目標」「5数学的な見方や考え方とその指導」について学ぶ。
<準備学習>第2章「数学科指導の目標」「5数学的な見方や考え方とその指導」を読んで問題を解いておく。また、指導と評価の計画、および学習指導案を作成して持ち寄る。
<復習>
・学習指導案の改善を図るとともに、次回模擬授業のための板書計画、授業のワークシート等の準備を行う。
・ワークシートを完成させる。

7 実践的指導力の習得③
 作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
<準備学習>模擬授業の学習指導案、教材、板書計画を作成し、模擬授業の準備をする。必ず論理的思考力を育成するための数学的活動を取り入れた授業とする。
<復習>
・模擬授業の評価と反省をもとに、各自の授業案を改善し、次の模擬授業に備える。

8 実践的指導力の習得④
 作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
<準備学習> 模擬授業の評価を参考に、授業案を書き直し、資料、板書計画を改善する。
<復習>
・学習指導案、教材、板書計画をさらに改善し完成版を作成する。

9 授業改善へのアプローチ(1)(講義と演習)
 生徒に対して学びの質保証をする観点から、教師が授業改善について責任を負っていることを学ぶとともに、授業改善に対する心構えを身に付ける。
また、「数学科指導法」教科書第7章授業改善のアプローチから「1問題解決能力の育成」、「2学び合い」、「3オープンエンド」について学び、次回の模擬授業に用いる指導法について考察する。
<準備学習>
・ 「数学科指導法」教科書 第7章「授業改善へのアプローチ」を読んでおく。
・ 平成28年12月21日付中教審答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領の改善及び必要な方策等について」を読み、組織的な授業改善の必要性について考えておく。
<復習>
・ 次回模擬授業の学習指導案を作成して次回に提出する。
・ワークシートを完成させる。

10 授業改善へのアプローチ(2)(講義と演習)
 各自が持ち寄った学習指導案を相互評価する。また、その中に盛り込んだ授業改善の工夫について、説明し合う。 
<準備学習> 「数学科指導法」教科書第7章「授業改善のアプローチ」を踏まえた学習指導案を作成して提出する。
<復習>
・学習指導案の改善を図るとともに、板書計画、教材の工夫を行い、模擬授業に備える。
・ワークシートを完成させる。

11 授業改善へのアプローチ(3)(講義と演習)
 各自が持ち寄った学習指導案を相互評価する。また、その中に盛り込んだ授業改善の工夫について、説明し合う。 
<準備学習> 「数学科指導法」教科書第7章「授業改善のアプローチ、ICT機器の活用」学習指導案に盛り込む。
<復習>
・学習指導案の改善を図るとともに、板書計画、教材の工夫を行い、模擬授業に備える。
・ワークシートを完成させる。

12 実践的指導力の習得⑤
作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
<準備学習> 模擬授業の授業案、教材、板書計画を作成しておく。必ず、生徒の学習活動の工夫を図ること。
<復習>
・指導案、教材、板書計画を改善し次回の模擬授業に備える。
・ワークシートを完成させる。

13 実践的指導力の習得⑥
作成した学習指導案にしたがって模擬授業を行う。相互評価・自己評価を通して、各自の授業を改善することができる。
<準備学習>模擬授業の授業案、教材、板書計画を作成しておく。必ず、生徒の学習活動の工夫を図ること。
<復習>
・指導案、教材、板書計画をさらに改善し完成版を作成する。特に、問題解決的学習について工夫する。

14 組織的な授業改善について
 各クラスの代表者が生徒役全員を対象に授業を実施し、授業後にグループごとの協議を行い、協議結果を発表するなど、研究授業(授業研究発表会)を体験する。
<準備学習> これまで実施した模擬授業の各自の課題、及びその改善方策をまとめておく。
<復習> 
・新たに発見した課題や、課題の解決方法についての改善を図る。
・ワークシートを完成させる。

15 まとめ
これまでの学習成果をまとめる。
到達度評価を実施。

担当教員の実務経験とそれを活かした教育内容 Work experience of the instructor
東京都中学校教諭(数学)・校長
教育用ソフトウェア Educational software
-
・ロイロノート
・GeoGebra

備考 Remarks
授業の進め方については第1回授業で説明する。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N