シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
学校インターンシップ
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
School Internship
授業コード Class code
9920GI2
科目番号 Course number
T1OTTEP302

教員名
井藤 元、坂野 直人、長野 基、中村 豊
Instructor
Yutaka Nakamura , Gen Itoh , Naoto Sakano

開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
First Semester
曜日時限
集中講義
Class hours
Insensivw Lecture

開講学科・専攻 Department
理学部第二部

Faculty of Science Division Ⅱ
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
実習

On-site practical training
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
本授業は、学校におけるインターンシップ(40時間)を挟み、前半の4回と、後半の4回に分けて実施する。前半の4回は、学校現場における教育活動に参加するための事前準備として、教職概論をはじめとした既習事項の復習に加え、履修者個々が教育実践に臨むにあたり、学校から求められる姿勢を⾝につけることを課題とする。また、教育実践における具体的事例の事例検討会を通して、教員として必要な資質・能力の向上を図る。
 インターンシップは、原則として、週に1日・5週間連続または月曜日から金曜日までの連続する5日間(8時間×5⽇間=40時間)とした実習を⾏う。主な実習の内容は、出勤後の朝の打合、授業⽀援、個別の児童・⽣徒支援、等。放課後は、当⽇の反省、次回の打合せ、等。
 後半の授業では、インターンシップの省察を⾏う。ここでは、インターンシップでの体験に基づいて、教育実習や、教職につながる各自の課題を明らかにすることを課題とする。
目的 Objectives
本科目は、本学教職課程における独自開講科目として希望する学生を対象としている。学校教育現場における実習では、本学と協定を結ぶ近隣地域の各教育委員会管轄下の中学校・高等学校をはじめ、学生ボランティアを募集している教育関係機関に赴き、担当教員の指導のもと教育補助活動を行うことで、教員として求められる資質の向上に資することを目的とする。
到達目標 Outcomes
(1)教育実践に対する多角的な視座を獲得し、柔軟な姿勢で実践に臨む。
(2)実践と理論を絶えず往還する態度を身につける。
(3)教員に求められる専門的な知識や技能を理解し、実践に活用する。
(4)教員の日常的な業務内容について理解を深め、実践的な対応力を身につける。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
・本授業は、授業時間内に録画・録音機能を使用し、補講対応を行うこともある。
・履修を途中で取り下げることなく最後まで参加することを原則としている。
・履修希望者が多い場合には、ガイダンス後に履修者の選抜を行います。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/グループワーク Group work/反転授業 Flipped classroom
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準備学習・復習 Preparation and review
授業計画を参照して必要な事前学習及び活動を整理する。
成績評価方法 Performance grading policy
(1)毎回の授業で配布するコメントシート(ミニレポート 60点満点)
(2)学期末レポート(40点満点)
(1)と(2)を合算し、総合的に評価する。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
ドナルド・ショーン(佐藤学ほか訳)『専門家の知恵—反省的実践家は行為しながら考える』、ゆみる出版、2001年

随時紹介する

授業計画 Class plan
第1回:オリエンテーション(本授業の目的・内容・評価)
 準備学習:学校インターンシップの意義、本授業への参加の動機について自らの考えをまとめる。
 授業内容:学校インターンシップの目的・意義・内容について理解する。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。 

第2回:インターンシップに関する注意事項
 準備学習:インターンシップの注意事項について、文献やインターネットで調べる。
 授業内容:インターンシップにおけるトラブルの事例をもとにインターンシップ先でのふるまいについて理解を深め、参加者同士で議論する。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。

第3回:実践に臨む上で必要な視点や態度
 準備学習:教員の日常的な業務内容について文献やインターネットで調べる。。
 授業内容:教員の日常的な業務について理解し、観察の視点を磨く。具体的事例をもとに、それぞれの場面でどのような態度、知識、スキルが求められるかを明確化する。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。

第4回:インターンシップ先についての事前学習
 準備学習:インターンシップ先の学校についてインターネットで調べる。
 授業内容:インターンシップ先の学校の教育方針や地域性について調べた上で自らの目標や課題を設定する。そのうえでインターンシップ先の教育方針のなかで、自らがどのような実践を行ってゆくか、方向性を定める。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。 

 ◎インターンシップ【週に1回、5週間連続(8時間×5日間=40時間)での実習】

第5回:インターンシップのふり返り(1)—インターンシップ報告書のシェア
 準備学習:インターンシップ報告書に実習内容をまとめる。
 授業内容:インターンシップ報告書をもとに受講者間で体験内容をシェアする。第6回の授業を見据え、インターンシップにおける反省点を整理する。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。

第6回:インターンシップのふり返り(2)—グループディスカッション
 準備学習:学校教員に求められる資質やスキルについて、インターネットや文献をつうじて情報収集する。
 授業内容:第5回の内容を踏まえて、今後学校教員に求められる資質やスキルについてグループごとにまとめる。また、インターンシップで得られた知見と現代の教育改革の動向をリンクさせ、自身の教育観を深化させる。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。

第7回:インターンシップの総括および体験発表会
 準備学習:体験発表会に向けてグループごとに発表内容をまとめる。
 授業内容:インターンシップをつうじて学んだことをグループごとに発表する。とりわけ、実習をつうじて学んだ内容を可能な限り、教育の理論と結びつけ、理論と実践の往還を意識した発表を心がける。
 復  習:参考文献一覧に示した著作を読み、理解を深める。

第8回:到達度評価と解説(論述テスト形式でまとめを行う。)
 到達度評価課題:学習内容の定着度を確認する。
 解説:学習内容の総括のポイントを理解する。

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
教員(公立小学校・中学校・高等学校)等
教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
Y
授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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