プログラミング工学

Programming for Engineers

994633H

46CSPRL101

池口　徹

Professor Tohru Ikeguchi

2024年度後期

The second semester, 2024

水曜3限

3rd period on Wednesday

工学部　情報工学科

Department of Information and Computer Technology, Faculty of Engineering

2.0単位

講義

Lecture

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

プログラミング言語Cについて学習します。C言語に関する基礎的な内容を理解し、それを発展させ種々の課題に対するコーディング演習を行います。また必要に応じて周辺知識についても学びます。

授業計画に示されたC言語に関する内容を理解することで、情報工学科における基本的なプログラミング能力を育成することを目的とします。
本学科のディプロマ・ポリシーに定める「情報⼯学に必要な基礎学⼒と専⾨知識」を⾝に付けるための科⽬です。

到達目標は、
(1) 自らの力でコード作成できる
(2) 他者の作成したコードを理解、その動作が説明できる
ことです。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

プログラミング工学とプログラミング演習1は密接にリンクしています。 プログラミング工学の時間帯(3限)、プログラミング演習1の時間帯 (4、5限) 共に、座学とその演習を行います。履修科目としては別ですが、成績評価等は両科目を併せておこないます。従って、プログラミング工学、プログラミング演習1に出席をしてください。

課題に対する作文　Essay／小テストの実施　Quiz type test

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準備学習: 指定教科書をあらかじめ読んでおくこと。
復習: 指定教科書中の演習問題、本講義・プログラミング演習1での課題演習を行うこと。

(1)授業への参加度
(2)授業時に提示した課題の解決
(3)最終到達度評価
により成績を評価する。上記(1)、(2)、(3)の詳しい内容と最終成績に対する割合、その他については、第1回目に伝える。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

ソースコードの書き方に関しては以下を参照してほしい。

（1) ブライアン カーニハン，　ロブ パイク著，　福崎 俊博 訳，　プログラミング作法，　アスキー，　2000/11．
(2) Dustin Boswell, Trevor Foucher 著, 角 征典 訳, リーダブルコード —より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック, オライリージャパン, 2012/6.

アルゴリズム関連については、 例えば、

高橋麻奈: やさしいC アルゴリズム編、ソフトバンククリエイティブ、2012

などがある。

また、Emacs の使い方については、例えば、

藤原 誠: 便利なツール Emacs らくらく入門、技術評論社、2004

などである．

この他に参考になる情報は担当者講義サポートページ
#LINK(http://www.hisenkei.net/~tohru/Lectures/)
にて紹介する。

1) ガイダンス (プログラミング演習1と共通)

講義概要と位置づけについて．
この講義・演習の進め方について．

2) コンピュータプログラミング入門とC言語の基本

プログラミング言語とはなにか，C言語とはどのようなプログラミング言語か。
C言語のソースコードの基本
画面への出力

3) 変数

変数・識別子・型
変数の宣言
変数の利用
キーボードからの数値入力

4) 式と演算子

演算とは？
演算子の種類
演算子の優先順位
型変換

5) 何度も繰り返す

for 文
while 文
do while 文
ネスト


6) 配列

配列の基本
配列の宣言
配列の利用

7) 関数

関数の定義と呼び出し
引数・戻り値
関数の利用

8) ポインタ

アドレスとポインタ
引数とポインタ

9) 配列・ポインタの応用

配列とポインタの関係
文字列とポインタの関係
文字列操作
関数ポインタ

10) 構造体

構造体
構造体とポインタ

11) ファイルの入出力

入出力の取り扱い
ファイルによる入出力
数値計算

12) 課題演習(1)

13) 課題演習(2)

14) 課題演習(3)

15) 到達度評価
履修内容を確認する。

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