シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
コンクリート構造工学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Reinforced Concrete Engineering
授業コード Class code
9976501
科目番号 Course number
76CESMM303

教員名
(担当未登録)、加藤 佳孝
Instructor
Yoshitaka KATO and Kazuaki NISHIMURA

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
2024 2nd Semester
曜日時限
水曜2限
Class hours
Wednesday /2nd period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
コンクリート構造物を適切に供用するためには,様々な構造物の特徴を踏まえつつ,力学的な特徴と使用材料の特徴を理解しておく必要がある.本講義では,コンクリート部材の単純な力学的な特性,様々なコンクリート構造物の特徴と使用材料の特徴の基礎知識について,講義形式で授業を行う.なお,様々な構造物および材料に関する知識については,実務で活躍されている外部講師による話題提供を実施する.
目的 Objectives
トンネル,ダム,港湾構造物,PC構造物,舗装等の様々な構造物の特徴を理解することを目的とする.また,単純RC梁を例題として,鉄筋コンクリート部材の相互作用図を作成できるようになることを目的とする.また,各種構造物の材料選定や設計では倫理観も重要であることから,これに関する技術者倫理についても考える.
到達目標 Outcomes
1. トンネル,ダム,港湾構造物,PC構造物,舗装等の様々な構造物の特徴を説明できる.
2. 単純RC梁部材の相互作用図の求め方を説明できる.
上記の内容に関する試験等において,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する.

※社会基盤工学科が定める学習・教育目標との関連
 上記の[到達目標]は下記の主とて関連する学習・教育目標に基づいている.
目標 (B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる.」に関連する.
他の関連する学習・教育目標:
目標(D) 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し,その社会的役割と責任を認識し,技術者倫理に基づいて判断できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
特になし.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習:LETUSに動画をアップしている授業の場合は,事前に内容を確認する.それ以外については,各回の授業計画を参照し,インターネットなどを活用して自ら調べておくこと.
復習:授業の内容を復習し,LETUS上の小テストに解答する.
成績評価方法 Performance grading policy
1回〜5回の小テスト:20%
1回〜5回の授業内容に関する到達度評価:30%
外部講師の話題に関する小テスト(またはレポート):50%
到達度評価の実施時期については,LETUSでアナウンスする.

フィードバックの方法:模範解答等は試験の次の回の講義やLETUS上で解説する.





学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
特になし.

授業計画 Class plan
1.RCの特徴
鉄筋コンクリートの力学的な成立条件について説明できるようになる.
2.照査および材料の設計値,曲げひび割れ
設計照査および材料(コンクリート,鉄筋)の設計用値について理解する.
RC単純梁の曲げひび割れを計算できるようになる.
3.曲げ耐力
RC単純梁の曲げひび耐力を計算できるようになる.
4. 相互作用図(1)
RC単純梁の相互作用図について説明できるようになる.
5. 相互作用図(2)
RC単純梁の相互作用図について計算できるようになる.
6.セメント系材料(外部講師)
セメント系材料の材料開発に関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
7. 化学混和剤(外部講師)
化学混和剤等の技術に関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
8.到達目標の達成度の確認
1.〜5.回までに学習した内容に関する問題を解くことができる.
9.プレストレストコンクリート(外部講師)
プレストレストコンクリートに関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
10.プレストレストコンクリート(外部講師)
プレストレストコンクリートの機構について実演を通して理解する.
11. 海洋構造物(外部講師)
海洋構造物に関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
12.トンネル構造物(外部講師)
トンネルで使用するコンクリートに関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
13. ダム構造物(外部講師)
ダム工事に関する先端的な取り組み(建設DX,CIM等)を含む外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
14.舗装(外部講師)
舗装に関する外部講師の話題を簡潔にまとめて説明できるようになる.
15. 到達目標の達成度の確認
到達目標の達成度を確認し,自身の現状を把握する. 


授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
加藤:国内研究機関の研究員(建設マネジメント系)の勤務実績を活かし,建設プロジェクトにおけるコンクリート構造物の位置づけについて講義する.
西村:国内企業(材料系)の勤務実績を活かし,コンクリート構造物に使用される材料の役割について講義する.
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N