シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
一般物理実験
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
General Physical Experimentation
授業コード Class code
9945537
科目番号 Course number
45FUPHY104

教員名
野村 重孝、佐々木 信也
Instructor
佐々木信也,井上遼,野村重孝

開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
Year/Semester
曜日時限
前期(金曜3限、金曜4限、金曜5限)、後期(金曜3限、金曜4限、金曜5限)
Class hours

開講学科・専攻 Department
工学部 機械工学科

Department of Mechanical Engineering, Faculty of Engineering
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
実験

Experiment
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
物理学で学ぶ種々の物理量を測定し、諸法則や現象を観察することにより、科学的思考方法とその手法を身につけることが出来る。また、測定上の誤差や測定結果のまとめ方、計測器の操作についても併せ学ぶことが出来る。科学的なレポートの書き方を学ぶこともできる。
目的 Objectives
物理学で学ぶ種々の物理量を測定し,諸法則や現象を観察することにより科学的思考方法とその手法を身につけるとともに,測定上の誤差や測定結果のまとめ方や計測器の操作についても学び,科学的なレポートの書き方を習得する.
到達目標 Outcomes
物理学で学ぶ種々の物理量を測定し,諸法則や現象を観察することにより,科学的思考方法とその手法を身につけ,測定上の誤差や測定結果のまとめ方や計測器の操作についても併せ学ぶ.これらの到達度は,提出するレポートによって判定する.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門基礎力
履修上の注意 Course notes prerequisites
事前に十分予習すること
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work
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準備学習・復習 Preparation and review
各班において,実験リーダーを決める.リーダーは毎回,ローテーションで交代する.リーダーになったものは原則として対面実験に参加し,参加できない班員へのデータ等の情報提供を担う.
成績評価方法 Performance grading policy
授業への取り組み姿勢とレポートにより採点する。出席が2/3に満たない場合は評価対象としない。遅刻は減点〜欠席となるので気を付けること。また、レポート提出遅れは減点される。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
多くの参考書が出版されているので各自図書館などで見つけて自主的に勉学すること。

授業計画 Class plan
1   ガイダンス   一般物理実験を行う上での諸注意と実験テーマの概略の説明
     およびその位置付け。

2   金属のヤング率の測定    金属(弾性体)の弾性定数の中での基本量であるヤング率を
          静的方法(屈撓法)と動的方法(共振法)で測定する。

3   摩擦の基礎     相対運動する固体同士の界面において生じる摩擦現象は,機械システムにおいて避けることができない課題である.摩擦発生のメカニズムについて学び,摩擦を制御するための方法について考察をお行う.

4   液体の粘性率およびベルヌ  液体の粘性抵抗を毛細管を利用して直接測定する。また、風
  ーイの定理の実験   胴実験によりベルヌーイの定理の検証実験を行う。

5   レンズの焦点距離      レンズの実験より、幾何光学を理解し、かつ、レーザー光を
  レーザー光の回折      用いた回折現象により、波動現象を理解する。

6   エレクトロニクスの基礎   抵抗・コイル・コンデンサは電気回路で基本的な回路素子で
  (受動回路)        ある。これらの素子を組合せた回路について、直流から高周
            波領域まで実験し、回路の動作を考える。

7   エレクトロニクスの基礎 ダイオードの整流特性およびトランジスタ増幅の基礎を学ぶ。
   (能動回路)

8   熱の仕事当量の実験   水熱量計中に供給された電力による水の温度上昇から、熱エ
     ネルギーと仕事エネルギーを理解する。

9   センサーの実験 [1]ホー   磁界検出素子としてのホール素子、光検出センサーとしての
  ル素子 [2]フオトダイオ   フオトダイオードを使用し、それらの特性を調べ、センサー
  ード   としての可能性を理解する。

10  等電位線の実験   電位と電界を理解するために直接的手法で等電位分布を求める。
     

11  超音波による波動実験   超音波を利用して、波動の基本特性としての波長・反射・回
     折・干渉現象を調べ、応用として、ブラッグ反射による干渉
     を実験し、波動現象の基本を理解する。

12  ミリカン法による電気素量  電子は粒子性と波動性をもつものであり、ミリカン法により
  の実験及び電子線回析の実  粒子性を、電子線回析法によりその波動性を確認し、電子の
  験   2重性を確認する。

13  剛体の回転運動と角運動量  力学におけるいくつかの重要な概念および法則を体験しなが
     ら理解することを目的として、ジャイロスコープを用いた剛
     体の回転運動に関する実験を行い、関連する運動方程式を導
     き、この解析結果と比較する。


14  万有引力の測定 キャベンディッシュの実験を参考に,万有引力を測定するための原理について学ぶ.



15 総括


授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
N
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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