シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
生物物理学1
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Biophysics 1
授業コード Class code
9915160
科目番号 Course number
22PHZZZ301

教員名
梅村 和夫
Instructor
Kazuo Umemura

開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
2024 First Semester
曜日時限
水曜2限
Class hours
Wednesday, 2nd Period

開講学科・専攻 Department
理学部第一部 応用物理学科

Department of Applied Physics, Faculty of Science Division Ⅰ
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class

概要 Description
物理または化学を基盤とした履修者を想定し、生物物理学に必要な最低限の知識を学ぶ。授業の目的は、生物物理学分野に進む学生にはもちろん他分野に進む学生にとっても有用な生物物理学の知識を得ることができる。特に、生物学と生物物理学の違い、すなわち物理や化学を基盤とする学生が生物を研究対象とすることの意義を理解することは、非生物を対象とする研究者・技術者の参考になるはずである。
目的 Objectives
生物物理学分野に進む学生にはもちろん他分野に進む学生にとっても有用な生物物理学の知識を提供することである。特に、生物学と生物物理学の違い、すなわち物理や化学を基盤とする学生が生物を研究対象とすることの意義を理解することは、非生物を対象とする研究者・技術者の参考になるはずである。

物理学における様々な分野の基礎学力と、その上に立つ専門知識。また、これらを用いて論理的に思考する能力、並びに自らの意見を表現するためのコミュニケーション能力を習得する科目です。
到達目標 Outcomes
授業の到達目標は、計算問題を含む生物物理学の基本的な演習問題を自力で解けることである。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。
​You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments).
https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/​​​
履修上の注意 Course notes prerequisites
生物物理学1と生物物理学2は連続した科目ではないため、2だけを履修する、あるいは2を1より先に履修することは可能である。授業中に中間評価、演習等を数多く行うため、欠かさず参加すること。生物学の予備知識は必要ない。4年次の前期授業期間中に教育実習を予定している場合は3年次に履修すること。質問等は14週目終了時まで受け付ける。14週目終了以降は、個別の接触はその内容にかかわらず不正行為とみなすので、成績照会等は教務課に問い合わせること。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
-

準備学習・復習 Preparation and review
準備学習として、物理学または化学の基礎科目を十分習得しておくことが望まれる。また、授業に沿って実施する小テストや宿題をよく復習することが必要である。
成績評価方法 Performance grading policy
期末評価の評点を70%、中間評価および宿題等の評点を30%とする。中間評価、または宿題等は毎回実施する。宿題等の提出物について、提出日以外に提出されたもの、配布した用紙以外に記入したものは採点対象としない。宿題の提出率が6割未満の場合、履修放棄とみなす。ほぼ毎回紙資料を配布するが、理由を問わず再配布は行わない。ただし、ウェブで閲覧できる資料については、そのアドレスを掲示する。宿題等にはインターネット接続されたPC等を用いる課題が含まれる。期末評価では、宿題や中間評価の問題演習で取り上げた問題を約6割(約40点分)出題し、残りは新規な出題とする。なお、前者についても数値等を変えることはある。試験には計算問題を必ず出題するため、すべての試験において電卓と定規のみ持ち込み可とする。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
​​https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料 Reference and other materials

授業計画 Class plan
1  イントロダクション 生物物理学の歴史、外部動向
2  生体物質にかかる力
3  走査プローブ顕微鏡の発明
4  生体相互作用を分子1個レベルで測る
5  細胞の硬さ、細胞1個体への投薬
6  古典的な手法をナノテクでリニューアルする
7  生体分子の電子物性、DNAを伸ばす技術
8  まがいもののDNA、電子物性に着目したDNA配列の解読
9  生体分子とナノ材料の光学物性、量子ドットと蛍光色素
10  カーボンナノチューブを用いた遺伝子研究、医学研究
11  三次元ナノ構造の作製方法、生物の持つ三次元ナノ構造
12  マイクロパターンを用いた生物研究
13  データ数が少ない場合の信頼度チェック
14  生物物理学に係る企業群
15  まとめ       到達度評価及び解説

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
なし

授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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