シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
Operations Management
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Operations Management
授業コード Class code
9989D51
科目番号 Course number
89DMDTH201

教員名
佐藤 亮
Instructor
Ryo Sato

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
2024/Winter
曜日時限
水曜3限、水曜4限
Class hours
Wednesday 3 and 4

開講学科・専攻 Department
経営学部 国際デザイン経営学科

Department of International Digital and Design Management, School of Management
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義/演習

Lecture/Seminar
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
生産性向上を目的とするオペレーション・マネジメントの主要概念を理解し現実を見る目を獲得する。そのために、多くの企業で業務管理に使用されているERP(統合基幹システム)というソフトウエアを使った演習によって、特に、組織的協業の普遍的モデルとしてのMRPモデルを理解する。国際デザイン経営学科ディプロマポリシーの2,4,6,7に関わっている。経営学の知識との統合を図りながら学習するので、両利き経営のための企業活動全体への洞察につなげることができる。
目的 Objectives
MRPモデルは、製品とサービスを生産するためのビジネスの計画と管理を実行するための仕組みである。特に部品表(BOM)を使って製品やサービスの仕組みを見通す力を養うことができる。ERPソフトウエアを使った実習によってその仕組みを理解し、実際の業務管理と経営学の基本概念を体験的に学習し、理解し、説明し、使えるようになることがこの講義の目的である。情報システムに人が管理されるのではなく、情報システムを使って組織を管理する考え方と具体例を学ぶことができる。
到達目標 Outcomes
目的を実現するために、サプライチェーンと基幹業務の仕組みと実務について、文献を読んでまとめられることと、実務で使うソフトウエアで課題を実行することを積み重ねることが目標である。それによって実務の理解や改革への洞察を得られるようになることが期待できる。課題実行と発表を重ねることで理解を深め、ERPだけでなく、企業における情報システムについて説明や使用できるように学習を進める。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
講義資料と情報システムは英語だが、真剣に何回もぶつかることで実務で使われる言葉を使えるようになる。2コマの前半は講義を行う。後半のコマはERPを実際に使って講義内容を実習する。講義において資料を理解するためのポイントとなる説明をするので、欠席すると講義の意味も情報の意味も分からなくなる。したがって欠席禁止である。
※ 第⼀回に講義概要を説明し演習に使う統合基幹システムのログイン名を配布する。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/プレゼンテーション Presentation/実習 Practical learning
統合基幹情報システム(ERPソフトウエア)を実際に使って毎回実習する。SAP社のERPの中に作りこまれているビジネスで使われるデータとプロセスの流れを使って、販売・生産・購買に関わるプロセスの実例を動かし、実務で実行されるための仕組みとデータの構造を学習することができる。

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習としては、課題を解答して説明するという課題を応えること、次回の分の英語資料などを読んで、計算を理解し、発表できるようにまとめること。企業のための情報システムは、個人でスマホやSNSを個使うこととは全く異なる。企業情報システムについて使用経験を深めるために、演習している課題の意味を考え、レポートにまとめる。
復習としては、課題内容と討論の結果を自分でノートにまとめることと、さらには、『経営学入門』『経営管理』などを念頭に置きつつ、課題の経営的な意味を調べるとよい。
成績評価方法 Performance grading policy
1. 課題実行と提出 50%。
2. 小テストと授業での発表と質疑応答 20%。小テストの正解はLETUSで知ることができる。
3. 最終試験 30%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
講義の中で、その都度紹介する。Heizer, Render and Munson『Operations Management-Sustainability and Supply Chain Management』(12版)Pearson,2017.
Hopp and Spearman『Factory Physics』(3版),Waveland Pr Inc, 2011.
DVD「FLY!FLY!FLY!」

授業計画 Class plan
毎回PCでChromeを利用してERPサーバーにアクセスして使うので、毎回持参すること。タブレットでも可能だが、PCの方がよい。
1. ガイダンス、DXとビジネスプロセスと情報システム。ログイン名の割り当て
2. 統合基幹情報システムの概要
3. 販売管理サブシステムの基本演習
4. 販売管理サブシステムのケーススタディ
5. 自転車サブスクビジネス1
6.自転車サブスクビジネス2
7. MRPモデルの理解と生産管理サブシステムの基本演習
8. 生産管理サブシステムのケーススタディ1:SOPと販売予測
9. 生産管理サブシステムのケーススタディ2:生産計画の実行
10. 製品・農産物・サービスの設計の発表、および生産計画の実習
11. データベース管理システムと基幹情報システム
12.購買管理の基本演習
13.購買管理のケースタディ
14. デザイン経営とオペレーションズマネジメント
15 .到達度評価:まとめと展望
※授業計画については、状況に応じて⼀部変更する場合がある。

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
オフィスアワー(予約不要)F613研究室。火曜日お昼 12時15分〜13時15分
メール rsato(@)rs.tus.ac.jp
メールアドレスの(@)は@に変更してください。  
毎回、学生所有のPCを使用する。

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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