シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
英語読解・作文のためのクリティカルシンキング (木・6)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Critical Thinking in English Compositiong Japanese and English 2 (木・6)
授業コード Class code
99K2311
科目番号 Course number
L1CAECMc24

教員名
片山 七三雄
Instructor

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
曜日時限
木曜6限
Class hours

開講学科・専攻 Department
理学部第二部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅱ
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
LETUSも参照してください.
 本授業で扱う読み・書きの対象は英文ですが,英語力の有無は問題にしません.実際,授業で使用する英文にはすべて日本語訳が付してあります.英文を読む時に,英語力以外として必要な力がクリティカルシンキングができる力なのです.むしろ逆に,この力を「考える力」として読解の基礎におければ,英文を読む力を(それゆえ書く力も)高めることができます.
 読解=「考える力」と「考えたことを英語で表現する力」を用いて作者が伝えようとした伝達内容を読み解く
 この作業を正確に(適切に)行うためには,作者が用いたこの二つの力と同じ力が必要になります.正確な読解を通してこの二つの力を身に着ける(方法を理解する)事が出来れば,今度はこの二つの力を用いて作文を行うことができるのです.
 作文=「考える力」と「考えたことを英語で表現する力」を用いて伝えたい伝達内容を表現する
 したがって,読解を「基礎力」と置けば,作文は「応用力」とも言えるのです.
 単に「書く」ことは日本語でも(英語でも)出来ます.しかし,ここで問題にしているのは,「相手に分かるように」「正確に」「正しいロジックを用いて」書く,ということなのです.そこに必要な力が,当然ですが,クリティカルシンキングができる力なのです.

 そして,この力は,
 誰が読んでも分かるように文章を書く
 という方向に向かっています(際に役立ちます).
 この意味で,皆さん全員に必要な力です!
目的 Objectives
この授業の目的は以下です.
・ものを考える力としてのクリティカルシンキングとはどのようなものかがわかる.
・実際にその力を文章の読解に役立てることができる.
 「教養教育の目標」に定める目標の「多様な文化・言語を理解し協働するための国際性を身に付けるとともに、グローバル化した社会の中で、多様な価値観を持つ人材とコミュニケーションを取れる能力」を実現するための科目です.
到達目標 Outcomes
本授業の到達目標は以下です.
・英文を読む際に必要なクリティカルシンキングとはどのようなものなのかを知る.
・クリティカルシンキングを用いて英文を読めるようにする.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
第1回目の授業に必ず出席し,そこで授業内容や進め方などを確認の上,履修するかどうかを決めてください.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
「考える力」が基礎で,「その力を英文を読む際に運用できること」が「応用」とも言えます.
 その意味で,考える力自体の練習はどんどん先に進めてください.
 資料として読む英文は,可能な限り予習をしてみてください.
成績評価方法 Performance grading policy
課題提出(毎回の課題プリント:計30点程度)+期末レポート(二本で70点程度).
フィードバック:毎回の課題は次回の授業時に解答解説を付す(第15回授業実施分を除く).詳細は第01回授業又は LETUS を参照のこと.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
必要に応じ授業中・ハンドアウト内で紹介します.

授業計画 Class plan
第01回 オリエンテーション 授業内容・進め方などの説明
【復習】第01回授業内容(1時間)【予習】第02回授業内容(1時間)
第02回 テキスト(01) 基礎知識編
【復習】第02回授業内容(1時間)【予習】第03回授業内容(1時間)
第03回 テキスト(02) 論理学的知識と作文
【復習】第03回授業内容(1時間)【予習】第04回授業内容(1時間)
第04回 テキスト(03) 論理性とは何か
【復習】第04回授業内容(1時間)【予習】第05回授業内容(1時間)
第05回 テキスト(04) 論理性はどういう状況で必要になるのか
【復習】第05回授業内容(1時間)【予習】第06回授業内容(1時間)
第06回 テキスト(05) 論理性は日本語と英語で同じなのか(1)
【復習】第06回授業内容(1時間)【予習】第07回授業内容(1時間)
第07回 テキスト(06) 論理性は日本語と英語で同じなのか(2)
【復習】第07回授業内容(1時間)【予習】第08回授業内容(1時間)
第08回 テキスト(07) 論理性は英語の文章のどこにどういう形で現れるのか
【復習】第08回授業内容(1時間)【予習】第09回授業内容(1時間)
第09回 テキスト(08) 論理性を身につけるにはどういう練習をすればよいのか
【復習】第09回授業内容(1時間)【予習】第10回授業内容(1時間)
第10回 テキスト(09) 練習問題解答解説(1)
【復習】第10回授業内容(1時間)【予習】第11回授業内容(1時間)
第11回 テキスト(10) 練習問題解答解説(2)
【復習】第11回授業内容(1時間)【予習】第12回授業内容(1時間)
第12回 テキスト(11) 練習問題解答解説(3)
【復習】第12回授業内容(1時間)【予習】第13回授業内容(1時間)
第13回 テキスト(12) 練習問題解答解説(4)
【復習】第13回授業内容(1時間)【予習】第14回授業内容(1時間)
第14回 テキスト(13) クリティカルシンキングが英文読解作文にどのように役立つのか
【復習】第14回授業内容(1時間)【予習】第14回迄の授業内容(1時間)
第15回 授業のまとめ【オンライン非同期】
【復習】第15回授業内容(2時間)

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
このシラバスに記載してある情報の実施細目(例えば試験関連)のお知らせや,そのほか変更点などがある場合には,授業中またはLETUSにてお知らせいたします.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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