シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
B英語2 (Academic)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
B English (2) (Academic)
授業コード Class code
9920AC3
科目番号 Course number

教員名
片山 七三雄
Instructor

開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
Year/Semester
曜日時限
水曜5限
Class hours

開講学科・専攻 Department
理学部第二部(一般教養科目)

A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅱ
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
⑤ [対面]ブレンド型授業/ [On-site] Blended format (must include 50%-or-more classes held on-site)

概要 Description
LETUSも参照してください.
 (アカデミック・フォーマルな英文など)意味を可能な限り正確に伝えようとする英文の読解・作文に必須の項目としてネィティブが重点的に学習しているものでありながら,日本の英語教育では重きを置いて扱われることが少ない項目がある.これを明確にして,最終的な目的は,アカデミックな英語を正確に読むことができるようになり,アカデミックな英語を用いて英文を書くことができるようになることである.
 その方法は具体的には以下である.
1 英語力を試す試験(TOEIC/TOEFL/IELTS)などで試される英語力を知る.
2 その中で重要性が高く,かつ日本の英語教育では重視されていない項目を知る.
 この作業を通して,以下の二つのポイントが日本の英語教育であまり重点を置いて扱われていない項目であることが分かる.
1 semantic /syntactic variety
2 parallel structure
 前期は主に1を扱い,後期は2を扱う.どちらも例題,練習問題などの多くの実例で定着をはかる.通年でTOEFL(TOEIC)・IELTSなどのテストに対応する上で重要度が高い項目を重点的に扱うので,これらの試験対策も兼ねている.
 なお,アカデミックな英語を学ぶといっても,基本は中学校レベルの英語であることにも気が付いていただきたい.この基本をしっかりと確実なものにすることで,アカデミックな英語は学びやすくなる,とも言えるし,むしろ,応用は極めて簡単になるとも言える.
特に2に最も対応していたのが1年次のA英語2[Academic],English Reading & Writing 1[Academic],同2[Academic]の授業であるので,こちらを履修していると継続性が高い.

 この英語の授業では,現在の英語力は問いません.あくまで将来の進路との関係で選んでください.実際に授業についてこれるかどうかなどは,過去の授業及びそのアンケート結果からも特に問題はありません.
目的 Objectives
一般的に言えば,大学三年生以後専門分野で使われている英語に対応できる.
 具体的・特定的に言えば,片山担当の「数学のための英語A」「数学のための英語B」「化学のための英語」及び「物理科卒研B」での英語学習が容易できるようになる.
 「教養教育の目標」に定める目標の「多様な文化・言語を理解し協働するための国際性を身に付けるとともに、グローバル化した社会の中で、多様な価値観を持つ人材とコミュニケーションを取れる能力」を実現するための科目です.
到達目標 Outcomes
大学三年生以後,大学院進学後,又は仕事などで将来英語を(アカデミックに)運用することができる.
 この授業終了時点でただちにそのような英語を運用することができるのは理想であるが,もしそれが難しい場合でもまだ時間的余裕がある.この意味で,この英語終了時点では,アカデミックな運用に必要な英語力とはどのようなものであるかを理解する(知る)ことに始まり,現在不足している場合には,それをどのようにして(2・3年後までに)身につければよいのかという,その方法を身につけることを目標にすることでも目標達成となる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
多くの例文を提示するので,可能な限り読んでみていただきたい.
成績評価方法 Performance grading policy
課題提出(毎回の課題プリント:計30点程度)+期末レポート(二本で70点程度).
フィードバック:毎回の課題は次回の授業時に解答解説を付す(第15回授業実施分を除く).詳細は第一回授業又は LETUS を参照のこと.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials
授業中指示する.

授業計画 Class plan
前期分
第01回 英語学習の問題点(1)
 【復習】第01回授業内容(1時間)【予習】第02回授業内容(1時間)
第02回 英語学習の問題点(2)
 【復習】第02回授業内容(1時間)【予習】第03回授業内容(1時間)
第03回 英語学習の問題点(3)
 【復習】第03回授業内容(1時間)【予習】第04回授業内容(1時間)
第04回 Semantic Variety(1)
 【復習】第04回授業内容(1時間)【予習】第05回授業内容(1時間)
第05回 Semantic Variety(2)
 【復習】第05回授業内容(1時間)【予習】第06回授業内容(1時間)
第06回 Semantic Variety(3)
 【復習】第06回授業内容(1時間)【予習】第07回授業内容(1時間)
第07回 Semantic Variety(4)
 【復習】第07回授業内容(1時間)【予習】第08回授業内容(1時間)
第08回 Semantic Variety(5)
 【復習】第08回授業内容(1時間)【予習】第09回授業内容(1時間)
第09回 Syntactic Variety(1)
 【復習】第09回授業内容(1時間)【予習】第10回授業内容(1時間)
第10回 Syntactic Variety(2)
 【復習】第10回授業内容(1時間)【予習】第11回授業内容(1時間)
第11回 alsoの作る文脈
 【復習】第11回授業内容(1時間)【予習】第12回授業内容(1時間)
第12回 butの作る文脈
 【復習】第12回授業内容(1時間)【予習】第13回授業内容(1時間)
第13回 for exampleの作る文脈
 【復習】第13回授業内容(1時間)【予習】第14回授業内容(1時間)
第14回 学習法のまとめ
 【復習】第14回授業内容(1時間)【予習】第14回迄の授業内容(1時間)
第15回 授業のまとめ【オンライン非同期】
 【復習】第15回授業内容(2時間)

後期分
第01回 英文の読み方のポイント
 【復習】第01回授業内容(1時間)【予習】第02回授業内容(1時間)
第02回 課題英文1(1)構成を考える
 【復習】第02回授業内容(1時間)【予習】第03回授業内容(1時間)
第03回 課題英文1(2)内容を考える
 【復習】第03回授業内容(1時間)【予習】第04回授業内容(1時間)
第04回 課題英文1(3)内容・まとめを考える
 【復習】第04回授業内容(1時間)【予習】第05回授業内容(1時間)
第05回 課題英文2(1)構成を考える
 【復習】第05回授業内容(1時間)【予習】第06回授業内容(1時間)
第06回 課題英文2(2)内容を考える(1)
 【復習】第06回授業内容(1時間)【予習】第07回授業内容(1時間)
第07回 課題英文2(2)内容を考える(2)
 【復習】第07回授業内容(1時間)【予習】第08回授業内容(1時間)
第08回 課題英文2(3)内容・まとめを考える
 【復習】第08回授業内容(1時間)【予習】第09回授業内容(1時間)
第09回 Parallel Structure(1)重要性,問題点,米国のParallel structureの指導
 【復習】第09回授業内容(1時間)【予習】第10回授業内容(1時間)
第10回 Parallel Structure(2)and1:二つの列挙・三つ以上の列挙
 【復習】第10回授業内容(1時間)【予習】第11回授業内容(1時間)
第11回 Parallel Structure(2)and2:文同士の列挙
 【復習】第11回授業内容(1時間)【予習】第12回授業内容(1時間)
第12回 Parallel Structure(2)and3:複数のand
 【復習】第12回授業内容(1時間)【予習】第13回授業内容(1時間)
第13回 Parallel Structure(3)than1:名詞の塊という考え方
 【復習】第13回授業内容(1時間)【予習】第14回授業内容(1時間)
第14回 Parallel Structure(3)than2:名詞の置き換え方練習問題・語句の省略の仕方
 【復習】第14回授業内容(1時間)【予習】第14回迄の授業内容(1時間)
第15回 授業のまとめ【オンライン非同期】
 【復習】第15回授業内容(2時間)

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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