計算機概論

Introduction to Computer30

9963401

63CSARO201

桂田　浩一、大村　英史

Hidefumi Ohmura

2024年度後期

2024 2nd semester

金曜1限

Friday 1st period

創域理工学部　情報計算科学科、数理科学科

Department of Information Sciences, Faculty of Science and Technology
Department of Mathematics Faculty of Science and Technology

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

コンピュータシステムに関する基礎的な知識及び概念について、ハードウェアおよびソフトウェアの両面から学ぶ。キャリアとの関係では、社会に出て必要な計算機科学の基礎を学ぶことができる。

情報のデジタル表現、コンピュータの仕組み（論理回路、中央処理装置、記憶装置）、アセンブリ言語を理解するなど、計算機の基礎知識を身に付ける。
本学科のカリキュラム・ポリシー「各専門分野に応じた進路に必要な能力を養うための専門科目」及びディプロマ・ポリシー「情報科学分野に応じた専門知識」を身に付け、「自然科学・科学技術の分野のみならず社会における多様な情報を論理的に分析し、問題の発見、さらにはその解決に貢献しうる能力」を獲得するための科目である。

1. コンピュータの種類、構成、性能などについて説明できるようになる。
2. コンピュータの原理、構造、動作について説明できるようになる。
3. 様々な情報をデジタル化できるようになる。
4. 電子回路による論理演算や数値演算の実現方法を理解し、組合せ回路や順序回路について説明できるようになる。
5. アセンブリ言語によるプログラムを理解し、簡単なプログラムを作成できるようになる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

計算機系科目の基礎であり、1年次または２年次に履修していることが望ましい。

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授業計画に沿って準備学習を行い、教科書の各章(次回の授業部分)を読んでおくこと。
LETUSに逐次掲示されるファイルを参考に授業内容の準備学習・復習を行うこと。
一週間につき予習、復習を各２時間することを目安とする。

講義で課しているレポートおよび小テストの提出を考慮して成績を評価する

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

1 コンピュータの概要
　コンピュータの仕組みを理解する。

2 コンピュータの歴史
　機械式計算機から電子計算機に至までのコンピュータの歴史を理解する。

3 コンピュータの種類
　コンピュータの種類、構成、性能などを理解する。

4 情報のデジタル化
　文字コード、画像情報などの情報のデジタル化について学習する。

5 情報とデータ
　情報の表現、誤り検出について学習する。

6 コンピュータの仕組み
　コンピュータの動作、構造について学習する。

7 システム評価
　高信頼性技術、システム評価、インタフェースについて学習する。

8 記号と演算
　ビットと数、２進数表現について学習する。

9 記号と演算
　補数、四則演算、誤差について学習する。

10 論理回路
　トランジスタ、論理関数、加算器、組合せ回路について学習する。

11 順序回路
　フリップフロップ、カウンタなどについて学習する。

12 中央処理装置
　中央処理装置の構成、命令の形式と種類について学習する。

13 記憶装置
　記憶装置の種類、半導体メモリ、外部記憶装置について学習する。

14 記憶装置
　記憶装置の高速化、効率化、信頼性向上について学習する。

15 プログラミングと言語
プログラミング言語、機械語、アセンブリ言語、高水準言語について学習する。
小テストを行い、これまでのレポート及び小テストを総合的に評価して、当該授業における到達度を確認する。

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