力学１ 力学（力学１）

Classical Mechanics 1 力学（力学１）

9981B80

81PHMEC101

大越　克也

Okoshi, Katsuya

2024年度前期

2023/First

木曜4限

Thursday 4th

先進工学部　電子システム工学科

Department of Applied Electronics, Faculty of Advanced Engineering

2.0単位

講義

Lecture

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⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

本授業は，電子システム工学科のカリキュラムポリシー『5．「基礎科目」では、1学年次より「基幹基礎科目」、「専門基礎科目」の授業科目を効果的に配置し、併せて学生が自ら学ぶ学修時間を確保し、基礎学力を強化したうえで、「専門科目」との接続を図る。1学年次では専門分野に捉われない幅広い基礎学力の習得を図る。』の「基幹基礎科目」，工学の基礎となる物理学，とりわけ力学の分野を学ぶ基幹基礎科目としての位置づけの授業である。

流体力学・熱力学統計力学・電磁気学・量子力学など、物理学の様々な分野の原点であるNewton力学を学ぶことにより、Newton力学自身の理解と同時に、物理学全般への入門を行うことを目的とする。

運動を変化させる源となる力の場の概念を理解し、力を受けた質点の運動が、座標を時間の関数として表すことで表現できることを学ぶ。そして、その時間の関数は、Newtonの運動方程式（微分方程式）を解くことにより完全に決められることを学ぶ｡

最終的には、このNewton力学の決定論的世界を学ぶことで、日常身の回りで目にすることができる様々な物体の運動を自分自身で理解でき、自然現象を眺める物理学的な目を養うことを目標とする｡

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

高等学校における履修した物理学および数学の内容を十分理解して臨むこと。
また、授業実施形態および内容に関しては、状況に応じて、適宜変更することがあるので、注意すること。

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（準備学習）前回の学習内容を理解し、教科書の学習予定該当箇所を事前に確認すること。
（復習）授業内容に関して不明な点を理解し、関連事項に関する問題演習などを各自行うこと。

到達度評価試験70%、レポート30%で評価をする｡　　

レポートについて
状況に応じて、提出方法、課題内容や提出期限は後日指示する予定。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書「考える力学」兵頭俊夫　学術図書出版

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
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講義の進行に併せて、適宜、紹介していく予定。

1回　ガイダンス　
　　　　 本講義の目的及び履修内容
　　　　 科学の中の物理学の位置

第2回　　物理学の考え方
　　　　　単位と物理量の関係について
　　　　　力学、電磁気学、熱力学、量子力学などの関係性

第3回　　運動の記述（１）　力とは何か？（力の概念）
　　　　　Newtonの運動の法則(慣性とはなにか)
　　　　　運動の相対性について

第4,5回　様々な場における運動の解析 (1)
　　　　　運動方程式と微分方程式
　　　　　物理的制約（初期条件と境界条件）
　　　　　微分方程式の解法（線形微分方程式）

第6-7回　 問題演習(第2回〜5回までの復習)

第8-9回　 様々な場における運動の解析 (1)
　　　　　空気抵抗がある重力場中の物体の運動

第10-11回   様々な場における運動の解析 (2)
                  単振り子及び単振動の解析

第12回 　　角運動量の概念

第13-14回　　様々な場における運動の解析 (5)
問題演習（第8〜12回までの復習）

第15回　　到達度評価試験
　　　　　　これまで学んだことについて、到達度の評価を行う

※状況に応じて、変更の可能性があります。

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