シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
数学輪講B (佐藤)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Seminar B (佐藤)
授業コード Class code
992B853
科目番号 Course number

教員名
佐藤 隆夫
Instructor
Satoh, Takao

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
the second semester in 2024
曜日時限
集中講義
Class hours
Intensive lectures

開講学科・専攻 Department
理学専攻科 数学専攻

Department of Mathematics, Special Training Course for Teachers
単位数 Course credit
4.0単位
授業の方法 Teaching method
卒研

Graduation research
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
予め決められた数学書を数人で輪読し,定期的にその内容に関する発表を行うゼミである.
目的 Objectives
本学科のディプロマ・ポリシーに定める『理論的に思考する能力』及び,『プレゼンテーション等のコミュニケーション能力』を鍛え上げるために行う.

即ち,単に数学的知識及び素養のみならず,表現力やプレゼンテーション能力を養い,大学院に進学もしくは社会に出てからもそれらの能力を活かせるようになるために行う.
到達目標 Outcomes
本科目を履修し,結果として到達が期待される主な知識・能力レベルは以下の通りである.

1. 指定されたテキストの数学的内容をほぼ完全に理解し,数学的素養を深める.

2. 独力で数学書を読み進められるような力を身に着ける.

3. 学習した内容について,その要点を絞ってかつ簡明にまとめあげ,聴講者に分かりやすいよう工夫して発表できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
線形代数,群論,環と加群及び位相空間論の一般論には精通しておくこと.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
数学の学問としての性格上,自分が発表する部分だけを勉強するということは甚だ困難であるため,自分が発表の番でなくてもテキストの当該箇所を必ず予習・復習しておくこと.特に,理解力不十分な状態で先に進むことは絶対にしないので一点の曇りもないように心掛けて予習すること.

本学科のディプロマ・ポリシーに定める「実力主義の伝統」に基づき,原則として発表以前に発表内容に関する質問は受け付けない.必要に応じて各自,図書館などで文献を調べたりして何度も熟考すること.どうしても教員に質問する場合は,分からない個所を鮮明にして必ず自分の考えを述べてから質問すること.
成績評価方法 Performance grading policy
主としてセミナーの平常点(予習状況,理解度,発表の仕方及び態度)により判定する.出席は履修の前提であるため,欠席があれば単位を取得できなくなる場合があります.また,出席状況で加点されることもありません.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
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書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
テキストの親しみやすさや読みやすさは個人ごとに異なるので敢えて掲げない.各自,自分で調べることを強く希望する.

授業計画 Class plan
ゼミの具体的な数学的進捗度は学生個人の能力・目標(進学・就職など)により著しく変わるため,敢えて掲げない.

要は,各自がゼミ開始前と比べてどれだけ徹底して数学的素養が深まり,プレゼンテーション能力が高まったかということが肝要であるということを十分に自覚してほしい.

概ね以下のことに注意されたい.

テキストが進むにつれて数学的内容が高度になり,相当の予習が必要になる.

1〜8:行間を埋める工夫や,長い証明を板書で説明する工夫.

9〜15:ノートを見ずに発表する.

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
特になし
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし.

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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