シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
材料力学2 (旧:材料力学1B)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Strength of Materials 2 (旧:材料力学1B)
授業コード Class code
9975133
科目番号 Course number
75BASTM202

教員名
岡田 裕
Instructor
岡田裕

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
Fall, 2024
曜日時限
月曜2限
Class hours
Monday, 2nd period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 機械航空宇宙工学科

Department of Mechanical and Aerospace Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
機械設計において,材料力学計算を誤りモノが壊れると死亡事故に繋がることもある.材料力学の知識を用い,機械技術者は機械構造の強度を保証するための解析を行う.そのために必要な基礎的なことがらを,材料力学1に続き,材料力学2で学ぶ。
目的 Objectives
受講生が、「不静定問題」,「ひずみエネルギ」,「カスチリアーノの定理」,「はりの曲げ問題の応用」,「軸のねじり問題」,「多軸応力問題や降伏条件」に関する基礎的知識と応用できる能力を修得すること.
 この科目は本学科のディプロマポリシー中の「2. 機械航空宇宙工学分野で必要な基礎学力と、その上に立つ専門知識。」を可能にする基礎的能力を身に付けるための科目です。
到達目標 Outcomes
①不静定問題について理解し,はりの曲げ問題で応用できること
②ひずみエネルギについて理解し,カスチリアーノの定理を応用できること
③はりの曲げ問題の応用(重ねいたばね,組み合わせはり等)について理解し,応用できること
④軸のねじり問題について理解し,応用できること
⑤多軸応力問題や降伏条件について理解すること
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
講義に出席するだけでなく,自習のなかで教科書の例題と演習問題を徹底的に学習し,解くこと.また,材料力学2(2年生)の内容を理解するためには,材料力学1(2年生)の内容を理解しておくことが必要である.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/-
-

準備学習・復習 Preparation and review
毎回の講義で復習と次回へ向けての予習の指示をする。最低でも、それらの指示従い学習をすることが必要である。
特に、教科書の例題や演習問題に関する学習を"絶対に”怠らないこと。勉強すればできる内容です。
成績評価方法 Performance grading policy
中間試験と到達度評価(筆記試験を実施する)をおよそ50%づつの重みとする.
なお,試験では,「不静定問題」,「ひずみエネルギ」,「カスチリアーノの定理」,「はりの曲げ問題の応用」,「軸のねじり問題」,「多軸応力問題や降伏条件」に関する事項を問う.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
材料力学
Strength of Materials
宮本 博・菊池正紀 共著
裳華房
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
良書が多数あります。特に指定はしません

授業計画 Class plan
(1) はりの曲げ−不静定問題
(2) はりの曲げ−不静定問題続き+ひずみエネルギについて(Bettiの相反定理へ)
(3) カスチリアーノの定理を用いた不静定問題の解法
(4) カスチリアーノの定理を用いた不静定問題(続き),重ね板ばね、組合せはり
(5) 軸のねじり(基礎式)、軸のねじり(中空丸軸,ねじり弾性エネルギ)
(6) 軸のねじり(基礎式)、軸のねじり(中空丸軸,ねじり弾性エネルギ)
(7) 円筒形コイルばね、ねじりによる塑性変形など
(8) ここまでの内容で中間試験
(9) 多軸応力−応力テンソルの定義、せん断応力の対称性、表面に作用する外力と応力
(10) ひずみの定義、グリーンのひずみテンソル、コーシーのひずみテンソル、工学ひずみ
(11) 一般化されたフックの法則、体積ひずみ、静水圧,平面応力と平面ひずみ
(12) 応力の座標変換、主応力、主せん断応力,モールの応力円,ひずみの座標変換
(13) 応力の座標変換、主応力、主せん断応力,モールの応力円,ひずみの座標変換
(14) 不変量I1、I2、I3,不変量J1、J2、J3
(15) Misesの降伏条件、相当応力,トレスカの降伏条件,円孔縁での応力集中と主応力やミーゼス応力
(16) 到達度評価試験

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
自動車メーカーでの研究員の経験を活かし講義する
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
第一回目の授業時間にオフィスアワーを指定するが,それにかかわらず解らないことはいつでも質問すること.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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