医療工学

Clinical Biochemistry

9983334

83BIMEB303

西山　千春

Chiharu Nishiyama

2024年度前期

2024/1st Semester

木曜2限

Thursday, 2nd Period

先進工学部　生命システム工学科

Department of Biological Science and Technology, Faculty of Advanced Engineering

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

免疫学的知識、実験技術の理解は、生命科学全般に利用できる。また、基礎免疫学の理解を通じて、臨床応用に繋がる発想が得られる。

分子生物学的手法を用いた免疫学分野の研究現場で役立つ情報を得ることを目的とする。

免疫学の研究に利用される知識を身につけ、応用できる。
豊かな人間性・創造力と国際性を兼ね備え、多面的かつ新しい視点を持って科学技術の発展に貢献できる人材の育成を目指す。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

免疫学基礎、1、2を履修していることが望ましい。

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授業計画を参照して、参考書などで講義予定範囲を予習することが望ましい。また、授業講義ノート、配付資料、参考書を用いて授業内容を復習する。各回ごとに準備学習、復習を指示する。

期末試験またはレポートを主体に、総合的に評価する。
Score of final examination

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

｢免疫生物学（Janeway's "Immunobiology"） ｣・笹月健彦監訳・南江堂・2019年・ISBN978-4-524-25115-5　（教科書）

「分子細胞免疫学（Cellular and Molecular Immunology）」・中尾篤人監訳・エルゼビア社・2023年・ISBN978-4-86034-676-8（参考書）

下記の内容について、適宜組み合わせたり、順序を変えたりしながら、最終的に網羅する。
1.はじめに：本講義のねらい、進め方を紹介する。免疫・アレルギー学の研究に関わる分子生物学、細胞工学、ゲノム医科学、応用生命工学分野の意義を理解する。
2.免疫学概論
3.免疫が関わる疾患
4.アレルギー疾患の発症機構と治療、予防
5.ゲノム医科学概論
6.遺伝子発現制御機構の基礎と研究
7.免疫担当細胞の基礎と研究
8.ターゲット分子の機能解析法：ノックダウン、ノックアウト、ノックインと過剰発現
9.網羅的解析法：マイクロアレイ、ChIP-seq、GWAS（genotyping）
10.抗体の基礎と応用
11.抗体を用いた生体応答制御の基礎研究と臨床応用
12.マスト細胞の機能調節とアレルギー反応制御
13.樹状細胞の機能調節と免疫応答制御
14.まとめ：復習および理解度を評価する。
15.総括と試験、またはレポート
1. Guidance
2. Overview of Immunology
3. Immunity and diseases
4. Allergic diseases
5. Genomic medicine
6. Regulation of gene expression
7. Hematopoietic cells
8. Gene knockdown, knockout, knock-in, and overexpression
9. Microarray, ChIP-seq, GWAS
10. Antibodies
11. Antibodies in Basic Research and clinical application
12. Regulation of mast cells in allergy
13. Regulation of dendritic cells
14. Conclusion
15. Final Examination

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所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定し学士の学位を授与する。
BSc. (Engineering)

所定の期間在学し、「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」という教育理念と、「豊かな人間性・創造力と国際性を兼ね備え、多面的かつ新しい視点を持って科学技術の発展に貢献できる人材 の育成」という教育目標に沿って編成された授業科目を履修して、所定の単位を修得した学生に対して修了を 認定し、学士(工学)の学位を授与する。

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