教員名 : 柴 建次
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
卒業研究
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Graduation Research
授業コード Class code
9981818
科目番号 Course number
81UGRES401
教員名
柴 建次
Instructor
Kenji Shiba
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
Year/Semester
1nd Semester
2nd Semester 曜日時限
集中講義
Class hours
Monday-Friday
開講学科・専攻 Department
先進工学部 電子システム工学科
Department of Applied Electronics, Faculty of Advanced Engineering 単位数 Course credit
4.0単位
授業の方法 Teaching method
卒研
Graduation research 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
概要:
指導教員から割り当てられた研究テーマについて,1年間かけて研究を行い,卒業論文としてまとめます.また,卒論発表を行い,自分の研究内容を人に伝える方法も学びます. 就職に対して: 研究を行うために必要な上記の知識の基礎が,身につけられるようになる.また,学会発表,共同研究などの交流を通して,社会の常識の一部を身につけられるようになる. 目的 Objectives
研究を遂行するための様々な力(情報収集能力,研究をデザインする能力,論文に素早くまとめる能力,推敲して正確に伝わる文章を書く能力,間違いなく伝わるプレゼンを行う能力,交渉能力)を身につける.研究者として必要な総合的な知識・常識も身につける. 本学のディプロマ・ポリシーに定める (1)自然と人間、社会に対する幅広い教養を持ち、電子応用工学分野の枠 を超えて横断的にものごとを俯瞰できる能力 (2)専門分野に捉われない幅広い基礎学力 (3)基礎学力を基盤とした発展性を有する専門知識 (4)習得した専門知識や教養をもとに、新しい視点から課題を発見し、解 決する能力 (5)主体的に多様な人々と協働し、国際的視野を持って活躍できる能力 を実現するための科目です。 可能であれば,8月には中間発表を行い,3月には学会等で,発表原稿を提出し口頭発表を行うことが望ましい. 到達目標 Outcomes
到達目標:
1.エレクトロニクスの専門家の前で,自らの研究を正しくかつわかりやすく説明でき,専門科からの質問に正しく答えることができるようになる. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
コアタイム(平日11:00-17:00)は,研究室にきて各自研究を進めること.毎週開催しているゼミへの出席は必須.1週間行ってきたことを,わかりやすくまとめてゼミでプレゼンすること.
各自の研究については,まずは,自分でよく熟考したり調査したりする. 自分でできる限り調べるのが基本だが,不明な点で止まってしまったときは先輩などに聞く.それでも止まってたときは,調べたことをまとめたPPTをゼミでプレゼンした,先生に相談してみる, (調べたことは先生や先輩に報告できるよう,いつでもPPTにわかりやすくまとめる) アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/実験 Experiments/実習 Practical learning
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準備学習・復習 Preparation and review
ゼミが基本になるので,その予備学習と復習について書く.
・予備学習:前回の復習の内容を元に,前回と同じ間違いを繰り返していないかを調べる.事前にゼミ発表のシミュレーションを行っておく. ・復習:教員や先輩からのコメントがあった場合,メモを取るとともに,何を言われたか,何を意味した内容かを深く考える. 成績評価方法 Performance grading policy
毎週のゼミの出席+ゼミの研究報告 60%, 中間発表や学会等での発表:30%, 卒業論文:10%
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
自分で探してきた国内論文,海外論文,研究室の図書登録済み書籍
授業計画 Class plan
本研究室の卒論では,電気電子工学を基礎とし,医療,生体,自然環境,人工環境,安全性をキーワードとしたテーマを研究する.テーマは様々であるが,共通しているのは,電気電子工学と人間をとりまく環境との間で起こるおもしろい物理現象に着眼していることで,医療や福祉,生活環境に役立つことを研究する.
一例を列挙する. 1.人体に埋め込む人工心臓システムにおける電気安全性の研究 模擬人体内に補助人工心臓を入れたときの電磁ノイズの測定と,電磁界解析を行う.また,東大医学部で開発中の人工心臓を対象に,非接触で電力を送るシステムを設計・試作し,そこから発生する電磁ノイズの測定または生体影響解析を行う. 2.カプセル内視鏡等の小形医療機器を対象とした電力伝送・情報伝送の研究 人体内深部で用いる医療機器は,電磁波を用いて体内-体外間の通信を行う必要があるが,人体により電磁波の減衰があるため,効率の良いアンテナや通信方法の検討が必要となる.また,体型よっても,電波の放射が異なる.これを,電磁界解析により検討する.また,共振を利用して効率よく電波を送る方法についても研究する. さらに,電極を人体に貼り付けて体内医療機器に電力伝送する新しい電力・情報伝送方法(容量結合)についても設計・試作する. 3. 10MHz帯の電磁波を用いた空間電力伝送の研究 10MHz帯の電磁波を用いて,非接触で空間中を電力伝送する方法について検討する.小型モバイル機器への電力伝送を目的とする. 4.精密な電気的特性のデータを備えたデジタル模擬人体モデルの構築とその活用 電磁波の人体影響を調べるために,電気的特性の模擬実験できる人体モデルが求められている.しかし,現在のものは細かい血管等が含まれていないためこれを加えたものを設計・試作した上で,電磁波がそれらにどの程度影響するか調べる. 計画 前期前半 先輩の指示を受けながら,実験を行い,ゼミでプレゼンする. 前期後半 発表準備.中間発表会でプレゼンを行う. 後期前半 研究テーマを決め,実験計画書を書き,先生と相談してから先輩と一緒に実験を行う.さらには,ゼミで結果をプレゼンし,深い考察と,それに必要な追加実験を行う. 後期後半 プレゼン準備と,他の研究に対する質問の練習.卒論発表会とできれば3月の学会でプレゼンを行う. 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
Mathematica
FEKO, CST Studio SUITE, Simetrix
備考 Remarks
1週間に1回のペースで進捗状況を報告できることが望ましい.
ゼミでの進捗のプレゼンを見させてもらい,内容に信頼性があり,質疑応答に対しての調査が十分できている場合は,先生から学 授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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