シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
理科教育論2
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Theory of Science Education 2
授業コード Class code
9960453
科目番号 Course number
T1SBSCE302

教員名
興治 文子
Instructor
Fumiko Okiharu

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
2024 Second Semester
曜日時限
水曜1限
Class hours
Wednesday 1st period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(教職科目)

A course of teacher education, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
教育課程の意義及び編成の方法についての理解を深めるとともに、学習指導要領理科の内容を踏まえ、理科教育の指導理念、指導内容、指導法、評価方法等について学び、教科指導力の向上をめざす。
目的 Objectives
理科指導論1を基礎として、ここでは高等学校理科のすべての科目の内容構成について研究することから、我が国の理科教育の展望を理解する。
到達目標 Outcomes
(1)中学校・高等学校の理科教員として必要な人間性と知識及び技術を身につけ、実践的な指導力を身につけることができる。
(2)理科教育をとおして、創造性豊かな生徒を育てる具体的な方法について考えることができる。
(3)科学技術創造立国としての人材育成に向けて、使命感を持った教員になるための資質と心構えを体得することができる。
(4)教育実習に必要な理科教育の基礎基本及び理科教員としての基礎的な力量を身につけることができる。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
・中学校、高等学校の理科教諭一種免許状を取得する上で必要な科目である。理科教育論1が履修済みであることが望ましい
・予習、復習は各1時間程度の時間をかけること
・3回を超す欠席は単位認定はしない
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/反転授業 Flipped classroom/実験 Experiments
-

準備学習・復習 Preparation and review
・初回までに高等学校の学習指導要領解説を事前に準備し,通読しておくこと
・各回ごとに準備学習や復習を指示する
成績評価方法 Performance grading policy
講義終了後の小レポート、授業への取り組み(発言、演習状況等)、レポート等の提出物、模擬授業の成果、到達度評価試験の成績により判断し、60点以上のものに単位を付与する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
・文部科学省、『【理科編 理数編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説』.
https://www.mext.go.jp/content/20211102-mxt_kyoiku02-100002620_06.pdf
・鶴岡義彦、『科学的リテラシーを育成する理科教育の創造』、大学教育出版(2019).
・藤垣裕子、廣野喜幸、『科学コミュニケーション論』、東京大学出版会(2008).

授業計画 Class plan
第1回:高等学校における理科教育の目的と目標及び学習指導案と評価の観点について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:中学校理科と高等学校理科の接続を調べておく。
 授業内容:学習指導要領の内容分析を行い、中学校理科と高等学校理科の接続、系統的な指導・繰り返し指導等について具体的に考えることができる。また、評価の観点を理解し、具体的な学習指導案を考える。
 復  習:高等学校理科の評価の観点について理解できる。
第2回:高等学校理科「科学と人間生活」における内容分析について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「科学と人間生活」について内容構成を調べておく。
 授業内容:「科学と人間生活」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第3回:高等学校理科「物理基礎」における内容分析について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「物理基礎」について内容を調べておく。
 授業内容:「物理基礎」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第4回:高等学校理科「化学基礎」における内容分析について
理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「化学基礎」について内容を調べておく。
 授業内容:「化学基礎」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第5回:高等学校理科「生物基礎」における内容分析について
理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「生物基礎」について内容を調べておく。
 授業内容:「生物基礎」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第6回:高等学校理科「地学基礎」における内容分析について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「地学基礎」について内容を調べておく。
 授業内容:「地学基礎」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第7回:高等学校理科「物理」における内容分析(1)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「物理」について内容を調べておく。
 授業内容:「物理」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第8回:高等学校理科「物理」における内容分析(2)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:学習指導案を作成しておく。
 授業内容:前時に引き続き、「物理」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:自他の学習指導案を比較検討し、実際の授業に活用できる。
第9回:高等学校理科「化学」における内容分析(1)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「化学」について内容を調べておく。
 授業内容:「化学」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第10回:高等学校理科「化学」における内容分析(2)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:学習指導案を作成しておく。
 授業内容:前時に引き続き、「化学」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:自他の学習指導案を比較検討し、実際の授業に活用できる。
第11回:高等学校理科「生物」における内容分析(1)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「生物」について内容を調べておく。
 授業内容:「生物」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第12回:高等学校理科「生物」における内容分析(2)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:学習指導案を作成しておく。
 授業内容:前時に引き続き、「生物」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:自他の学習指導案を比較検討し、実際の授業に活用できる。
第13回:高等学校理科「地学」における内容分析(1)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:「地学」について内容を調べておく。
 授業内容:「地学」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:この科目の特徴を理解し、年間授業計画を立てることができる。
第14回:高等学校理科「地学」における内容分析(2)について
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
 準備学習:学習指導案を作成しておく。
 授業内容:前時に引き続き、「地学」について、ねらいと指導内容を分析するとともに、授業構成や指導法等について具体的に検討し理解を深める。(適宜、模擬授業の実施)
 復  習:自他の学習指導案を比較検討し、実際の授業に活用できる。
第15回:これからの理科教育の方向と科学的リテラシーんについて
     理科自由研究、探究活動、課題研究の扱いについて
準備学習:科学的リテラシーについて調べておく
 授業内容:理科教育が子ども達の人間形成に対してどのようにかかわっているか、科学的リテラシーの啓蒙・普及をどのように進めるか、これらのことについて理科の役割を考える。到達度評価試験と解説

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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・SPARKvue
・Graphical Analysis
・Logger Pro 

備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
N