建築設計スタジオ２D

Studio 2D of Architectural Design

997A604

71PDURP633

伊藤　香織

Kaori ITO

2024年度後期

the second semester, 2024

集中講義

Intensive Courses
almost every Tuesday afternoon

創域理工学研究科　建築学専攻

Department of Architecture, Graduate School of Science and Technology

4.0単位

演習

Seminar

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

建築設計スタジオは，スタジオ毎の特色ある実習を通じ，生きた知識や技術修得のための教育プログラムを提供する場である．同時に，実社会での建築設計にかかるデザインリテラシーを身につけ，芸術工学とデザイン工学の融合・連環を試行するデザイン・リサーチラボの基盤となる．
建築設計スタジオ2Dでは，実際の地域において，地域づくりの方針，地域の空間や歴史文化，地域を構成する主体，地域を作り運営する仕組み，法規や制度などについて，調査し，デザイン提案をする．デザインは，建築スケールの空間設計と，地域スケールの提案，さらには運営の組織や仕組みなどに及ぶ．また，地域の未来を見据えて，経時的な変化を想定しデザインを行う．他大学や地域組織との合同演習とし，行政，地域住民，地元企業などと連携しながら設計を進める．

今日の建築設計者に求められるのは，単に与えられた設計条件に沿った建築を設計する技術ではなく，その地域に求められる適切なプログラム，規模，空間を持った建築を提案する総合的な設計能力である．本科目の目的はその能力を養うことである．

都市・地域の視点に立ち，総合的な建築設計の手法を身につけるために，都市の「空間」および「政策・制度・事業」をデザインする能力を磨くことである．授業のテーマは，都市の現状を捉え，未来を構想し，現実に変えるための戦略を練る技術を学ぶことにある．実社会における諸条件を考慮しながら建築設計を行うための実践的演習と位置づけられる．

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

本スタジオは，東京大学，千葉大学，筑波大学と合同で行う「都市環境デザインスタジオ」に位置付けられる．エスキースやプレゼンテーションは，主に柏の葉アーバンデザインセンター（UDCK）及び東京大学柏キャンパスで実施する．

ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work／プレゼンテーション　Presentation

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授業の進捗に応じて，敷地調査，デザインスタディ，模型制作，設計図書作成，プレゼンテーション作成を必ずしてくること．

調査・設計内容，中間発表会・講評会での発表と質疑応答，成果をまとめたブックレットを総合的に評価する．

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

テーマに応じて指導

1 課題説明、レクチャー、地域視察、個人エスキース
2 敷地調査、地域の課題の検証
3 個人発表、グループ分け、事例整理
4 地域の将来像に関するエスキース
5 コンセプト・敷地分析・計画方針等に関するグループ発表
6 計画等に関するエスキース
7 マネジメント戦略等に関するエスキース
8 アクティビティ・建築物・マネジメント等に関する中間講評会
9 配置計画図、模型等によるエスキース
10設計図、模型等によるエスキース
11模型とプレゼンテーションパネルの確認、プレゼンテーション予行演習
12講評会
13講評会での指摘事項に基づく提案修正の確認
14設計修正、プレゼンテーション方針チェック
15模型・プレゼンテーションボード修正
16一般公開最終講評会
17合同講評会

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