シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
数値計算法
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Numerical Calculation Methods
授業コード Class code
9981390
科目番号 Course number
81ICNUC301

教員名
佐竹 信一
Instructor

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
曜日時限
月曜2限
Class hours

開講学科・専攻 Department
先進工学部 電子システム工学科

Department of Applied Electronics, Faculty of Advanced Engineering
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
C言語を使い、シミュレーションや計測実験などに使う基礎的な計算手法について講義し演習を行う。 キャリアとの関係では、情報関連分野で働くためのコンピュータ技術を学ぶことができる。

目的 Objectives
本学科のディプロマ・ポリシーに定める『基礎学力を基盤とした発展性を有する専門知識』を修得するための科目です。
到達目標 Outcomes
1.電子応用工学分野で使われる数値計算手法を理解しプログラミングできるようになる。
2.計算結果をグラフィックスを用いて表現できるようになる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
プログラミング及び実習1とプログラミング及び実習2の単位を修得していることが望ましい
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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準備学習・復習 Preparation and review
各回ごとに準備学習・復習については指示する。
詳細は「授業計画」を参照すること。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価50%、レポート50%

学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
ニューメリカル・レシピ・イン・シー「日本語版」、技術評論社

授業計画 Class plan
[ ]内は準備学習、復習に必要な時間の目安

1 授業の概要と電子応用工学分野での数値解析手法の概説   
(準備学習)計算工学と数学・物理学の関係を予習しておく。[0.5時間]
(復習)対象となる問題に対応した数値計算手法を理解する[0.5時間]
数値解析手法の分類ができるようになる。

2 偏微分方程式
(準備学習)微分積分について予習。[0.5時間]
(復習)偏微分方程式の分類方法について理解する。[0.5時間]
数値解析手法に対応した偏微分方程式の分類ができるようになる。

3 数値計算と誤差
(準備学習)数学式について予習。[0.5時間]
(復習)誤差の種類と離散化について理解する。[0.5時間]
数値計算をするうえで誤差の定義が理解できるようになる。

4 定常熱伝導
(準備学習))熱伝導の基礎方程式の見直し。[0.5時間]
(復習)熱伝導方程式に関する知識を総合的に理解する[0.5時間]
熱伝導方程式に関する知識を総合的に理解できるようになる。


5  熱伝導方程式の数値計算法(その1)
(準備学習)差分化について予習。[0.5時間]
(復習)差分のアルゴリズムについて理解する。[0.5時間]

6  熱伝導方程式の数値計算法(その2)
(準備学習)差分化について予習。[0.5時間]
(復習)差分のアルゴリズムについて理解する。[0.5時間]

7  熱伝導方程式の数値計算法(その3)
(準備学習)微分積分について予習。[0.5時間]
(復習)TDMAアルゴリズムについて理解する。[0.5時間]
差分方程式化した場合の行列との関係が理解できるようになる。

8  熱伝導方程式の数値計算法(その4)
(準備学習)微分積分について予習。[0.5時間]
(復習)TDMAアルゴリズムについて理解する。[0.5時間]
差分方程式化した場合の行列との関係が理解できるようになる。

9  対流項スキームの数値計算法(その1)
(準備学習)微分について予習。[0.5時間]
(復習)差分スキームの導出方法について理解する。[0.5時間]
差分方程式化した式が理解できるようになる。

10  対流項スキームの数値計算法(その2)
(準備学習)微分について予習。[0.5時間]
(復習)移流問題について理解する。[0.5時間]
移流問題のプログラムが理解できるようになる。

11  対流項スキームの数値計算法(その3)
(準備学習)対流項スキームについて予習。[0.5時間]
(復習)移流方向と数値拡散について理解する。[0.5時間]
数値粘性が理解できるようになる。

12  移流拡散問題の数値シミュレーション(その1)
(準備学習)コントロール・ボリュームに基づく離散化について復習しておく。 [0.5時間]
(復習)境界条件の与え方について理解する。[0.5時間]
離散化した式に対しての境界条件を与えることができるようになる。

13  移流拡散問題シミュレーション(その2)
(準備学習)コントロール・ボリュームに基づく離散化 [0.5時間]
(復習)クーラン数について理解する。[0.5時間]
クーラン数の定義を理解できるようになる。

14  移流拡散問題シミュレーション(その3)
(準備学習)コントロール・ボリュームに基づく離散化 [0.5時間]
(復習)クラーン数と数値解の関係について理解する。[0.5時間]
適切なクーラン数を定義できるようになる。

15 到達度評価
 当該授業における達成度を到達度評価により確認する。
 その後、授業として当該授業科目の内容の総括を行う。


授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N