シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
経営工学実験A (1組)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Industrial Administration Experiment A (1組)
授業コード Class code
9974129
科目番号 Course number
74BEBMS201

教員名
大和田 勇人、髙嶋 隆太、伊藤 和哉、石垣 綾
Instructor
Hayato Ohwada, Aya Ishigaki, Ryuta Takashima, Kazuya Ito

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
2024 1st semester
曜日時限
月曜4限、月曜5限
Class hours
Monday, 4/5th period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 経営システム工学科

Department of Industrial and Systems Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
実験

Experiment
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
3グループに班分けされ、ローテーションで3課題すべてを受講する。

課題 A−I: 社会科学実験
[社会科学とは、社会現象や経済活動あるいはそのようなシステム内に存在する人間の行動について科学的に分析する学問である。社会科学の理論体系を構築する際には、多くの場合で人間が合理的な行動をとることが仮定される。しかしながら、人間は必ずしも合理的な行動をとるとは限らない。あえて合理的でない行動をとることもあれば、合理的な行動をとることが難しいこともある。このような理論と現実の乖離を実験的に明らかにするのが社会科学実験である。具体的には経済学に関する実験と政治学に関する実験を行なうことを予定している。

課題A−II:レゴ組立演習による作業分析
改善活動を行なう際には、様々な視点から問題を見える化し、科学的・客観的事実を積み上げていくことによって原因を解明していくことが必要である。本実験では、レゴブロックを使った組立演習を通してものづくり現場を体験し、PDCAサイクルやIEの各手法を実践することで問題を発見し、解決するための基礎技術を学ぶ。

課題A−III:IoTプログラミング実験
IoT機器とシングルコンピュータボードを使い、パソコン上からシングルコンピュータボードにアクセスしてプログラムを作成した後、これを実際に動作させる実験を行うことで、IoTの仕組みがどのように実現され、自作したプログラムを通じて検証し、IoTプログラミングの理解を深める。
目的 Objectives
これは、本学科のディプロマ・ポリシー「修得した専門知識や教養をもとに、自ら課題を発見し、解決する能力」に該当する科目である。

課題 A−I: 社会科学実験
社会科学実験を被験者の立場から体験することで、社会科学実験の進め方を習得する。また、レポートの執筆を通して、データを解析し、わかりやすくまとめる能力を習得する。また、実験の背景となっている社会科学の理論についてもある程度の理解を得て、実際の社会システムを解析する際の洞察力を身につけることを目指す。

課題A−II:レゴ組立演習による作業分析
レゴブロックの組立実習を行なうことでものづくり現場での改善活動を体験し、問題点を発見し,それを改善するためのPDCAを理解する。

課題A−III:IoTプログラミング実験
IoT(Internet of Things)機器を用いたプログラミング実験を対象にして、センサー情報の取得や機器への命令がどのような仕組みになっているか理解する。
到達目標 Outcomes
課題 A−I: 社会科学実験
1. 被験者を必要とする実験を立案し、実施できるようになる。
2. データを正確に解析し、わかりやすくまとめることができるようになる。
3. わかりやすい技術文書を書けるようになる。
4. 社会科学の理論と実際の乖離に気づき、実際の社会システムにおける問題を発見することができるようになる。

課題A−II:レゴ組立演習による作業分析
1. 自ら作業データを収集し・分析できるようになる。
2. 得られた事実に基づいて生産システムを最適化するための技術を習得する。

課題A−III:IoTプログラミング実験
1. センサーをもつIoT機器を制御するために、センサー情報の取得とネットワークプログラミングの基礎を理解する。
2. センサー情報取得とネットワークプログラミングを具体的に実現できるようにする。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
前期に1組、後期に2組を対象として開講する。
ノートパソコンを使用するので各自で準備すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/PBL (課題解決型学習) Problem-based learning/実験 Experiments/実習 Practical learning
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準備学習・復習 Preparation and review
各回の準備と復習を十分しておくこと。
成績評価方法 Performance grading policy
授業をすべて受けていることを前提に、3つの課題における演習内容とレポートで総合的に評価する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
必要に応じて、授業中に紹介する。

授業計画 Class plan
1  A−I 社会科学実験 1.社会科学実験とは?
2  A−I 社会科学実験 2.くじ選択実験
3  A−I 社会科学実験 3.投資タイミング実験(1)基本設定
4  A−I 社会科学実験 4.投資タイミング実験(2)不確実性と曖昧さ
5  A−I 社会科学実験 5.探索コスト実験

6   A−II レゴ組立演習による作業分析  1.レゴブロックによる基礎演習
7   A−II レゴ組立演習による作業分析  2.レゴ実習とPDCAサイクルの実践①
8   A−II レゴ組立演習による作業分析  3.レゴ実習とPDCAサイクルの実践②
9   A−II レゴ組立演習による作業分析  4.改善策の提案と発表
10  A−II レゴ組立演習による作業分析  5.総括と報告書の作成

11  A−III IoTプログラミング実験  1.シングルボードコンピュータへのアクセス
12  A−III IoTプログラミング実験  2.LED点灯プログラミング
13  A−III IoTプログラミング実験 3.圧電センサープログラミング
14  A−III IoTプログラミング実験 4.人感センサープログラミング
15  A−III IoTプログラミング実験 5.総括と報告書の作成

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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Microsoft Office

備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N