シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
トレーニング学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Training Science
授業コード Class code
9960398
科目番号 Course number
L2IDHSPc26

教員名
向本 敬洋
Instructor
Takahiro Mukaimoto

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
2024/First Semester
曜日時限
金曜1限
Class hours
Friday 1st. Period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
近年、健康づくりや体力向上だけでなく、理想的なボディメイクのためのレジスタンス運動・トレーニング(筋トレ)や有酸素運動・トレーニングが注目を浴びており、実施する人口が増えている。身体に対するトレーニングの好効果については数十年前から科学的な根拠となっている。しかしながら、個体特性に見合っていないトレーニング内容や偏った栄養摂取では、安全かつ効果的な変化を得ることは難しい。
 本科目は、本学の「教養教育の目標」の「自らを律し、自らの位置づけやキャリア形成を確立するとともに、心身ともに自己を管理する能力」を培うことを目的とした講義の一環として、筋力やスポーツパフォーマンスの向上、シェイプアップ、減量(体脂肪減少)などの目的に対して、科学的根拠に基づいた最新のトレーニング方法やスポーツ栄養学、コンディショニングについての講義を展開していく。
目的 Objectives
定期的な運動・トレーニングは、心身の健康維持・増進の効果あるいは身体的・精神的な健康を阻害する因子の予防的役割を果たすことはもとより、理想的なボディメイクやスポーツフォーマンスの向上のためにとても重要な役割をもつ。理工学系技術者・研究者・教育者として健康で有意義な生活を送り、社会に貢献していくためには、正しい認識のもとに運動を実践していくことが肝要である。
 本科目ではスポーツトレーニングの原理・原則を理解し、個人のトレーニング目的に応じたトレーニングプログラムの立案および作成できる知識を習得することを目的とする。
到達目標 Outcomes
1)トレーニングの原理・原則を理解し、筋力向上や筋量増量、減量、シェイプアップなどの目的に応じたトレーニングプログラムを立案できること
2)健康かつ活発な生活を営んでいくために必要な生活習慣および運動実践を自らが意識して生活できること
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
現在、競技スポーツやトレーニングを実施している人だけではなく、健康増進や体力づくり、これから運動・トレーニングを始めたい人も履修してください。
 
 本科目は履修抽選の対象科目です。掲示や履修上の手引きをよく読み、CLASSでの指示に従って注意して履修登録をしてください。初回講義に登録されている履修登録者の中から抽選(定員100名)を行いますので、履修を希望する場合は必ず第1回の講義終了時刻までに履修登録を行ってください。定員に満たない場合は2週目から先着順で履修可能。

●抽選で当選した学生
 当選した場合、どのような事情があっても後から履修登録を取り消すことはできません。熟慮した上で履修登録を行ってください。
●抽選で落選した学生
 落選した場合、単位認定はできません。必ずご自分で履修登録を削除してください。履修登録を削除した後は他の講義に履修登録をやり直すことができます。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work
-

準備学習・復習 Preparation and review
各回の講義内容を十分復習し、トレーニングプログラムが組み立てられるよう理解を深めておくこと。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価(トレーニング学についての基本的な理解度を評価する):60%
毎回の小レポート:30%
最終レポート:10% 
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業時に指示します。

授業計画 Class plan
第1回  ガイダンス
     シラバスを提示し、本科目の特徴について紹介する
第2回  トレーニングの重要性
     スポーツ科学からみた運動と健康の関連性を理解し、運動・トレーニングの重要性を学ぶ
第3回  スポーツ科学からみた運動の仕組み(1)
     骨格筋・骨組織の機能と特徴を理解し、筋力向上および筋肥大のメカニズムを学ぶ
第4回  スポーツ科学からみた運動の仕組み(2)
     心臓血管系・呼吸器系の機能と特徴を知り、生体のエネルギー供給系について学ぶ
第5回  スポーツ科学からみたトップアスリートの特徴
     トップアスリートの特徴を知り、トレーニングの原理・原則からトレーニング内容について考える
第6回  トレーニング(1)
     有酸素性運動・トレーニングの効果とプログラムデザインについて学ぶ
第7回  トレーニング(2)
     機能解剖学をもとに科学的根拠に基づいたレジスタンス運動—上半身編—
第8回  トレーニング(3)
     機能解剖学をもとに科学的根拠に基づいたレジスタンス運動—背中・下半身編—
第9回  トレーニング(4)
     筋トレ、レジスタンス運動・トレーニングの効果とプログラムデザインについて学ぶ①
第10回 トレーニング(5)
     筋トレ、レジスタンス運動・トレーニングの効果とプログラムデザインについて学ぶ②
第11回 トレーニング(6)
     ジャンプ力を高めるプライオメトリックトレーニングと敏捷力を高めるSAQトレーニングの紹介
第12回 トレーニングと栄養(1)
     必要な栄養素とエネルギー摂取量について、目的(減量・健康づくり・筋量増量・競技力向上など)に応じた食事内容の工夫
第13回 トレーニングと栄養(2)
     食事におけるタンパク質・サプリメントの応用
第14回 到達度評価
     授業内で試験を行い、到達度を評価する
第15回 まとめと最終レポート提出

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
NSCAーCSCS(NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
日本サッカー協会B級コーチライセンス 
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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