酵素システム科学｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

酵素システム科学

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Enzymology

授業コード　Class code

9983103

科目番号　Course number

83BIBIO203

教員名

有村　源一郎

Instructor

有村源一郎 Gen-Ichiro Arimura

開講年度学期

2024年度前期

Year/Semester

2024年前期 2024 First Semester

曜日時限

火曜2限

Class hours

開講学科・専攻　Department

先進工学部　生命システム工学科

Department of Biological Science and Technology, Faculty of Advanced Engineering

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要　Description

酵素は、生物の化学反応を触媒することで生命活動を支える極めて重要なタンパク質である。この講義では、酵素の生合成、機能、反応特異性、基質特異性、構造、バイオテクノロジーに関する基礎的な知識について学ぶ。また、現代の酵素学を支える構造生物学、生理学、タンパク質工学、生態学を融合した総合科学について広く学び、議論することで、生物工学に関する独創的かつ柔軟な思考力を身につけた、豊かな創造力と国際性を兼ね備えた人材に成長することを目指す。

目的　Objectives

現代の酵素学を支える構造生物学、生理学、タンパク質工学、分子生態学を融合した総合科学について広く学び、議論することで、生物工学に関する独創的かつ柔軟な思考力を身につけた、豊かな創造力と国際性を兼ね備えた人材に成長することを目指す。

到達目標　Outcomes

遺伝子からタンパク質ができるまでのセントラルドグマおよび、酵素の性質・触媒反応における基本的な知識を身につけ、酵素が触媒する生命活動において、生命活動が如何に育まれるかについて理解する。さらに、タンパク質工学や酵素を利用した最先端のバイオテクノロジーの原理や発展性について理解する。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/

履修上の注意　Course notes prerequisites

なし

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

小テストの実施　Quiz type test

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準備学習・復習　Preparation and review

各回の講義内容を1時間程度復習し、タンパク質・酵素の性質、機能およびこれらを活用したバイオテクノロジーや生命活動について説明できるようにしておくこと。
各回の講義内容を１時間程度復習し、上記内容について説明できるようにしておくこと。

成績評価方法　Performance grading policy

レポート試験等により総合的に評価する。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

Y

書誌情報　Bibliographic information

植物のたくらみ—香りと色の植物学・有村源一郎、西原昌宏・ペレ出版・2018年・4860645448

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

基礎から学ぶ植物代謝生化学・水谷正治ら・羊土社・2018年・4758120900
理工系の基礎　生命科学入門・池北雅彦ら・丸善出版・2015年・4621300121

授業計画　Class plan

第１回：イントロダクション：酵素機能の概要について学ぶ
第２回：タンパク質の合成におけるセントラルドグマについて理解する：遺伝子の転写
第３回：タンパク質の合成におけるセントラルドグマについて理解する：アミノ酸の翻訳
第４回：タンパク質の機能と構造について理解する
第5回：タンパク質の修飾制御について理解する
第6回：酵素の一般的性質について理解する（１）：酵素の分類と構成
第7回：酵素の一般的性質について理解する（２）：酵素反応１
第8回：酵素の一般的性質について理解する（３）：酵素反応２
第9回：酵素の一般的性質について理解する（３）：酵素反応３
第10回：最新のタンパク質工学「無細胞タンパク質合成システムの最前線」について学ぶ
第11-14回：酵素が担う多種多様な生命活動について学ぶ
第15回：達成度評価と解説　　これまでの理解度を試験により評価する

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks

所定の期間在学し、「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」という教育理念と、
「豊かな人間性・創造力と国際性を兼ね備え、多面的かつ新しい視点を持って科学技術の発展に貢献できる人材
の育成」という教育目標に沿って編成された授業科目を履修して、所定の単位を修得した学生に対して修了を
認定し、学士の学位を授与する。

授業でのBYOD PCの利用有無　Whether or not students may use BYOD PCs in class

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授業での仮想PCの利用有無　Whether or not students may use a virtual PC in class

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