特別支援教育論（1MA-1）

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

特別支援教育論（1MA-1）

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Education for Individuals with SpecialNeeds （1MA-1）

授業コード　Class code

9960A25

科目番号　Course number

T1FTUTE102

教員名

市川　寛子

Instructor

Hiroko Ichikawa

開講年度学期

2024年度後期

Year/Semester

2024 Second Semester

曜日時限

火曜1限

Class hours

Tuesday 1st. Period

開講学科・専攻　Department

創域理工学部（教職科目）

A course of teacher education, the Faculty of Science and Technology

単位数　Course credit

1.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要　Description

特別支援教育では、発達障害を含む学習上又は生活上の困難のある幼児、児童及び生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導・支援が求められている。障害の特性や指導内容・方法等の教育の基本的事項について理解するとともに、個に応じた働きかけ・対応について多面的視点から検討し、学校教育現場で必要な基礎的知識・技術を習得する。必要に応じて、模擬体験、ロールプレイ、ディスカッション等を行い、理解を深める。

目的　Objectives

特別な教育的ニーズのある児童生徒に対する適切な指導と必要な支援を行うための知識や技能を習得するとともに、共生社会やインクルーシブ教育の理念について理解を深める。

到達目標　Outcomes

(1) 発達障害を含む特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害の特性及び心身の発達について説明できる。
(2) 発達障害を含む特別な支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や支援方法について説明できる。
(3) 特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難を理解し、対応できる。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/

履修上の注意　Course notes prerequisites

8回すべての授業に出席することが前提である。初回から必ず出席すること。
毎回の授業で配付する課題ワークシートのおよび作文を課す。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

課題に対する作文　Essay／小テストの実施　Quiz type test／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work

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準備学習・復習　Preparation and review

各回のテーマについて、書籍、新聞、インターネット等で予備知識を得て、授業に臨むこと(概要は授業計画に示す)。さらに復習では、授業で配付する課題プリント等を参考に振り返りを自発的に行い、到達度評価に備えるとともに、課題に対する作文を作成すること。原則、3時間を目安にして、適切な予習・復習を行うこと。

成績評価方法　Performance grading policy

講義中の受講態度（発言回数、グループディスカッションへの貢献）及び課題への取組状況、講義後に課すフォーラム投稿（自分の考えの投稿、他受講生３名以上へコメントの投稿）80％、到達度評価20%として総合評価する。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

Y

書誌情報　Bibliographic information

インクルーシブ教育時代の教員をめざすための特別支援教育入門　大塚玲　萌文書林　2020年　ISBN: 9784893473271

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

授業計画　Class plan

第１回：特別支援教育の理念
・ＩＣＦを基に障害に対する理解を深めるとともに特別支援教育に関する理念や制度を理解する。
・特別支援教育の教育課程について、内容と考え方を理解する。
第２回：特別な支援を必要とする子どもの教育
・様々な障害（視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、言語障害、情緒障害等）のある幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難について基礎的な知識を身に付ける。
第３回：特別な支援を必要とする子どもの理解
・インクルーシブ教育の考え方を理解する。
・発達障害をはじめとする特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する支援について、理念と方法を理解する。
第４回：個に応じた指導・支援（１）
・発達障害を含む特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の心身の発達、心理的特性及び学習の過程を理解する。
第５回：個に応じた指導・支援（２）
・発達障害を含む特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒について、アセスメントや支援の実践について理解する。
第６回：多様なニーズをもつ子どもの理解と支援
・発達障害の生徒や母国語や貧困等の問題により特別の教育的ニーズのある子どもに関する支援の在り方と組織的な対応の必要性を理解する。
第７回：個別の指導計画と個別の教育支援計画及び保護者との連携
・個別の指導計画及び個別の教育支援計画を作成する意義と方法を理解する
・特別支援教育コーディネーターを中心とした校内の支援体制と保護者及び関係機関との連携について理解する。
第８回：特別支援教育のまとめ
・これまでの学習内容の総括と到達度評価試験を行う。

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks

参考文献等は適宜紹介する。

授業でのBYOD PCの利用有無　Whether or not students may use BYOD PCs in class

Y

授業での仮想PCの利用有無　Whether or not students may use a virtual PC in class

N

シラバス情報