力学演習Ａ

Exercise in Classical Mechanics A

9962510

62PHMEC102

澤渡　信之、平井　正紀、金井　要、森田　克洋、伊藤　博士、内田　悠介、栗原　綾佑、大貫　良輔、吉田　章吾、石塚　正基

2024年度前期

月曜5限

創域理工学部　先端物理学科

Department of Physics and Astronomy, Faculty of Science and Technology

2.0単位

演習

Seminar

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

物理学科における多くの専門科目の土台である古典力学について学ぶことを通じて，物理学独特の思考法を習得することをめざす。
少人数での演習形式によって、物理的な内容を論理的に正しく理解し、それを適切に説明する能力を身につける。
問題演習の回では、事前に配布する数題の問題を解いてくることを課題とするので、授業時間においてその解法を説明できるよう準備をしてくること。

力学をベクトルや微分方程式を用いて体系的に定式化し、理解する。
本学科のディプロマ・ポリシーにあげる物理法則の確実な理解（基礎学力）を身につけるための科目である。

様々な自然現象の数学的な理解とともに、物理的な描像を理解する能力を身に付ける。
与えられた条件に対し、論理的な思考により解法を導き、微分・積分、ベクトルなどの基礎的な数学を駆使して計算を行うことができるようになる。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

特になし

ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／プレゼンテーション　Presentation／反転授業　Flipped classroom

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事前に力学Aの授業で扱った内容を演習問題として取り扱う。
隔週で提示された課題を行い、その結果を提出して演習に臨むこと。
授業後は最低一時間、理解不足だった点や間違っていた所の復習に取り組むこと。

隔週で提示する課題を50%、演習での発表および質問を50%として評価する。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
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「力学」佐川弘幸、本間道雄著（丸善出版）
「物理学Ⅰ」小向得優、満田節生、坂田英明、梅村和夫、二国徹郎著（丸善出版）
「力学」小出昭一郎著（岩波書店）
「基礎演習シリーズ　力学」近藤淳著（裳華房）

第2回以降の授業は2グループに分かれ、担当教員による問題解説の聴講とさらに少人数に分かれての問題演習を交互に行う。
事前にLETUSに提示する宿題を授業の前に提出し、授業ではそれらの問題の解説および演習を行う。

第1回　　ガイダンスを行う。また、初回の宿題で扱う数学と物体の運動の基礎的な内容を理解する。

第2-3回　物理量の次元、単位、近似計算、ベクトルを用いた力学変数の記述、等加速度運動を理解する。
　　　　（予習）初等関数の微分と合成関数の微分公式、ベクトルの計算、等加速度運動の復習。

第4-5回　運動の法則と力、および単振動を理解する。
　　　　（予習）三角関数とオイラーの公式を復習し、LETUSに提示する問題に取り組む。

第6-7回　仕事と運動エネルギー・保存力とポテンシャルエネルギーを理解する。
　　　　（予習）LETUSに提示する問題に取り組む。

第8-9回　ポテンシャルエネルギーと力学的エネルギーを理解する。
　　　　（予習）LETUSに提示する問題に取り組む。

第10-11回　抵抗力が働く条件での運動と減衰振動を理解する。
　　　　（予習）単振動を復習し、LETUSに提示する問題に取り組む。

第12-13回　振り子の運動、力のモーメント、角運動量を理解する。
　　　　（予習）LETUSに提示する問題に取り組む。

第14-15回　万有引力、天体の運動、ケプラーの法則を理解する。
　　　　（予習）平面極座標を復習し、LETUSに提示する問題に取り組む。

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