イノベーション・マネジメント

Innovation Management

998616G

86MNMAS304

佐藤　治

SATO Osamu

2024年度後期

2024, 2nd Semester　

月曜2限

Monday, 2nd Period　

経営学部　経営学科

Department of Management, School of Management

2.0単位

講義

Lecture

-

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

世界中の国々/企業はイノベーションによって、社会課題の解決と経済成長の両立を実現すべく躍起になっている。一方で、グローバル化の進展、科学技術の加速度的進化などにより、イノベーションを興し、その成果を勝ち取るためには、様々な要因を考慮し、全体最適化したマネジメントが必須となってきている。本講義では、イノベーションマネジメントに関する理論および必要な要素について解説し、イノベーションマネジメントの全体像を俯瞰する能力の構築を目指す。講義は、座学とディスカッションを組み合わせた形式とする。内容の理解を深める様、積極的なディスカッションを期待する。

経営学部のディプロマ・ポリシー、カリキュラウム・ポリシーに定める「自然・人間・社会に係る幅広い教養、専門分野の枠を超えて横断的に物事を俯瞰できる能力の修得」、「問題発見・解決能力の育成」を念頭に、イノベーション・マネジメントの全体像を把握することを目的とする。

・イノベーションの意義と成功に向けた主要要素を理解すること　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・上記を基に、個々のイノベーション事例に対して、ある程度、将来像を予測できる様になること

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

経営戦略論を履修済みであることが望ましい

課題に対する作文　Essay／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work

-

■準備　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
次回の講義について、参考者などを基に関連内容について、事前に予習しておくこと（2時間程度）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■復習
グループワークや講義内容を振り返り、本質を理解する様、努めること（2時間程度）

成績評価方法：
・講義中に実施する小テストの得点  50%
・到達度評価  50%
・講義のへ貢献（質問や意見、議論など）に応じた加点
に基づき、評価する
・出欠は、モバイル（スマホ）出席登録で確認する。教員から指示があった際に円滑にモバイル出席登録ができるよう、授業開始までに準備しておくこと（モバイル登録忘れは欠席として扱う）。
・小テストの未受験、教室外受験は小テストの得点をゼロとするとともに、当該回を欠席と見做す。
・欠席１回につき、5点の減点を行う。遅刻/早退はそれぞれ1回につき2.5点の減点を行う。欠席、遅刻/早退は、原則、左記ルールに則りカウントするが、特段の事情がある場合には、教員に相談すること。
・欠席、あるいは早退した回の小テストはゼロ点とする（講義室外部からの小テスト受験は無効とするとともに、不正行為とみなす）
・5回以上の欠席または到達度評価未受験の場合は履修放棄とみなす。　　　

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

-

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

・長内厚, 水野由香里, 中本龍市, 鈴木信貴(著）イノベーション・マネジメント　
・近能 善範 (著), 高井 文子 (著)  コア・テキストイノベーション・マネジメント
・一橋大学イノベーション研究センター編（2017) 『マネジメント・テキスト イノベーション・マネジメント入門〈第２版〉』日本経済新聞社

１.   イントロダクション：イノベーション、イノベーション・マネジメントとは
２．イノベーションプロセス
３．イノベーションの発展と普及
４．イノベーションのジレンマ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
 5．イノベーションと研究・開発
６．イノベーションと機会の発見
７．イノベーションと技術戦略
８．イノベーションと製品開発
９．イノベーションと製品アーキテクチャー
10.  イノベーションとビジネスモデル
11.  イノベーションと共創（オープンイノベーション）　
12.  イノベーションと創造的正当化、制度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
13.  イノベーションと知的財産、標準化
14.  イノベーションと政策
15. 前期到達度評価

日系/外資系メーカーにおいて、28年に渡り、ディスプレイ、及び、新規事業関連の研究開発、マネジメント業務に携わってきた。また、上記に並行して、社会人学生として、技術経営を学び、その研究に取り組んだ。工学分野と技術経営分野の研究と実務経験を活かし、本講義を行う。

-

-

・オフィスアワー：水曜日の3限(居室：富士見校舎618)
・メールアドレス：osato@rs.tus.ac.jp
・オフィスアワーを利用する場合は必ず事前（希望日前日迄）にメールでアポイントメントを取ること

Y

N