経営数学｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

経営数学

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Mathematics for Management

授業コード　Class code

9974401

科目番号　Course number

74PMPRM202

教員名

石垣　綾

Instructor

Aya Ishigaki

開講年度学期

2024年度後期

Year/Semester

2024 2nd semester

曜日時限

金曜3限

Class hours

Friday 3rd period

開講学科・専攻　Department

創域理工学部　経営システム工学科

Department of Industrial and Systems Engineering, Faculty of Science and Technology

単位数　Course credit

2.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要　Description

オペレーションズ・リサーチは、実際の解決が難しい問題の数学モデルを作り、意思決定者に問題の解を提供する技術であり、経営科学、社会科学などの分野に大きな影響を与えている。講義では、経営の現場において発生する計画・決定に関するさまざまの問題をいかにモデル化し、どのようにして最適解を導くか、についての数学的方法を学ぶ。

目的　Objectives

オペレーションズ・リサーチの分野において、現象のモデル化とその解決方法の基礎的知識を学び、それを実践できる能力を習得する。
これは、本学科のディプロマ・ポリシー「経営システム工学科の学問分野に応じた基礎学力と、その上に立つ専門知識」に該当する科目である。

到達目標　Outcomes

1．離散モデルと連続モデルの違いを理解し、システムを最適化するために必要な技術を習得する。
2．数理計画のなかでも多くの分野で応用されている線形計画法の基礎を学び、線形計画法を用いた数学モデルとそれを最適化するための基本的な技術を習得する。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/

履修上の注意　Course notes prerequisites

一部の講義においてノートパソコンを用いた演習を行います。講義内で予告しますので、各自フル充電したノートパソコンを持参して下さい。故障等でノートパソコンが用意できない場合は、前日までに申し出ること。
一部の講義内容がプログラミング応用実習Bとリンクしていることから、講義順序を変更する場合がある。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

小テストの実施　Quiz type test／実習　Practical learning

-

準備学習・復習　Preparation and review

授業中に次回の内容を予告しますので、それを踏まえて各回の講義内容を復習しておくこと。授業内に課題が終了しなかった場合は必ず完成させておくこと。

成績評価方法　Performance grading policy

授業をすべて受けていることを前提とし、演習と試験の結果から総合的に評価する。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

N

書誌情報　Bibliographic information

-

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

必要に応じて、授業中に紹介する

授業計画　Class plan

1. 経営数学とは　経営現象のモデル化
2. 線形計画法（１）　シンプレックス法：計算手順（１）
3. 線形計画法（２）　シンプレックス法：計算手順（２）
4. 線形計画法（３）　シンプレックス法：フェーズⅠ
5. 線形計画法（４）　経営問題への適用：線形計画問題への定式化
6. 極値問題と最適化（１）　需要の確率モデル：客の到着とポアソン分布
7. 極値問題と最適化（２）　新聞売り子問題（離散モデル）：期待利益の構造
8. 極値問題と最適化（３）　新聞売り子問題（離散モデル）：期待利益の構造と最大化
9. 極値問題と最適化（４）　新聞売り子問題（離散モデル）：モデル化と期待利益の最大化
10. ものの流れの管理（１）　(r、Q)在庫政策：在庫推移のシミュレーション
11. ものの流れの管理（２）　(r、Q)在庫政策：総費用の最小化
12. 待ち行列の理論（１）　 M(λ)/M(μ)/1待ち行列モデル
13. 待ち行列の理論（２）　 M(λ)/M(μ)/1/K 待ち行列モデル
14. まとめとフォローアップ
15. 到達度確認試験と総括

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

-

教育用ソフトウェア　Educational software

-

Microsoft Office

備考　Remarks

-

授業でのBYOD PCの利用有無　Whether or not students may use BYOD PCs in class

Y

授業での仮想PCの利用有無　Whether or not students may use a virtual PC in class

N