シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
メカトロニクス及び演習
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Mechatronics and Exercise
授業コード Class code
9975510
科目番号 Course number
75BAACM222

教員名
荒井 翔悟、竹村 裕
Instructor
Shogo Arai, Hiroshi Takemura

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
First Semester
曜日時限
集中講義
Class hours
9-12th, September (TBC)

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 機械航空宇宙工学科

Department of Mechanical and Aerospace Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
センサーやモーター,それらの制御とプログラミング等,メカトロニクスの基礎について学ぶ.班別の実習を通じ,計画の立案,作業の分担,作業の進行,問題への対処,障害の予測と回避,納期の達成及びそのための臨機応変な計画変更,チームワークの維持,人間関係の調整,等々,卒業後に技術者として遭遇することになる「現実」の様々な難問を,身を以て体験し学習する.就職後の予行演習でもあると共に,根源的な意味での就職活動をも兼ねており,昨今,散見される表層的かつ浅薄で題目だけのキャリア教育などとは本質的に異なる,真のキャリア教育,真の技術者教育を目標とする.
目的 Objectives
班別の実習を通じ,計画の立案,作業の分担,作業の進行,問題への対処,障害の予測と回避,納期の達成及びそのための臨機応変な計画変更,チームワークの維持,人間関係の調整,等々,卒業後に技術者として遭遇することになる「現実」の様々な難問を,身を以て体験し学習することを目的とする.
なお,当科目は,本学科のディプロマ・ポリシーの
「3.修得した専門知識や教養をもとに、自ら課題を発見し、解決する能力。」と
「4.修得した専門知識や教養をもとに、他者とコミュニケーションをとり、国際的な視野を持って活躍できる能力。」とに該当する科目である。
到達目標 Outcomes
センサーやモーター,それらの制御とプログラミング等,メカトロニクスの基礎について説明できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
特になし
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/反転授業 Flipped classroom/実習 Practical learning
-

準備学習・復習 Preparation and review
準備:計算機プログラミングが不可欠であるため,習熟しておくことが望ましい.プログラミングに自信が無い者は,独習して技倆を向上させる好機である.積極的に取り組むことを勧める.

復習:実習主体の集中講義であるため,座学講義型の「復習」の指示はなじみにくい.しかし,最終日は班別の対抗競技とするため,必然的に初日から最終日前日までは、前の日の到達点より高いレベルを目指さざるを得ない.このため,結果的には広い意味での「復習」を,自主的かつ熱意をもって毎日実施することになる.
成績評価方法 Performance grading policy
班別レポートと個人別レポートとを主体とする.さらに班別競技の成績,作成されたロボットの質,貢献度,等も考慮する(原則として,レポート50%,授業態度50%).
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
特に指定しない.

授業計画 Class plan
当科目は前期集中講義である.今年度は,9月9,10,11,12日に集中で実習を行う予定.
具体的詳細は学科掲示板やCLASS掲示板等に掲示する予定である.

3人〜5人からなる班単位で実習する.
具体的には,教材として Lego Mindstorms EV3を用い,班ごとに協力してロボットを作成する.
最終日に班対抗のコンテストを実施.

(1)センサー,モーター,アクチュエータ
(2)マイクロコントローラ,組込プログラミング,
(3)クロス・プログラム開発,クロス開発環境,
(4)リモートデバッギング,
(5)メカトロニクス基礎技術,基礎技法,
(6)計画の共同立案,
(7)作業の分担,作業の並列進行,
(8)問題への対処,そのためのオンザフライの計画変更,
(9)障害の予測と回避,そのためのオンザフライの計画変更,
(10)納期の達成及びそのためのオンザフライの計画変更,
(11)チームワークの維持,
(12)人間関係の調整,
(13)目標の達成,
(14)成功の共同体験
(15)作業報告書の作成,ドキュメントの分担執筆

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
MATLAB/Simulink/LabVIEW/-
lego mindstorms ev3 software

備考 Remarks
2024年度は前期末 9/9-12の4日間の実施を予定している.

ただし,班別の対面実習であるため,状況によっては,一昨年度同様,実施できない場合がある.
今年度の実施可否や日程の変更および会場については,後日CLASSやLETUSに掲示するので,掲示に注意すること.

実施にあたっては,班に最低限1台のPCが必要である.各自BYODのノートPCを持参すること.

本科目は卒業後の技術者としての実務を想定した真のキャリア教育である.上記したように班単位での実習が主体であり,他人との共同作業が不可欠である.
よって,他人との会話が困難であったり苦痛であって,どうしても共同作業が出来ないという者は履修が困難であるから,申し出ること.

履修希望者が多い場合は,履修者を制限(履修者数を制限する,機械航空宇宙工学科の学生を優先など)する場合もある.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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