シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
卒業研究 (月本
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Graduation Thesis (月本
授業コード Class code
993M048
科目番号 Course number
3bUGRES461

教員名
北畠 和己、月本 光俊
Instructor
Mitsutoshi Tsukimoto, Kazuki Kitabatake

開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
Year/Semester
2024 1st and 2nd semester
曜日時限
集中講義
Class hours
Intensive Course 

開講学科・専攻 Department
薬学部 生命創薬科学科

Department of Medicinal and Life Sciences, Faculty of Pharmaceutical Sciences
単位数 Course credit
4.0単位
授業の方法 Teaching method
卒研

Graduation research
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
概略・目的
本学では4年生全員に卒業研究を課しており、4年に進級した学生は配属された研究室で、決められた各自の研究テーマについて1年間本実習を行なうことになる。3年間での学生実習が授業内容に沿った基礎的なものであったのに対し、特別実習ではより高度で専門的な内容になっている。本実習を通じて物事を科学的にとらえ、科学的に考える力を養うことを目的としている。
また、講義に出席するとき以外は、一日の大半を研究室で先生方や大学院生等と一緒に過ごすことになり、常に先生方の薫陶を受けることになる。学生は、3年生までの同級生中心のつきあいであったヨコの社会から、小さいながらも研究室というタテの社会を経験することで、研究室の一員としての普段の生活態度を身につけることになる。先生方には、単に研究上の問題にかぎらず、就職活動や進学準備などいろいろな面で指導を受けることが多く、在学中はもちろん卒業後も研究室とは深いかかわりあいができるものである。
本学では過密なカリキュラムにもかかわらず、4年生1年間のほとんどの期間を本学習に当てているので、真面目な態度で積極的に取り組み、すぐれた成果をあげるよう期待する。したがって、研究室配属に際しては、卒業ガイダンス等をよく聞き、慎重に考えたうえで希望の研究室を決めることが肝要である。
なお、研究室によっては、外部の研究機関で実習を行なう外研制度を取り入れている研究室もあるので、ガイダンス時に充分確認する必要がある。
目的 Objectives
目的
3年間での学生実習が授業内容に沿った基礎的なものであったのに対し、特別実習ではより高度で専門的な内容になっている。本実習を通じて物事を科学的にとらえ、科学的に考える力を養うことを目的としている。
到達目標 Outcomes
到達目標
放射線による生体影響メカニズムの解明、放射線がん治療への応用、免疫細胞の機能解析、炎症性病態への薬物などの効果などについて研究するための実験を行い、研究を進めるための知識と技術を習得する。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
研究室内での実験遂行上の注意をよく守り、実験を行うこと。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/プレゼンテーション Presentation/実験 Experiments
-

準備学習・復習 Preparation and review
実験に入る前に参考文献を充分読みこなし、当日使用する方法の原理、予測される実験結果の意味、その後の実験計画等を予め理解し、準備しておく。
成績評価方法 Performance grading policy
研究活動 (50%) 研究経過報告 (15%) 学習状況 (15%) 卒業研究発表内容 (20%)
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
なし

授業計画 Class plan
下記の期間での到達目標を達成すべく、自ら研究を進められる基本的知識・技術や態度を修得、また創造する喜びと新たな発見を体験することにより、将来社会が求める優れた研究者などとなることを目標とする。

1期(4月〜6月)  ; 基礎的知識と基礎的技術を習得する。背景となる英語文献が理解できる。
2期(7月〜10月) ; 自身のテーマの問題点を見出し、それらを解決することができる。
3期(11月〜1月) ; 研究を纏めるのに必要な追加実験を計画し、実行することができる。
4期(2〜3月)  ; 実験結果の再確認とまとめ、卒業発表を行うことができる。

また、以下の研究活動に求められる態度や研究活動の技能、薬学英語について学び、修得する。
コアカリSBO E 1(1) 1〜7 
コアカリSBO E 1(2) 1〜13
コアカリSBO E1 (3)1-3
アドバンスト教育ガイドラインG(1)1-4

(1)研究活動に求められる態度  SBO E 1(1) 1〜7 
将来、研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的理念および態度を修得する。
到達目標:
1.  課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。(態度)
2.  問題点を自ら進んで解決しようと努力する。(態度)
3.  課題の達成を目指して論理的思考を行い、生涯にわたって醸成する。(態度)
4.  課題達成のために、他者の意見を理解し、討論する能力を醸成する。(態度)
5.  研究活動に関わる諸規則を遵守し、倫理に配慮して研究に取り組む。(態度)
6.  環境に配慮して、研究に取り組む。(態度)
7.  チームの一員としてのルールやマナーを守る。(態度)


(2)研究活動を学ぶ SBO E 1(2) 1〜13
将来、研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までの研究プロセスを体験し、研究活動に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
到達目標:
1.  課題に関連するこれまでの研究成果を調査し、評価できる。(知識・技能)
2.  課題に関連するこれまでの発表論文を読解できる。
3.  課題達成のために解決すべき問題点を抽出できる。(技能)
4.  実験計画を立案できる。(知識・技能)
5.  実験系を組み、実験を実施できる。(技能)
6.  実験に用いる薬品、器具、機器を正しく取扱い、管理する。(技能・態度)
7.  研究活動中に生じたトラブルを指導者に報告する。(態度)
8.  研究の各プロセスを正確に記録する。(技能・態度)
9.  研究の結果をまとめることができる。(技能)
10.  研究の結果を考察し、評価できる。(技能)
11.  研究の成果を発表し、適切に質疑応答ができる。(技能・態度)
12.  研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。(技能)
13.  自らの研究成果に基づいて、次の研究課題を提案する。(知識・技能)

(3)未知との遭遇  SBO E1 (3)1-3
研究活動を通して、創造の喜びと新しいことを発見する研究の醍醐味を知り、感動する。
到達目標:
1.  研究課題を通して、現象を的確に捉える観察眼を養う。(知識・技能・態度)
2.  新規な課題に常にチャレンジする研究者としての創造的精神を醸成する。(態度)
3.  科学の発展におけるセレンディピティについて説明できる。(知識・態度)

薬学アドバンスト教育ガイドライン G(1)1-4
(1) 実用薬学英語
一般目標:
薬学に関連した学術誌、雑誌、新聞の読解、および医療現場、研究室、学術会議などで必要とされる実用的英語力を身につけるために、科学英語の基本的知識と技能を修得し、生涯にわたって学習する習慣を身につける。

到達目標:
1. 科学実験、操作、結果の説明などに関する英語表現を列記できる。(知識・技能)
2. 薬学関連分野の英語論文などの内容を説明できる。(知識・技能)
3. 薬学関連分野でよく用いられる英単語を正確に記述できる。(知識・技能)
4. 英語で論文を書くために必要な基本構文を使用できる。(知識・技能)
SBOsコード(薬学部薬学科のみ 2023年度以前カリキュラム適用者対象)
学修事項(薬学部薬学科のみ 2024年度以降カリキュラム適用者対象)

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
薬学教育モデル・コアカリキュラム(平成25年度改訂版)に対応する項目(SBOs)及び薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)に対応する項目(学修事項)を授業計画欄下部に示す。
なお、各項目に紐づく内容については、以下URL先に示す。
URL:https://tus.box.com/s/ilc2p0ygiyz4ncj23ckp310rmaa0efdk

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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