論文輪講

Seminar on Literature

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柴　建次

Kenji Shiba

2024年度前期

1nd Semester

集中講義

Intensive Course

先進工学部　電子システム工学科

Department of Applied Electronics, Faculty of Advanced Engineering

1.0単位

卒研

Graduation research

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要
自分の研究分野について，海外の従来研究（英語論文）を自分で探し，要約することができる能力を身につける．また，日本語論文，英語論文を自分で書くことができる力を身につける．



就職に対して：
社会で必要な短時間で英文を理解するための能力の基礎を身につけることができる．
日本語論文を書く力が増す．

研究のための問題解決能力を身につけること，研究論文を読み理解する力を身につけること，自らの研究のアブストラクトや学会原稿を英語でかけるような力を身に付けることが目的です．

本学のディプロマ・ポリシーに定める
　　（１）自然と人間、社会に対する幅広い教養を持ち、電子応用工学分野の枠
　　　　　を超えて横断的にものごとを俯瞰できる能力
　　（２）習得した専門知識や教養をもとに、新しい視点から課題を発見し、解
　　　　　決する能力
　　（３）主体的に多様な人々と協働し、国際的視野を持って活躍できる能力
を実現するための科目です。

問題解決能力を身につけて，研究論文を読み理解することができ，かつ，自らの研究のアブストラクトを英語で書きあげることができるようになる

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

毎回の出席，毎回プレゼンが原則となる．

課題に対する作文　Essay／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／プレゼンテーション　Presentation

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予備学習

・割り当てられたテーマの研究調査を自ら行う．
・疑問などは自分で調査する．
・日本語の査読付き論文（分野は問わない，電気学会　等でよいが，”原著論文”　と書いてあるもの）を出来る限り多く読む．正しい日本文（論文用）の書き方，適切な論文の構成，適切なページ数，適切な図の書き方，適切な表の書き方，適切な参考文献の書き方を，読み取る．

復習

・先生や先輩に言われたことをさらに自分で熟考し，各自で研究を進める．
・自分で英文アブストラクトを書いてみる．英文論文を書いてみる．

プレゼンテーション40％，レポート50％，質疑応答　10%

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

IEEE Trans.BME, IEEE Trans. Biomed. Circuit and Systems, Artificial Organs, ASAIO,
J. of Artificial Organs 等

内容
英語論文を読み，主な内容をパワーポイントにまとめ，プレゼンする．

１．必要な日本語論文，英語論文を，適切にかつ素早く検索できる力をつける
適切な英語のキーワードを入れて，検索されてでてきた英語論文が，自分の研究に該当する論文かどうかを素早く判断する力を身につける．そのためには，アブストラクトやイントロダクションだけを読んで，何を書いてあるかを瞬時に判断できる力は重要（背景となる技術や知識を事前に身につけておくことも必要）．

２．電気系日本語及び英語論文：日本AEM学会会誌，IEEE Trans.の論文や，国際会議論文を読み，実験方法や結果等をどこまで詳細に書いて，どこを省けば良いのかをよく把握する．

３．医学系の英語論文：Artificial Organs, ASAIO 等の論文や，国際会議論文を読み，実験方法や結果等をどこまで詳細に書いて，どこを省けば良いのかをよく把握する．また，電気系の論文との書き方の違いや特徴なども把握する．

４．論文の主な内容を短時間で理解し，日本語論文や英語論文が自分で書けるようにする．

５．読んでほしい内容（キーワード）
・生体電磁環境工学系の論文（SAR, ICNIRP, Biological effect, Bioelectromagnetic, FDTD, Electric field, Implantable, Antenna 等）
・パワーエレクトロニクス系（Switching circuit, Rectifier, Magnetic induction, Energy transmission, Soft switching, Battery　等）
・EMC系（Emission, Immunity, EMC, CISPR, FCC, IEC, Leak current）
・医療機器系（Artificial organs, VAD, Pacemaker, Artificial heart, DBS, Capsule endoscope, Implantable, AED, ICD）

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