教員名 : 中川 裕之
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
情報科教育法2 (後・金4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Teaching Methods of Information 2 (後・金4)
授業コード Class code
9910G22
科目番号 Course number
T1SBIFS302
教員名
清水 克彦、中川 裕之
Instructor
Katsuhiko Shimizu, Hiroyuki Nakagawa
開講年度学期
2024年度後期
Year/Semester
2023 Second semester
曜日時限
金曜4限
Class hours
Friday 4th period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部(教職科目)
A course of teacher education, the Faculty of Science Division Ⅰ 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
授業の概要:
高等学校「情報」の目的・内容ならびに授業の方法について、またプログラミング・情報通信技術について、基礎的な知識と、実践的なスキルを、実際の講義・実習ならびに授業作りを通して、指導します. 目的 Objectives
授業の目的:
高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標、内容、指導方法について、普通教科「情報」ならびに専門教育に関する科目「情報」のバランスを取りながら、小学校・中学校から続く情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて理解するとともに、実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・改善能力を理解・修得することを目的とする。また、新しく小学校から指導されることとなったプログラミング教育における情報科の役割について、「計算論的思考」の育成の観点から解説する. 授業方法: 情報科教育法では、その科目の性格上、情報科の内容や指導方法についての解説のみならず、逐次、コンピュータやインターネットに関する実習課題を織り交ぜて、授業を進める。また、生徒の実際にコンピュータを使用してもらい授業を行うことが多いので、それらを実際に取り入れ、生徒が協働的に学習を進める単元の指導計画の作成や授業の指導計画の作成を受講者に行ってもらう予定である。 到達目標 Outcomes
到達目標:
(1)高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標、内容を理解しているか。 (2)情報教育の体系的・系統的カリキュラムを理解しているか。 (3)実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・実行・改善能力を修得しているか。 (4)情報科の基礎となる情報技術に関する知識とスキルを実習を通して身につけているか。 (5)授業開発プロジェクトに意欲的に参加し、実行できたか。 (6)小学校から指導されることとなったプログラミング教育における情報科の役割について、「計算論的思考」の育成の観点から理解しているか. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
情報Ⅰの教師用研修教材のなかのPythonプログラミングをgoogle classroomで学習しますので、gmailのアカウントを取得しておいてください。
情報科教育法2では、最後に授業を実際に開発してもらう授業開発プロジェクトを行います。 本授業では後期を通じて、グループでの実習や学習を薦めていきますので、出席が必須です。また、自律的な参加、グループ内、グループ間で協調して学習を進めることが求められます。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/実習 Practical learning
Python Programmingならびに「情報Ⅰ」の指導案作成とマイクロティーチングを行います。
準備学習・復習 Preparation and review
授業のHPに掲載される課題や、プロジェクトの課題を行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
後期:
課題の提出 30% Pythonプログラミング 20% 小テスト 25% 指導案の作成・マイクロティーチング 25% 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
・文部省(2018) 高等学校学習指導要領解説 情報科編
・文部省(2018) 高等学校学習指導要領 ・情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議(1998) 体系的な情報教育の実施に向けて.文部省 授業計画 Class plan
16 後期授業オリエンテーション:
後期のプロジェクトのための班分けの確認、授業内容ならびに作業内容の確認を行う。また、前期のプロジェクトの成果ならびに結果の講評。 17 情報社会に参画する態度とは何か : 情報で育てる力の一つの中心である情報社会に参画する態度について、その内容を説明します。 18 情報社会に参画する態度の育成1 : 情報社会に参画する態度の育成について、基本概念を説明します。 19 情報社会に参画する態度の育成2 : 情報倫理や情報モラルなどについて扱います。 20 情報科における指導計画・授業づくり : 実習を主軸に展開する情報科の授業の単元計画・授業作りについて論じます。 21 「情報」の授業を作る1−実践力育成のための授業作り− :情報活用の実践力の育成のための授業を実際にどのように構成するかについて論じます。 22 専門教科「情報」についてもっと深く知る: 専門教科「情報」の各科目の内容について、詳細に説明し、あわせて関連する基礎概念を紹介します。 23 「情報」の授業を作る2−情報の科学的理科のためのの授業作り−: 情報の科学的理解の育成のための授業を実際にどのように構成するかについて論じます。 24 「情報」の授業を作る3−情報社会に参画する態度の育成のための授業作り− : 情報社会に参画する態度の育成のためのの授業を実際にどのように構成するかについて論じます。具体的な事例として、情報社会の問題についてのディベート授業を体験します。 25 Python Programming 1 google classroomとgoogle colaboratoryを用いた教師用研修教材の学習 26 Python Programming 2 google classroomとgoogle colaboratoryを用いた教師用研修教材の学習 27 Python Programming 3 情報2データサイエンスの内容の説明と実習 28 授業開発プロジェクト1: 授業開発プロジェクトの説明 指導案の作成 個別のコンサルテーション1 29 授業開発プロジェクト2 : 指導案の作成 個別のコンサルテーション2 30 プレゼンテーション開催 : 授業プレゼンテーションの実行、マイクロティーチングによる模擬授業と授業リフレクションを実行します。 適宜、授業の進行に合わせて、実習系の時間は前後させて行います。 また、ロボコンと授業開発の2つのプロジェクト以外にも、適宜、教科「情報」の教科書で扱われている実習課題について取り組みます。 情報科の教員のキャリアパスについても紹介します。 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
JICAの海外支援教育のNet Computer Courseの教科書作成と講師の経験を活かします。
教育用ソフトウェア Educational software
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Python Scratch
備考 Remarks
実習を取り入れた授業を進めますので、出席を重視します。
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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