電気磁気測定１

Electromagnetic Measurements 1

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73ELINE201

木村　真一

Shinichi Kimura

2024年度前期

2024 First Semester

木曜1限

1st period on Thursday

創域理工学部　電気電子情報工学科

Department of Electrical Engineering, Faculty of Science and Technology

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

電気回路や電磁気現象などの基礎をまじえながら、電気磁気に関する測定の基礎について説明する。測定方法，単位系，標準，計器，電圧・電流の測定，回路素子の測定，高周波の測定までの理解を目標とする。理解を深めるため、シミュレーション等を実施する。

電気システムを取り扱う上で、電気単位や測定方法に関する基礎知識は欠かすことができない。本講義を履修することで、本講義を履修することで、測定の基本概念、単位および単位系に関する基礎知識、電気計測機器の原理、基本的な測定方法などの電気測定に関する基礎知識を修得することができる。
なお、本学科のディプロマポリシー「電気工学、電子工学、情報通信工学の学問分野に 共通した基礎学力と、その上に立つ各分野の専門知識」に該当する科目である。

電気系の業種で共通的に必要となる計測技術の基礎について修得できる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

電気磁気学１及び演習および電気回路理論１及び演習を履修しておくことが望ましい。他学科・他学部受講可

小テストの実施　Quiz type test

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各回の授業前に2時間程度、指定した教科書の授業内容に関連した部分を読んでおくこと
講義で使用したViewgraphを参考に授業の重要事項について2時間程度復習し、各回の講義で説明した内容について理解の定着を図ること

LETUSで設定される課題の総合得点を４０％、到達度評価試験の得点を６０％として合計し、60％以上（100点満点で60点以上）を合格とする。

[フィードバックの方法]
各講義項目についてLETUSを用いて設定する演習課題に対してフィードバックを行う。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

「電磁気計測」、菅野允、コロナ社、2000年発行、978-4339000658

1 　　測定の基礎 測定方法の基本的概念，測定と誤差について理解できる。

2 　　国際単位 SI単位，基本単位，補助単位，組立単位など単位の基本について理解できる。

3 　　電気単位 電流，電圧，電気量，抵抗，静電容量，インダクタンス，磁束などの電気単位について理解できる。

4 　　単位の標準 ジョセフソン電圧標準，量子化抵抗標準、クロスキャパシタなどの単位標準について理解できる。

5 　　指示計器の原理と構成要素　　 駆動装置，制御装置，制動装置んどの指示計器の基本構造と，可動コイル形計器、可動鉄片形計器などの構造についてについて理解できる。

6 　　電流計・電圧計 内部抵抗、分流器、分圧器、負荷効果などについてについて理解できる。

7 　　電流・電圧の測定１ 電位差計法、４端子接続、オペアンプ、電子電圧計、電子電流計などの測定方法について理解できる。

8 　　電流・電圧の測定２ 非接触測定、インピーダンス測定などについて理解できる。

9 　　抵抗の測定 ホイートストンブリッジ，３端子接続について理解できる。

10　　回路素子 抵抗，インダクタンス，キャパシタンスなど回路素子の基本特性について理解できる。

11　　応用測定 誘電体の内部抵抗測定、絶縁抵抗測定、接地抵抗の測定、などの応用的な測定技術について理解できる。

12　　インピーダンスの測定 交流四辺ブリッジ、マクスウエルブリッジ、シェーリングブリッジ等のインピーダンス測定法について理解できる。

13　　高周波の測定 電圧の測定，電力の測定、ネットワークアナライザなど高周波測定機器について理解できる。

14　　デジタル計測 デジタルインターフェス、ADコンバータ、変換時間、量子化誤差などデジタル計測の基礎について理解できる。

15　　到達度評価試験・総括【対面授業】
当該授業における達成度を到達度評価試験により確認する。
その後、授業として当該授業科目の内容を総括する。

国内研究機関の研究員としての計測技術に関する実務経験を活かし，計測技術に関する講義を行う。

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