シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
現代における土木建設技術の役割と展望
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Current Practice and Perspective ofCivil Engineering
授業コード Class code
9976410
科目番号 Course number
76CEPRI304

教員名
出口 浩、小島 尚人、塚本 良道、二瓶 泰雄、佐伯 昌之、榎本 忠夫、寺部 慎太郎、木村 吉郎、仲吉 信人、栁沼 秀樹、柏田 仁、田中 衛、石丸 太一、森近 翔伍、橋本 永手、加藤 佳孝
Instructor
Yoshitaka Kato, Hiroshi Deguchi, Hirohito Kojima,  Yoshimichi Tsukamoto, Yasuo Nihei, Masayuki Saeki, Shintaro Terabe, Kichiro Kimura, Makoto Nakayoshi, Hideki Yaginuma,Tadao Enomoto, Nagate Hashimoto, Jin Kashiwada, Taichi Ishimaru, Shougo Morichika, Mamoru Tanaka

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
2024 First Semester
曜日時限
金曜5限
Class hours
Friday, 5th Period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)を対象として,これまでに習得してきた各分野の知識に基づき,各分野の今日的な問題や最先端の技術等について,講義形式で授業を行う.毎回の授業で小テストを実施し,各自で到達目標の達成度を確認する.
目的 Objectives
本講義は,土木技術に関する今日における役割や課題,今後の展望を学ぶことを目的とする.ここでは,各専門分野において,学部で取り扱う講義内容と現在の先端的研究レベル及び実務との関連性を俯瞰し,学部教育の目的と限界とともに大学院教育の意義と役割を理解する.この講義を通して,土木技術全般に関する知識を深めると共に,技術者倫理を各テーマで考察し,今後の進路決定を含め技術者として成長するために必要な情報と知識を整理すること(職業教育・キャリア教育を含む)を目標とする.さらに,その結果を論理的に記述する力を身につける.
到達目標 Outcomes
各回の授業項目に記された内容について説明できる.
この内容に関する小テストにおいて,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する.

※ 社会基盤工学科が定める学習・教育目標との関連
 上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている.
主として関連する学習・教育目標:
 目標(C) 土木工学の実務的な課題を理解し,それを解決するのに必要な知識を獲得できるようになる.
他の関連する学習・教育目標:
 目標(D) 土木技術が自然・社会に及ぼす影響・効果を理解し,その社会的役割と責任を認識し,技術者倫理に基づいて判断できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
社会基盤工学科で提供している科目のうち2年時までに履修すべき科目を十分に理解していることを前提として講義が進められる.また,主として次年度社会基盤工学科の卒業研究に着手する予定の学生を対象とするため,履修は社会基盤工学科の学生に限る.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
準備学習:各回の授業計画を参照し,これまでに学習した当該学問分野の復習を1時間程度しておくこと.
復習:各回2時間程度の時間をかけて講義内容を十分に復習し,習得した知識を元に「今後の土木技術者はどうあるべきか」について論じられるようにしておくこと.
成績評価方法 Performance grading policy
毎回の授業で実施する小テスト等を総合して評価する.
小テスト等の実施,提出方法は,各回の担当教員の指示に従うこと.
ただし,4回以上欠席した場合には単位取得を認めない.
[フィードバックの方法]
小テスト等の提出には理大のe-learning system(LETUS)を利用することがある.採点後,採点結果と必要に応じてコメントをLETUSを通じて連絡する.
講義内容等に関する質問は,各回の担当教員に直接連絡すること.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
①参考書
「理工系の基礎 土木工学」土木工学編集委員会編,丸善出版,2018
②その他資料
必要に応じて各担当教員が資料等を提供する.

授業計画 Class plan
1      概論:学部教育の目的・限界及び院教育・研究の意義を理解する.「コンクリート工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
2    「水文学、気象学」の役割を理解し,今後必要となる研究を展望することができる.
3    「環境工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
4    「構造工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
5    「河川工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
6    「橋梁工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
7    「国土情報工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
8    「交通計画」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
9    「交通行動分析と防災計画」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
10  「土質力学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
11  「地盤工学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる. 
12  「材料科学」の役割を説明し,今後必要となる研究を展望することができる.
13    実務としての土木工学を知ることで土木工学の役割と展望を説明できる.(外部講師)
14    大学で行っている研究の事例紹介1
15    大学で行っている研究の事例紹介2

なお,講義の順番は毎年変更するため,詳細についてはLETUSを通して情報提供する.

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
小島:会社員(土木系)及び国内研究機関の研究員(リモートセンシング系) の勤務実績を活かし,国土情報工学について講義する.
加藤:国内研究機関の研究員(建設マネジメント系) の勤務実績を活かし,コンクリート工学について講義する.
柳沼:コンサルタント会社員(交通計画系)及び国内研究機関の研究員(交通計画系)の勤務実績を活かし,交通計画について講義する.
榎本:行政職および国内研究機関の研究員(地盤工学系)の勤務実績を活かし,土木構造物の基礎について講義する.
橋本:国内研究機関の研究員(建設材料系)の勤務実績を活かし,建設材料について講義する.
柏田:会社員(土木系)として水工学に関する実務経験と勤務実績を活かし,水工学について講義する.
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N