シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
力学基礎および演習(社)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Introduction to structural mechanics
授業コード Class code
994A003
科目番号 Course number
4aSMMEC201

教員名
E RIDENGAOQIER、田中 章夫
Instructor
Akio Tanaka

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
First Semester
曜日時限
月曜7限
Class hours
Monday 7th Period 

開講学科・専攻 Department
工学部 建築学科 夜間主社会人コース

Department of Architecture (Extended Learning Course), Faculty of Engineering
単位数 Course credit
3.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
本科目は建築構造力学の入門として、構造力学の基本的事項を学ぶ。建物に力が加わった時に、柱や梁などの構造部材断面に働く力を求める。講義に併せて構造モデルを用いた演習を行い、具体的な例題を通して関連知識を理解する。なお本科目の知識は将来の一級建築士試験にも必要となる。
目的 Objectives
建物構造設計の基本となる力・変形について理解する。併せて演習を行い、具体的な例題を解くことにより関連知識を理解することを目標とする。
到達目標 Outcomes
静定構造の力の釣り合いから、断面力(軸力、曲げモーメント、せん断力)が求められること。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
最初のうちは大変やさしい科目のように感じるが、着実に予習と復習することが大切である。講義と演習を一体的に行うので、両方に出席受講すること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
あらかじめ教科書に目を通してくる.当日の演習を含め,授業週以前の内容については十分に理解する.
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価の成績を主体とし、中間テスト、演習レポートの成績を加味して評価する。演習レポートの提出回数が過半数に満たないものは原則として合格評価としない.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
二見秀雄 著「構造力学」(市ヶ谷出版)
和泉正哲 著「建築構造力学Ⅰ」(培風館)

授業計画 Class plan
1.建築構造と力学
構造設計と構造力学、力学の大系、用語・単位・計算精度について理解する。
2.力の釣り合い(1)
力の定義と作用、力の合成と分解、偶力と力のモーメントについて理解し、これらについて計算できるようになる。
3.力の釣り合い(2)
一般力の数式合成、力の釣合いを理解し、これらについて計算できるようになる。
4.構造物のモデル化と荷重(1)
構造物のモデル化(支点・節点)の概念を理解し、反力・部材応力、安定・不安定、静定・不静定について計算、判定できるようになる。
5.構造物のモデル化と荷重(2)
建築物に作用する外力(荷重)について理解する。
6.片持ち梁(1)
集中荷重を受ける片持ち梁の断面力を描けるようになる。
7. 片持ち梁(2)
分布荷重を受ける片持ち梁の断面力を描けるようになる。
8.中間試験
9.単純梁(1)
集中荷重を受ける単純梁の断面力を描けるようになる。
10.単純梁(2)
分布荷重を受ける単純梁の断面力を描けるようになる。
11.特殊な静定構造(1)
跳ねだし梁、ヒンジ付梁、親子梁を理解し、断面力を描けるようになる。
12. 特殊な静定構造(2)
特殊な静定梁構造、門型ラーメンの断面力を描けるようになる。
13.静定トラス(1)
トラス構造の特徴を理解し、節点法による静定トラスを解けるようになる。
14. 静定トラス(2)
切断法によりトラスを解けるようになる。
15.到達度評価

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
構造・材料研究の経験を活かして講義を行う
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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