シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
建築構造力学演習1
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Practice of Structural Mechanics 1
授業コード Class code
9971333
科目番号 Course number
71SMSTE151

教員名
劉 虹、永野 正行
Instructor
Masayuki Nagano and Liu Hong

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
2024 Second Semester
曜日時限
水曜5限
Class hours
Wednesday 5th. Period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 建築学科

Department of Architecture, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
演習

Seminar
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
力の釣合いのみで計算することのできる静定構造物を対象とし,外力を受ける構造物の解法を修得するための演習問題を解く.
目的 Objectives
建築構造物に作用する力の伝わり方,応力の求め方などの構造力学の基本を十分に理解する.その日の講義に即した問題を実際に解き,問題の解説と解答の添削を通して講義内容を理解し問題の解決能力の向上を目指す.
到達目標 Outcomes
建築構造力学は構造関係科目の根幹をなしており,次年度以降に展開される他の構造科目の修得に不可欠な基礎知識を身に着ける.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
建築構造力学1と同時履修すること.電卓を必ず持参する.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
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準備学習・復習 Preparation and review
演習の復習を兼ね、次回講義前に小テストを実施する.講義・演習・小テストの1サイクルで学習内容を確実なものにする.
成績評価方法 Performance grading policy
演習課題50%、小テスト50%,ただし到達度評価試験の結果を合否判定に利用する
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
学びやすい建築構造力学- 力の釣合いから振動まで -,永野正行,肥田剛典,井口道雄,コロナ社
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
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授業計画 Class plan
[1] 力と力のモーメント
力と力のモーメントを理解するとともに,力の分解方法を理解する.
[2] 力の合成
複数の力の合成方法を習得するとともに,バリニオンの定理により一点に交わらない力の作用位置を理解する.
[3] 力の釣合いと荷重
一点に交わる力と一点に交わらない力を対象に,力の釣合い条件式を理解する.また建築構造物に作用する荷重を把握し,構造物内の力の流れを理解する.
[4] トラスの基礎
建築構造に用いられるトラスを理解し,節点における力の釣り合いにより簡単なトラスの応力を求められるようにする.
[5] トラス−節点法−
より複雑なトラスを対象に,支点と反力の求め方,節点法を用いた応力の求め方を理解する.
[6] トラス−切断法−
大規模なトラスを対象に,切断法を用いた応力の求め方を理解するとともに,様々な種類のトラスを習得する.
[7] 梁−反力と応力−
集中荷重が作用する単純支持梁を対象に,反力と応力の求め方を理解する.
[8] 前半のまとめ
前半の講義内容を理解,修得できているかどうかを確認する.
[9] 梁−応力図−
集中荷重,等分布荷重が作用する梁を対象に,反力と応力を求められるようにし,応力図の描き方を理解する.
[10] 梁−等変分布荷重−
等分布荷重,等変分布荷重が作用する梁を対象に,反力,応力の求め方,応力図の描き方を理解する.
[11] 梁−応力・荷重間の関係−
外力を受ける梁に生ずる曲げモーメント,せん断力,外力の関係を習得し,曲げモーメント図に基づく力の釣合いを理解する.
[12] 架構−単純支持ラーメンの応力,応力図−
単純支持ラーメンを対象に,反力,応力の求め方,応力図の描き方を理解する.
[13] 架構−高度な単純支持ラーメンの応力,応力図−
より高度な単純支持ラーメンを対象に,反力,応力の求め方,応力図の描き方を理解する.
[14] 架構−3ヒンジラーメン−
静定構造物である3ヒンジラーメンを対象に,反力,応力の求め方,応力図の描き方を理解する.
[15] 到達度評価確認・総括
課題、試験を通じて,理解度を確認する。

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
大手ゼネコンのエンジニアとして建築構造設計・耐震解析の実績があり、その経験を活かし実例を交えながら講義する

教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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