情報通信ネットワーク

Information Communication Network

9963487

63CSNEC301

松澤　智史

Tomofumi Matsuzawa

2024年度前期

2024 First Semester

月曜5限

Monday 5th Period

創域理工学部　情報計算科学科

Department of Information Sciences, Faculty of Science and Technology

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

[概要]
インターネットの計算機ネットワークに代表される様々な情報システム環境を含む情報通信ネットワークの基本技術について学ぶ。キャリアとの関係では、社会に出て必要なネットワーク技術の基礎を学ぶことができる。
[目的]
デジタル伝送技術の基礎、ネットワークアーキテクチャ、ローカルエリア・ネットワーク、通信プロトコルを理解するなど、情報通信の基礎知識を身に付ける。
本学科のディプロマ・ポリシー「情報科学に関わる分野における原理と応用を体系的に身に付けている」に該当する科目である。
[到達目標]
1. デジタル伝送技術の基礎、ネットワークアーキテクチャについて説明できるようになる。
2. ローカルエリア・ネットワーク（LAN）の原理、構造、動作について説明できるようになる。
3. インターネットに代表されるTCP/IPプロトコルとそれに基づくアプリケーションについて説明できるようになる。
4. アクセス制御やセキュリティについて説明できるようになる。

デジタル伝送技術の基礎、ネットワークアーキテクチャ、ローカルエリア・ネットワーク、通信プロトコルを理解するなど、情報通信の基礎知識を身に付ける。
本学科のディプロマ・ポリシー「情報科学に関わる分野における原理と応用を体系的に身に付けている」に該当する科目である。

1. デジタル伝送技術の基礎、ネットワークアーキテクチャについて説明できるようになる。
2. ローカルエリア・ネットワーク（LAN）の原理、構造、動作について説明できるようになる。
3. インターネットに代表されるTCI/IPプロトコルとそれに基づくアプリケーションについて説明できるようになる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

各種ツールやプログラムを実行する例が多々あるため，講義には自前のPCを持ち込むことを推奨する

実験　Experiments／-

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授業計画に沿って準備学習を行い、事前公開されるの各章(次回の授業部分)を読んでおくこと。
LETUSに逐次掲示されるファイルを参考に授業内容の準備学習・復習を行うこと

試験により成績を評価する

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

配布資料(LETUSに掲載)にて講義を進める

参考書：
「ネットワークプロトコルとアプリケーション」
井関文一ほか，コロナ社　

「コンピュータネットワークとインターネット 第 6 版」
Douglas E.Comer(著) , 神林 靖 (監修 , 翻訳)

1 講義の概要とプロトコル
　講義の特徴を説明し、インターネットの通信プロトコルとその階層についての概要を理解する

2 物理層
　物理層の要求と現在使用されている符号化を理解する

3 データリンク層
　データリンク層の特徴と代表的なデータリンク層のアーキテクチャであるEthernetの仕様を理解する

4 インターネット層１
　IPアドレスの形態とIPアドレスを使用したデータ配送メカニズムを理解する

5 インターネット層２
　データ配送時に使用するルーティングの仕組みと、動的ルーティングのプロトコルを理解する

6 インターネット層３
　次世代インターネットプロトコルのIPv6と、ICMPを理解する

7 トランスポート層１
　トランスポート層に求められる要件と、代表的なプロトコルであるTCP，UDPを理解する

8 DNS
　ドメイン名の概念とDNSの仕組みを理解する

9 ウェブ
　ＷＷＷの仕組みと歴史、それに関する技術（HTML、HTTP、URI)を理解する

10 電子メール１
　電子メール配送プロトコルであるSMTPの仕組みを理解する

11 電子メール２
　電子メール閲覧プロトコルであるPOPとIMAPの仕組みを理解する

12 その他アプリケーション層プロトコル
DHCP、NTP、FTP、TELNET、SSH、NFS、SAMBAなどを理解する

13 IPマルチキャストとMANET
　多対多通信の仕組みやアドホックネットワークの仕組みを理解する

14 LANとセキュリティ
　LANに関する技術とそのセキュリティ技術(暗号化、ファイアウォール)を理解する

15 まとめと今後
　プロトコル階層化による役割や、今後のインターネットの展望を理解する

ネットワーク管理・運用の実務・研究を行っており，講義の最後に毎回資料非公開の「余談」として，これまでの経験等に基づいた主観的な解説や雑談，これからの発展話題の時間を設けている

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一部実験形式でネットワークのプログラムを扱う時間を設けるため、可能であれば自前のPCを持参することを推奨するが、実験結果などは教員PCで表示するため，必須ではない。
詳細は講義の1回目で説明する。

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