機械製図１ （隔週）

Mechanical Drawing 1 （隔週）

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田島　泰治、岡田　裕

田島泰治、岡田裕

2024年度前期

1st Semester 2024

金曜2限、金曜3限、金曜4限

Friday 2nd~4th period

創域理工学部　機械航空宇宙工学科

Department of Mechanical and Aerospace Engineering, Faculty of Science and Technology

1.0単位

実習

On-site practical training

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

製図とは設計者の意思を図面に表し、関係部署（製造・検査・資材など）に伝達するメディアを作成することである。このメディアが機械設計図であり、一般に図面と呼ばれる。機械製図1Aでは、主に機械製図法の基礎的事項を学修し、3D(3次元）-CADにより作成した2D(２次元）図面と、正確な性状情報（JISに則った種々の加工情報）のある設計図面とを比較して、その差を理解すると共に、新しい製品を生み出すための創造力を育成していく。これらは、機械系技術者として必ず必要とされる能力である。

①機械製図法の基礎的事項を学修し、応用課題にも対応可能な能力を身に付けること。
②基礎的3D(3次元）-CADにより作成した2D図面と、正確な性状情報（JISに則った種々の加工情報）のある設計図面について学修し、応用可能な能力を身に付けること。

　これらは、当学科のディプロマポリシー「2．機械工学分野で必要な基礎学力と、その上に立つ専門知識。」に関係する。

①機械製図法の基礎的事項の理解とJIS規格に従って製図ができること。
②基礎的3D(3次元）-CADにより作成した2D図面と、正確な性状情報（JISに則った種々の加工情報）のある設計図面とを比較し、その差を理解し、さらに3Dと2D設計図面の製図ができること。

これらにより、当学科のディプロマポリシー「2．機械工学分野で必要な基礎学力と、その上に立つ専門知識。」に関係する能力を得ることができる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

「機械製図1」（2年前期、必修）の知識は「機械製図2」（2年後期、必修）を履修する上で必須である。さらに、「機械製図1」（2年前期）と「機械製図2」（2年後期）の知識は「機械製図3」（3年、必修）履修のために必須である。従って、「機械製図1」（2年前期）の内容をしっかり勉強しておかないと、「機械製図3」（3年）の修得ができない可能性大である。このことによく注意して、「機械製図1」（2年前期、必修）の履修をすること。

さらに詳細な授業予定はプリント等によって周知する。なお、履修にあたっては全ての授業に出席することを基本とする。

実習　Practical learning／-

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毎回の授業の復習（特に、各種図面指定法やJIS規格に関すること）を怠らないこと。また、毎回の授業中の課題は予め指定されているので、教科書の該当する箇所を学習しておくこと。

学期末に到達度評価（筆記試験を実施する）を実施する。

　到達度評価（筆記試験を実施する）で合格点（60点以上）の取得を条件とし、平常点（CAD演習)による評価1/2に到達度評価（筆記試験を実施する）の評価1/2を加味して総合的に成績を評価する。
さらに、課題を全て期限までに提出していることが合格の必須要件となる。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

新編JIS機械製図(第6版)
吉澤 武男他、編著
森北出版

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

製図の規則
・JIS B0001-2010 機械製図
・大西　清著：「JISに基づく標準製図法」、理工学社
・植松、高谷、深井共著、　「初心者のための機械製図」、　森北出版（株）

その他にも製図関連の書籍があり、製図に関する規則などをまとめた点ではどれも同じ内容であり、
これらを教科書と併用することで一層理解を深めることができる。

機械要素関連（設計的な立場での理解）
塚田、舟橋、野口共著：　「機械設計入門」　実教出版
吉本、下田、野口、岩附、清水共著：　「機械設計」　理工学社

機械設計に関する知識と製図に関する理解は相関がある。特に、機械要素の特徴を理解することで、
製図における規則についても理解しやすくなる。

以下の1〜8の内容に関し、1はA,Bクラス合同で実施し、他は各クラス隔週実施とする。主に
ボルトや歯車などの代表的な機械要素を中心に3D図面の作成とフリーハンドによる2D図面の作成を
通じて機械製図法に関する理解を深める。


1 　　製図と規格　　　　　　JISにおける位置付けと３D-CAD(Creo)の概要　

2 　　機械製図法（A-１） 線・文字・図形・寸法等の製図の基礎と表面性状について
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（例題：Vブロック）

3 　　機械製図法（A-２） 断面・面取り・穴等の寸法表示と寸法公差について
　　　　　　　　　　　　　　　　　（例題：歯車ポンプおよび油圧シリンダの部品）

4　　 機械製図法（A-３　幾何公差ならびに設計図チェック項目
　　　　　　　　　　　　　　　　　（例題：フランジ形たわみ軸継手、継手本体）

5 　　機械要素製図法（A-１）　ねじ・ボルト・ナットの図面指定法
　　　　　　　　　　　　　　　　　（例題：六角ボルトの締付図、六角ナット）

6 　　機械要素製図法（A-２） 　歯車の図面指定法
　　　　　　　　　　　　　　　　　(例題：平歯車、要目表による詳細指定）

7 　　機械要素製図法（A-３）　ころがり軸受けの図面指定法
　　　　　　　　　　　　　　　　（例題：深溝玉軸受、自動調心玉軸受）

8. 機械製図法の復習とまとめ　　　製図総則と演習課題まとめ　

　　　到達度評価試験

岡田　裕：自動車メーカーでの研究員の経験を活かし講義する

田島泰治：電機メーカーでの研究員の経験を活かし講義する

Creo Parametric

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特になし

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N