プログラミング基礎１ （Ｘ１組）

Basic Programming 1 （Ｘ１組）

9989B61

89DMDTC102

江夏　洋一

2024年度前期

金曜3限

経営学部　国際デザイン経営学科

Department of International Digital and Design Management, School of Management

1.0単位

演習

Seminar

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

本講義は、エンジニアが携わるコーディングやシステム構築に必要な能力の基礎固めを見据えて、Python を用いたプログラミングの修得を目指す。
具体的な単元として、変数の型や配列などのプログラミングにおける基本操作や概念をはじめ、条件分岐や繰り返し制御を用いた比較・反復に関するアルゴリズムの理解が挙げられる。
これらを実践につなげるために、BYOD 機となるコンピュータを用いた実習形式の授業をメインに行う。

Python を用いたプログラミングの基本的な考え方と計算法、及びその応用を講義する。
国際デザイン経営学科のカリキュラム・ポリシーの 6 に規定される、「基礎学力を強化した上で、「専門科目」との接続を図る」ための科目であり、また、カリキュラム・ポリシーの 1 に規定される、「定量的および定性的なアプローチにより、経営・経済活動及び人間行動を解析・理解するための科学的理論体系と分析手法」の基礎を身に着けるための科目の一つである。

BYOD 機となるコンピュータを用いた実習の過程で試行錯誤を繰り返しながら、プログラミングにおける論理的思考を養成するとともに、簡単なプログラムを作成できるようにすることを本講義の到達目標とする。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

実習は各自のノートパソコン（BYOD 機）を使って行います。
パソコン貸し出しは原則行いませんので、日頃の取り扱いには気を付けましょう。

小テストの実施　Quiz type test／実習　Practical learning

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事前閲覧可能となる当該回の授業資料を予習すること（２時間程度）。
そのうえで，指定された演習課題に取り組み，小レポートとして提出を行うこと（２時間程度）。

各授業回の演習課題の提出状況を評価します。
到達度評価も、行う場合は、配点比率を
試験：６０％、課題提出：４０％
を目安として、取り組み意欲を評価します（到達度評価の有無については状況を見て追って告知します）。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

桑田 喜隆・小川 祐紀雄・早坂 成人・石坂 徹、Jupyter Notebook で始めるプログラミング、学術図書出版社
他にも各自の習熟度に見合う本を自主的に探し、知識を補いましょう。

第1回：ガイダンス

第2回：Pythonの開発環境構築
・Anaconda, Jupyter Notebook のインストール
・Jupyter Notebook でのコマンドライン入力
・簡単な文字列の表示

第3回：数学関数・文字列の表示
・Jupyter Notebook での計算（p.17〜）
・数学関数の利用（p.20〜）
・文字列（p.21〜）

第4回：変数・変数の型・算術演算子
・変数（p.23〜）
・表示関数（p.28〜）

第5〜6回：条件判断
第5回：プログラムの基本構造（逐次実行，条件分岐，繰り返し）・入力関数
・条件分岐（p.31〜）
・逐次実行（p.32〜）
・セルの評価の順序（p.32〜）
・入力関数（p.34〜）

第6回：条件分岐（if 文）・条件式の書き方
・if, elif, else を用いた条件分岐（p.36〜）
・比較演算子を用いた条件式の書き方（p.38〜）

第7〜8回：繰り返し
第7回：while 文，for 文を使った繰り返し
・while 文を使った繰り返し（p.43〜）
・for 文を使った繰り返し（p.46〜）

第8回：繰り返しを使った数値計算
・繰り返しを使った数値計算（p.48〜）
・range() の呼び出し

第9〜11回：データ型（リスト，辞書）
第9回：リスト
・リスト（p.57〜）
・リストの要素の追加・参照・書き換え・削除
・リストに対する演算

第10回：辞書
・辞書（p.64〜）
・辞書の要素の追加・参照・削除
・辞書を使った繰り返し

第11回：分散・標準偏差などを求めるプログラムの応用
・平均，分散，標準偏差
・中央値（median）
・最頻値（mode）
・外部データの読み込みによる統計計算

第12〜14回：関数
第12回：関数とは・関数を書く
・関数（p.71〜）
・関数を書いてみよう（p.76〜）

第13回：ローカル変数とグローバル変数・再帰関数・関数の実行時間
・ローカル変数とグローバル変数（p.76〜）
・再帰関数（p.79〜）
・関数の実行時間（p.80〜）

第14回：計算量（オーダー）
・計算量（p.81〜）
・フィボナッチ数列の計算

第15回：到達度評価・全体の振り返り

単元の習熟度によって、進度を変更する場合もあります。
到達度評価の有無については状況を見て追って告知します。

非線形微分方程式の解挙動に関する数値実験での経験を生かし、プログラミングの講義を行います。

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Anaconda，Jupyter Norebook

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