応用無機化学４（無機材料化学）

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

応用無機化学４（無機材料化学）

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Applied Inorganic Chemistry 4

授業コード　Class code

991633Q

科目番号　Course number

16CHIAC304

教員名

川脇　徳久

Instructor

Tokuhisa Kawawaki

開講年度学期

2024年度後期

Year/Semester

2024 Second Semester

曜日時限

金曜1限

Class hours

Friday 1st Period (every week)

開講学科・専攻　Department

理学部第一部　応用化学科

Department of Applied Chemistry, Faculty of Science Division Ⅰ

単位数　Course credit

1.0単位

授業の方法　Teaching method

講義

Lecture

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要　Description

無機化学1,2、分析化学1,2で学習した内容を基礎として、材料の応用分野とその原理、材料の評価方法などを材料開発を担う化学者としての立場から説明する。
特に、「電気化学や光電気化学」を用いたデバイスや反応システム（太陽電池・光触媒を含む）における各種材料の役割と評価方法を例に挙げて解説する。

目的　Objectives

実社会で応用されている/されうる無機固体材料の性質、合成方法、評価方法、さらに材料開発の流れを理解する。

到達目標　Outcomes

無機固体材料の種類や特徴を理解し、その用途に必要な物性やその分析手法を理解・提案できるようになる。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/

履修上の注意　Course notes prerequisites

無機化学、分析化学、無機及び分析化学実験で学習した基礎知識をベースに進めていく。
他学科、特に化学科の学生の履修も歓迎する。

対面授業にて実施します。
実施方法の詳細はLETUSに掲載します。随時変更もあり得ますので定期的に確認してください。
必要に応じて講義の実施方法や講義内容を見直しながら進める予定です。連絡等に十分注意して下さい。

■課題は、LETUSに掲載します。指定の期間以内にLETUSから提出してください。

不明な点があれば、川脇宛にメールで問合せてください。
kawawaki@rs.tus.ac.jp　

参考書・その他資料(内容)
「キッテル固体物理学入門」（丸善）　
「シュライバーアトキンス無機化学」（東京化学同人）

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

小テストの実施　Quiz type test

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準備学習・復習　Preparation and review

配布資料を活用して復習中心に学習し、評価試験に望む。

成績評価方法　Performance grading policy

授業の出席および小テストまたは課題(およそ40%）、レポートもしくは到達度評価（およそ60%）の総合的判断による。

対面授業として実施する予定です。
場合によって、対面、オンライン、動画配信を組み合わせた授業を行い、試験方法を変更する可能性もあります。
その場合はLETUSおよび授業内で適宜説明しますので、注意してください。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

N

書誌情報　Bibliographic information

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MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

「ウエスト固体化学　基礎と応用」（講談社サイエンティフィク）

授業計画　Class plan

以下の予定は、事情により、変更の可能性があります。
変更の場合は授業内で適宜説明しますので、注意してください。

1　身の回りの無機固体材料
身の回りのものに使われている無機固体材料とその結晶構造が理解できるようになる。

2　結晶構造
無機固体材料の結晶構造の評価方法および結晶構造の分類、欠陥、固溶体などが理解できるようになる。

3　相図と各種合成法
無機固体材料の相図を理解し、合成したい物質に合わせて合成方法（焼成合成、メカノケミカル合成、水熱合成など）を選択できるようになる。

4,5　最先端分析ツール
2回の講義で、従来および最先端の分析ツールの特徴を、材料開発者の視点から理解できるようなる。分析原理よりも、分析対象や目的に応じて分析ツールを選択できる能力を身につけることを重視する。

6　無機固体材料の物性
無機固体材料の電子伝導、イオン伝導、磁性が理解できるようになる。

7　実材料の構造，物性と機能性
光機能材料を例に挙げ、構造、物性、機能性が理解できるようになる。

8　到達度評価
到達度評価試験と解説を行う。

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

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教育用ソフトウェア　Educational software

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備考　Remarks

授業でのBYOD PCの利用有無　Whether or not students may use BYOD PCs in class

N

授業での仮想PCの利用有無　Whether or not students may use a virtual PC in class

N

シラバス情報