教員名 : 徳永 英司
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
物理学実験3 A組
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
General Physics Laboratory 3 A組
授業コード Class code
9912356
科目番号 Course number
12PHEXP301
教員名
小松 伸行、Mark Paul Sadgrove、山下 恭平、小林 天、徳永 英司
Instructor
TOKUNAGA, Eiji /SADGROVE, Mark Paul / KOMATSU, Nobuyuki / KOBAYASHI, Sora/ YAMASHITA, Kyohei
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
Year/Semester
2024 / First Semester & Second semester
曜日時限
前期(水曜3限、水曜4限、水曜5限)、後期(水曜3限、水曜4限、水曜5限)
Class hours
Wednesday / 3rd, 4th, and 5th periods
開講学科・専攻 Department
理学部第一部 物理学科
Department of Physics, Faculty of Science Division Ⅰ 単位数 Course credit
4.0単位
授業の方法 Teaching method
実験
Experiment 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
物理学実験は、学生自身が実験を通して物理現象を体感し、能動的に物理の理解を深めてゆく授業形態であり、 講義形式の授業と相補的な位置づけにある。
目的 Objectives
実験を通じて、各種の測定器具の操作・工作などの実験技術の習得し、背景となる理論を学習することを目的とする。さらに、実験題目ごとに組み替えた2人一組で協力して、実験の遂行ならびに実験結果のプレゼンテーションを行うことで、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めるばかりでなく、コミュニケーション能力も向上させることも目的とする。
到達目標 Outcomes
学生は実験結果を整理・解析する上で基本概念の理解を深めるばかりでなく、客観的なデータ処理の基礎技術や報告書作成・口頭発表の仕方を学ぶことができるが、その最終目標はそれらの技術を踏まえた上で、実験や観察に基づいて自然現象を科学的にとらえる態度を身につけ、自然現象 の追求解明に資する能力を培ことにある。 本授業は物理学科のディプロマ・ポリシー項目3に定める「問題発見と解決の能力」を身に付けるための科目である。 ま た、物理学科ルーブリックの評価軸3の「問題発見、解決能力」の項目および評価軸4の「プレゼンテーション能力」の項 目に該当する科目である。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
ガイダンスで説明する。実験は共同作業であることに十分留意のこと。
また本学の学習管理システム LETUS を積極的に活用していく。 コロナ対策下での授業実施に伴う2021年度からの修正 (2021.3.20): 授業計画(Class plan)にあるように、例年は前組と後組に分かれて各学生が6ユニット(6題目)の実験を行い、1ユニットで4週にわたって実験3回とディスカッション(発表)を行っている。実験は原則2人一組で行う。 しかし、コロナ対策で実験室にいる学生数を例年の半分にするため、実験2回、ディスカッションの準備、発表を1ユニットとする。遠隔で受講する学生が3人目として加わる場合があり、動画を遠隔学生に配信するスタッフの負担増があるのを補償するため、開講題目数は例年よりも限定する。各学生が6つの異なる題目の実験を行うことは例年と変わらない。 詳しくはガイダンスで説明し、LETUS 物理学実験3 A組 (9912356) に従って授業を進行する。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation
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準備学習・復習 Preparation and review
物理学実験3では、選択したコースで1年間を通して取り組む6題目ごとに、学習する分野・内容が大きく変わるため、通常の講義形式において重視される『授業の事前・事後の準備学習・復習』については、1題目について連続的に取り組む4週間にわたり授業時間外にすべきことを明記する。
(1)新しい題目に取り組む前に冊子体テキストおよびLETUSにある電子テキストを使って予習すること (2)実験が継続している1週目から3週目の間に、1週毎に実験で得られたデータから何が読み取れるのか?を隙間の時間を見つけ、しっかり自身で考えること。(4週目のプレゼンテーションの直前になって初めて解析をすることがあってはならない) (3)4週目のプレゼンテーションの前に入念な準備を行い、ペーアーとの共同作業として、その完成度を高めること (4)プレゼンテーションを終えて2週間後までにレポートとしてまとめてLETUSに提出すること。 成績評価方法 Performance grading policy
レポート、ディスカッション、平常点にて採点。
なお平常点、ディスカッションについては評価のためのルーブリックを予め学生に公開している。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
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書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
オリジナル教科書(物理学実験(三))のpdfをLETUSに掲載
授業計画 Class plan
1回目 前期ガイダンス
選択する実験題目の詳細な説明、プレゼンテーションにかかわる心得についての説明を受け、下記の実験題目群から「技術、物理の内容」についてバランスよく組み合わされた6題目[1-6]が指定されたコースを選択する。 2. 信号とノイズ 3. 真空蒸着 4. 放射線計測 5. X線回折 6. ホログラフィー 7. マイクロ波の実験 8. レーザー 9. 金属結晶の格子比熱 10. 電気抵抗の温度変化 11. ホール効果 12. 半導体素子 13. 固体分光 14. 超伝導体 15. 強磁性体の磁化測定 2回目 選択実験題目[1]の第1回目の実験 3回目 選択実験題目[1]の第2回目の実験 4回目 選択実験題目[1]の第3回目の実験 5回目 選択実験題目[1]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 6回目 選択実験題目[2]の第1回目の実験 7回目 選択実験題目[2]の第2回目の実験 8回目 選択実験題目[2]の第3回目の実験 9回目 選択実験題目[2]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 10回目 選択実験題目[3]の第1回目の実験 11回目 選択実験題目[3]の第2回目の実験 12回目 選択実験題目[3]の第3回目の実験 13回目 選択実験題目[3]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 14回目 選択実験題目[1-3]のまとめ 15回目 選択実験題目[1-3]のまとめ 16回目 後期ガイダンス(プレゼンテーションスキルについて) 選択実験題目[1-3]の口頭発表をふまえ、前期ガイダンスに続き、人にわかる話ができるプレゼンスキルを高めるにはどうしたら良いか?について理解を深めることが出来るようになる。 17回目 選択実験題目[4]の第1回目の実験 18回目 選択実験題目[4]の第2回目の実験 19回目 選択実験題目[4]の第3回目の実験 20回目 選択実験題目[4]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 21回目 選択実験題目[5]の第1回目の実験 22回目 選択実験題目[5]の第2回目の実験 23回目 選択実験題目[5]の第3回目の実験 24回目 選択実験題目[5]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 25回目 選択実験題目[6]の第1回目の実験 26回目 選択実験題目[6]の第2回目の実験 27回目 選択実験題目[6]の第3回目の実験 28回目 選択実験題目[6]の口頭発表 PowerPointによる実験結果のプレゼンテーションを行い指導教官からのコメントを受け、物理の理解およびプレゼンテーションスキルを高めることが出来るようになる。 29回目 選択実験題目[4-6]のまとめ 30回目 選択実験題目[4-6]のまとめ 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
LabVIEW
Labview(実験課題を実現するために教員が使用)
備考 Remarks
学生実験に関するアナウンスや個別の連絡は『学習管理システムLETUSのなかの「物理学実験3・A組」のコースで行うので、『見なかった!』、『知らなかった!』ということのないようにしてください。
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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