教員名 : 中川 裕之
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科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
情報科教育法1 (前・金4)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Teaching Methods of Information 1 (前・金4)
授業コード Class code
9910G20
科目番号 Course number
T1SBIFS301
教員名
清水 克彦、中川 裕之
Instructor
Katsuhiko Shimizu, Hiroyuki Nakagawa
開講年度学期
2024年度前期
Year/Semester
2023 First semester
曜日時限
金曜4限
Class hours
Friday 4th period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部(教職科目)
A course of teacher education, the Faculty of Science Division Ⅰ 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
① [対面]対面授業/ [On-site] On-site class
概要 Description
授業の概要:
高等学校「情報」の目的・内容ならびに授業の方法について、またプログラミング・情報通信技術について、基礎的な知識と、実践的なスキルを、実際の講義・実習ならびに授業作りを通して、指導します. 目的 Objectives
授業の目的:
高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標、内容、指導方法について、普通教科「情報」ならびに専門教育に関する科目「情報」のバランスを取りながら、小学校・中学校から続く情報教育の体系的・系統的カリキュラムの中に位置づけて理解するとともに、実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・改善能力を理解・修得することを目的とする。また、新しく小学校から指導されることとなったプログラミング教育における情報科の役割について、「計算論的思考」の育成の観点から解説する. 授業方法: 情報科教育法では、その科目の性格上、情報科の内容や指導方法についての解説のみならず、逐次、コンピュータやインターネットに関する実習課題を織り交ぜて、授業を進める。また、生徒の実際にコンピュータを使用してもらい授業を行うことが多いので、それらを実際に取り入れ、生徒が協働的に学習を進める単元の指導計画の作成や授業の指導計画の作成を受講者に行ってもらう予定である。 到達目標 Outcomes
到達目標:
(1)高等学校普通教科および専門教科「情報」の教育目標、内容を理解しているか。 (2)情報教育の体系的・系統的カリキュラムを理解しているか。 (3)実際に授業を行う上で必要な教材研究や授業設計・実施・評価・実行・改善能力を修得しているか。 (4)情報科の基礎となる情報技術に関する知識とスキルを実習を通して身につけているか。 (5)ロボットコンテストや授業開発プロジェクトに意欲的に参加し、実行できたか。 (6)小学校から指導されることとなったプログラミング教育における情報科の役割について、「計算論的思考」の育成の観点から理解しているか. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
リンク先の [評価項目と科目の対応一覧]から確認できます(学部対象)。
履修登録の際に参照ください。 You can check this from “Correspondence table between grading items and subjects” by following the link(for departments). https://www.tus.ac.jp/fd/ict_tusrubric/ 履修上の注意 Course notes prerequisites
情報科教育法では、前期は、受講生による二つのプロジェクトを行います。ベネッセとマイクロソフトが開発した4足歩行ロボットによる、ロボコンを開催します。
本授業では前期を通じて、グループでの実習や学習を薦めていきますので、出席が必須です。また、自律的な参加、グループ内、グループ間で協調して学習を進めることが求められます。 アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/実習 Practical learning
ロボコンやプログラミングなどの活動を取り入れます。
準備学習・復習 Preparation and review
授業のHPに掲載される課題や、プロジェクトの課題を行うこと。
成績評価方法 Performance grading policy
課題の提出 30%
プレゼンテーション(1回)10% ロボコン(ロボットのプログラミングとプレゼンテーション)20% 小テスト 20% 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://mirai.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
・文部省(2018) 高等学校学習指導要領解説 情報科編
・文部省(2018) 高等学校学習指導要領 ・情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議(1998) 体系的な情報教育の実施に向けて.文部省 授業計画 Class plan
1 「情報科」とはどのような科目か:
平成になってから設置された情報科について、その成立過程ならびに普通教科「情報」と専門教科「情報」の目的と役割について説明します。また、次世代型教育で強調される学力の3要素ならびにアクティブラーニングの情報科での導入について説明します。 2 普通教科「情報」の構成はどのようになっているのか: 普通教科「情報」の科目編成の変遷、ならびに「情報Ⅰ」、「情報Ⅱ」、さらにこれまでの内容構成ならびに、その指導の条件などについて説明します。 3 専門教科「情報」の構成はどのようになっているのか: 専門教科「情報」の内容構成ならびに、その指導の条件などについて説明します。 4 教育用計算機システムの設計と運営: 「情報」の実習室となる教育用計算機システムの設計、運営、活用、セキュリティについて説明します。 5 情報活用の実践力とは何か: 情報科で育てる力の一つの中心である情報活用の実践力について、その内容を説明します。 6 情報活用の実践力の育成1: 情報活用の実践力の育成について、基本概念を説明します。 7 情報活用の実践力の育成2: 情報活用の実践力の育成について、基本概念を説明します。 8 情報の科学的理解とは何か: 情報科で育てる力の一つの中心である情報の科学的理解について、その内容を説明します。 9 情報の科学的理解の育成1: 情報の科学的理解の育成について、基本的概念を説明します。 10 情報の科学的理解の育成2: 情報の科学的理解の育成について、基本的概念を説明します 。 11 問題解決におけるコンピュータの利用: 理科大生のプチ旅行計画を立てるプロジェクト型の実習とプレゼンテーションを経験します。 12 共通テスト手順記述標準言語(DNCL)の説明 2025年から共通テストに「情報」が設置されます。そのテストのための言語DNCLを学習します。 13 ロボコンプロジェクト1 : ロボコンの説明、ロボコンのプログラミング実習 14 ロボコンプロジェクト2 : ロボコンの走行実験の実習 15 ロボコン開催 : ロボコンの開催 適宜、授業の進行に合わせて、実習系の時間は前後させて行います。 また、ロボコンのプロジェクト以外にも、適宜、教科「情報」の教科書で扱われている実習課題について取り組みます。 情報科の教員のキャリアパスについても紹介します。 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
JICAの海外支援国向けNet Courseの教科書作成と講師をつとめた経験をいかします。
教育用ソフトウェア Educational software
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電子黒板とexcelなどを活用します.ScratchやmBotを使用します。
備考 Remarks
実習を取り入れた授業を進めますので、出席を重視します。
授業でのBYOD PCの利用有無 Whether or not students may use BYOD PCs in class
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授業での仮想PCの利用有無 Whether or not students may use a virtual PC in class
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