コンピュータ基礎Ｂ

Computer Literacy B

9915H02

15MAISS102

奥川　亮、荒木　修

Osamu Araki, Ryo Okugawa

2024年度後期

2024 Second Semester

火曜3限

Tuesday 3rd. Period

理学部第一部　応用物理学科

Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ

2.0単位

演習

Seminar

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① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

情報機器の根幹をなす、オペレーティングシステム（OS）やユーザインターフェース（UI）を理解するためには、Unix システムに触れ、慣れ親しむことが有効である。本講義においては、この Unix システム について学ぶ。

本講義では、情報機器の根幹である OS や UI について、その仕組みや概念を理解し、実践的な操作が行えるようになることを目的とする。　なお、本講義は、本学科のディプロマポリシー「物理学及びその応用分野を含めた科学についての十分な基礎学力」の習得に相当する科目である。

本講義ではまず、Unix OS におけるシェルについて、基礎的な仕組みの理解と実践的な操作について学ぶ。この際、得た知識に基づいて、Unix システム上の、幾つかのアプリケーションの使い方、および基礎的なプログラミングの概念について、具体的な操作を通して習得することを目標にする。

リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます（学部対象）。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​

本講義では、実際にコンピュータを操作しながら、授業を進める。コンピュータ技能の上達には、自主的に操作することが求められる。各テーマに応じて出されるレポート課題をこなすためにも、毎回の授業の内容を確実に理解していくことが重要である。授業中に理解できない所や疑問がある場合は、すぐに教員かTAに質問して解決すること。前回の内容を思い出せない場合や難しいと感じる場合は、復習を十分に行うこと。授業での説明教材はLETUS上に掲載するので、予習・復習に利用するとよい。

小テストの実施　Quiz type test／実習　Practical learning

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授業の教材はLETUS上に掲載するので、予習と復習に活用すること。

Latex 文書およびグラフの作成が50%、UnixおよびC言語が50%の割合で、各項目においてレポート又はオンライン課題、筆記試験で評価する。具体的な課題内容と評価項目、提出締切日時については、各内容を学んだ最後の回の講義で説明する。課題の説明からおおむね1週間程度後が締切日である。不適切な形式のファイルを提出した場合は評価しない。評価項目を満たさない場合や締切に間に合わなかった提出物は減点する。

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

N

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教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

「LaTeX2e美文書作成入門」奥村晴彦・黒木裕介著（技術評論社）など
他の参考書は、授業中に随時紹介する。

以下に各回の内容と、復習を毎回3時間、予習は毎回1時間程度行なうこと。

第１回：「イントロダクション」講義概要、情報リテラシーを理解する。
第２回：「Latex 文書作成 (1)」Latex の基礎、コンパイルと構成を理解する。
第３回：「Latex 文書作成 (2)」Latex の応用、数式と文献引用を理解する。
第４回：「Latex 文書作成 (3)」Latex の応用、表や図の挿入を理解する。
第５回：「グラフの作成 (1)」Gnuplot の基礎、図の出力を理解する。
第６回：「グラフの作成 (2)」Gnuplot の応用、様々な図の表示を理解する。
第７回：「Unixシステム (1)」Unix の仕組み、カーネルとシェルを理解する。
第８回：「Unixシステム (2)」シェルコマンドとディレクトリ操作を理解する。
第９回：「Unixシステム (3)」エディタ(Emacsなど)を理解する。
第１０回：「プログラミング言語 (1)」C言語の基礎、文、変数、演算子、入出力を理解する。
第１１回：「プログラミング言語 (2)」C言語の基礎、条件分岐を理解する。
第１２回：「プログラミング言語 (3)」C言語の基礎、繰り返し処理と配列を理解する。
第１３回：「プログラミング言語 (4)」C言語における文字列操作の方法を理解する。
第１４回：「プログラミング言語 (5)」C言語を用いて、簡単なアルゴリズムをコーディングできるようになる。
第１５回：「到達度評価と解説」

荒木：会社員(情報関係)の勤務実績を活かし、プログラミングの講義を行う

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