線形代数学および演習２ （Ｚ組）

Linear Algebra 2 （Ｚ組）

9989B11

89COMAT102

橋爪　洋一郎

2024年度後期

木曜1限

経営学部　国際デザイン経営学科

Department of International Digital and Design Management, School of Management

2.0単位

演習

Seminar

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

「線形代数学および演習１」を引き継ぎ，それらを抽象化して，ベクトル空間の概念，線形写像の概念，固有値・固有ベクトルの概念，データ解析への応用を，その概念を理解させる講義と共に基本的計算を演習する形で授業を行う．演習では，各自が実際に計算を実行する機会を多く取り入れて，実力の定着を図る．

本講義は，経営学の専門知識を修得し活用するための，数理・計量分析を基礎に据えた理工学的な分析力・構想力・創造力を育むため，線形代数学の概念とその思考方法を習得する．この科目は，本学部と本学科が共通にディプロマポリシーとして定めている『1. グローバル化や地球環境問題など広範かつ多様なビジネス環境で発生している諸々の問題に対して自然科学及び社会科学の知識を活用して解明するという基本的方針の下で理論的かつ実践的な考え方を身に付けている』ことの実現を目的とする．

上記の授業内容をよく理解し，それに基づいて，経営学に関連する具体的な課題について定量的立問をし，実際の計算による問題解決等ができるようになる．

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

線形代数学および演習１の内容を十分に習得していること．

小テストの実施　Quiz type test／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work

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予習：予習用教材をLETUSにアップロードする．これを用いて2時間程度予習する事．
復習：2時間程度演習内容を復習し，自分の力で解けるようにする事．

到達度評価試験，レポート課題，小テスト，自由レポートを総合的に評価する．およその配分は試験・小テスト70%，レポート課題・自由レポート30%を予定しているが，全体の得点率に応じて調整する．

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

『チャート式シリーズ　大学教養　線形代数』加藤 文元，数研出版　ISBN : 9784410154638

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１．ガイダンス：受講の仕方を理解する．
２．ベクトル空間１：ベクトル空間の定義について理解する．
３．ベクトル空間２：一次独立と基底ベクトルについて理解する．
４．ベクトル空間３：基底と次元について理解する．
５．線形写像１：線形写像について理解する．
６．線形写像２：線形写像の性質，特に像と核の基底について理解する．
７．線形写像３：基底変換とその表現行列について理解する．
８．内積１：ベクトルの内積について理解する．
９．内積２：正射影ベクトルと部分空間について理解する．
１０．固有値と対角化１：固有値・固有ベクトル・固有空間について理解する．
１１．固有値と対角化２：対角化を実行できるようになる．
１２．固有値と対角化３：２次形式の取り扱い方を理解する．
１３．固有値と対角化４：最小多項式について理解する．
１４．総復習
１５．到達度評価と講評

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