構造力学

Structural Mechanics

9975506

75BASTM321

岡田　裕

岡田裕

2024年度前期

1st Semester 2020

火曜2限

2nd Period, Tuesday

創域理工学部　機械航空宇宙工学科

Department of Mechanical and Aerospace Engineering, Faculty of Science and Technology

2.0単位

講義

Lecture

-

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

将来、この授業の受講生が非線形有限要素法解析を駆使した構造解析を行うことのできるエンジニアに育つための基本的事項を教授する。主な内容は、非線形連続体力学や弾塑性に繋がる連続体力学や構造力学の理論と有限要素法の基礎的事項である。
　内容は、１）連続体力学や構造力学の言語としてのベクトル・テンソル、２）応力とひずみ、保存則、３）弾性問題の構成方程式（応力−ひずみ関係）、4）板や殻の基礎、5）仮想仕事の原理などの変分原理（有限要素法に繋がる）、６) 有限要素法の導入、の基礎的事項からなる。

受講生が、１）連続体力学や構造力学の言語としてのベクトル・テンソル、２）応力とひずみ、保存則、３）弾性問題の構成方程式（応力−ひずみ関係）、4）板や殻の基礎、5）仮想仕事の原理などの変分原理（有限要素法に繋がる）、６) 有限要素法の導入、のの基礎的事項を理解すること。
　この科目は、本学科のディプロマポリシーの中の「2. 機械航空宇宙工学分野で必要な基礎学力と、その上に立つ専門知識。」を目的とする科目の一つである。

受講生が
１）連続体力学の言語としてのベクトル・テンソルの基礎的事項を理解していること
２）応力とひずみ、保存則に関する基礎的事項を理解していること
弾塑性理論（降伏関数など）に関する基礎的事項を理解していること
３）弾性の構成方程式（応力−ひずみ関係）に関する基礎的事項を理解していること
４）板や殻の基礎
５）仮想仕事の原理などの変分原理（有限要素法に繋がる）
６) 有限要素法の導入
　　の基礎的事項を理解していること

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

「材料力学1」（旧：材料力学１A）と「材料力学2」（旧：材料力学１B）の内容を理解していること。

-

-

毎回の授業に先立ち、教科書を読んで予習を行うこと。また、復習も欠かさず行うこと。さらに演習問題等を講義中に与えることがあるので、必ず問題を解いてから次回の講義に臨むこと。

中間試験40％、到達度評価（筆記試験を実施する）60％の重みによって総合評価を行う。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

冨田佳宏 著，「弾塑性力学の基礎と応用　−数値シミュレーションへの導入−」，森北出版

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

弾性論、塑性論、連続体力学、構造力学に関する良書多数である。授業中に紹介する。

主として、教科書に従い授業を進めていく。時間数等は多少変更することがある。

1　イントロダクションと弾塑性変形の特性、単軸引張の応力−ひずみ関係、ベクトルとテンソル
2　ベクトルとテンソル
3　ベクトルとテンソル
4　ひずみと応力（ベクトルとテンソルを使用）
5　ひずみと応力（ベクトルとテンソルを使用）（続き）
6　応力と応力速度、保存則
7　中間試験
8　構成方程式（一般化されたフックの法則）
9　構成方程式（一般化されたフックの法則）、初期降伏条件と降伏関数も簡単に紹介する
10　板や殻の基礎
11　板や殻の基礎
12　弾性境界値問題と変分原理（仮想仕事の原理）
13　弾性境界値問題と変分原理（解の唯一性まで）
14　弾性境界値問題と変分原理（近似解法：有限要素法との繋がり）と有限要素法の基礎
15　到達度評価試験・総括

岡田　裕：自動車メーカーでの研究員の経験を活かし講義する

-

-

特になし

N

N