![]() 教員名 : 松本 朋子
|
科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
ライティング&プレゼンテーション (後・木3)
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Writing and Presentations (後・木3)
授業コード Class code
99K1319
科目番号 Course number
L1CAECMn21
教員名
松本 朋子
Instructor
Tomoko MATSUMOTO
開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
2023/Second semester
曜日時限
木曜3限
Class hours
Thursday/3rd period
開講学科・専攻 Department
理学部第一部(一般教養科目)、経営学部(一般教養科目)
A course of liberal arts, the Faculty of Science Division Ⅰ A course of liberal arts, the School of Management 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
対面授業/On-site class
現時点では対面を予定していますが、状況に応じ 変更の可能性があります。 概要 Description
数式は書けるけど文章を書くのは苦手っという人いるでしょう。研究は好きだけど発表は苦手っという人もいるでしょう。思うことは色々あるけれど、人前で発表するのは緊張するし考えがまとまらないって人もいるでしょう。この授業は、そういった皆さんのための授業です。
仕事をしていく上で、記述する力、話す力、議論する力を養うことは不可欠です。避けられない以上、技能を身につけることが上策です。皆さんが近未来に直面するであろう、就活の場や研究報告の場を念頭に様々な題材を扱いつつ、三つの力を実践的に身につけていきます。 目的 Objectives
この授業では、ライティング、プレゼンテーション、ディスカッションに関する基礎的なルールを学び、学んだ内容を実践できるようになることを目的としています。
到達目標 Outcomes
・プレゼン・作文において、相手に伝わりやすい構成を組み立てられる
・プレゼン・作文において、避けるべき事項を説明できる ・ディスカッションにおいて、積極的で建設的な発言ができる ・グループディスカッションにおいて、議長と書記の両方の役割を果たすことができる 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
S:一般能力 B:教養 K:豊かな教養 OS:一般能力 OK:豊かな教養 MS:教養学力 BE:幅広い教養 ID:教養学力
履修上の注意 Course notes prerequisites
・授業は参加型授業です。授業の積極的な参加が成績を大きく左右するので、注意してください。
・授業の提出物の多くはLETUS上で提出する形になります。提出物に関しては、他の受講生に閲覧されるものもあります。その点に注意しながら、取り組むようにしてください。 ・全ての授業教材について、他者に配布することを禁止していますので、ご注意ください。 ・授業時間中に提出物の準備を行うことも多いので、PCなどを持ってきてください。 ・授業中は携帯電話やスマホの電源はオフにするかマナーモードにすること ・授業中の私語、居眠り、飲食は禁止します。(但し、蓋付きの水筒やペットボトルは持ち込んで構いません。) アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test/ディベート・ディスカッション Debate/Discussion/グループワーク Group work/プレゼンテーション Presentation/PBL (課題解決型学習) Problem-based learning
-
準備学習・復習 Preparation and review
提出物への取り組みを中心に、各回授業の準備や復習を行うこと
成績評価方法 Performance grading policy
成績は以下の二つの要素から判断します。
・授業の提出物・テスト 50% …学期中に何回か提出物を課しています。提出物やテストの有無に関しては、授業計画の各回の項目を確認してください。 ・授業の積極的参加度 50% …授業にただ参加するだけでなく、グループディスカッションや報告の積極度・学習姿勢・出来栄えが評価されます。 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
授業中に資料を配布します。
授業計画 Class plan
第1回 授業の概要説明
講義概要の説明をします。できる限り参加するようにしましょう。 <第一部> プレゼンの仕方 第2回 口頭でプレゼンする際に注意すべきこと 人前でプレゼンをしたことがある人はどれくらいいるでしょうか。第2回授業では、プレゼンをする際に最低限守るべきことを学びます。そして、1分間プレゼンをするための準備方法を学び、実践してもらいます。 提出物:1分間の自己PRに関する1分間発表のメモ 第3回 口頭でプレゼンする際に注意すべきこと:一般編(1) 第2回授業の実践編です。全員でお互いに「自己PR」をプレゼンし合うことで、プレゼンをする際、私たちはどんなことをどの順番で伝えればわかりやすいか、検討していきます。 提出物:座右の銘に関する1分間発表のメモ 第4回 口頭でプレゼンする際に注意すべきこと:一般編(2) 第3回の復習です。就職でもよく聞かれる答えにくい質問「座右の銘」について、ぜひマスターしてみましょう。 提出物:他者のプレゼンから学んだこと、自身の改善点をそれぞれ三つ以上報告 第5回 口頭でプレゼンする際に注意すべきこと:研究編 プロジェクトや開発製品の紹介は、予算を調達する上で、そして、成果を社会に広める上で必須の業務です。皆さんの多くがこれから社会人生活を送る上で繰り返し経験する業務となるでしょう。この回では、研究を報告する際の「いろは」を学びます。題材には、Nature論文の日本語紹介記事を扱います。 第6回 プレゼンスライドを作ってみよう:研究編(1) スライドは報告者の報告内容の理解を助けるためにあります。どのようなスライドが視聴者にやさしいスライドなのか、スライドを作成する際の「いろは」を学びます。そして、第5回で扱った記事の中から、特に好きだった記事を選び、その記事を紹介するスライドを皆さんに作成してもらいます。 提出物:プレゼンのスライド 第7回 ディスカッションの仕方を学ぼう ディスカッションは、他者を貶すことではなく、意見を交換することで、より良い成果物を作成することにあります。どうしたら気持ちの良い、有意義なディスカッションの時間を作ることができるでしょう。第7回では、第6回で作成したスライドを用いながら全員に報告してもらい、報告をお互い批評してもらいます。この目的は、(ア)前週のスライドの作成方法への理解を深めること、(イ)ディスカッションの仕方を学ぶことにあります。 提出物:他者のプレゼン・スライドから学んだこと、自身の改善点をそれぞれ三つ以上報告 第8回 プレゼン方法総復習 (非同期オンライン授業) 授業前半のまとめを行います。前半で習ったプレゼン作成上の注意点やスライド作成上の注意点に関する選択式のオンラインテストを受験してもらい、正誤を確認することで、復習を促します。 (注意)受験可能日は受講日のみなので気をつけてください。 提出物:第6回で作成したプレゼンスライドの修正版 テスト(1): 第1回から第7回授業に関するオンラインテスト <第二部> ライティングの仕方 第9回 文章の基本的な書き方(1) プレゼンと同じように、論文やレポートも書き方の「いろは」があります。第一段落の構成方法、段落の書き方、表現方法における注意点を一緒に学びます。 提出物:「今の学部を選んだ理由」を紹介する600字の文章 第10回 文章の基本的な書き方(2) グループに分かれ、第9回で提出した提出物の改善点を話し合い、文章を書くうえでの注意点を振り返ります。 提出物:「仕事を選ぶ基準」を紹介する600字の文章 第11回 文章の書き方実践編(1) 第9回、第10回の復習です。グループに分かれて、第10回に用意した文章についてその内容と改善点を話し合います。 提出物:第9回、第10回のどちらかの文章の修正版と修正ポイントの説明 第12回 情報の検索方法、剽窃・盗用行為をしないための記述方法 Googleに聞けば今の時代、大概の情報は入手できます。ですが、Googleは皆さんの嗜好に合わせた情報提供をするので、皆さんの知らない情報を効率的にtopに表示してくれるかはわかりません。そして、調べた情報を引用を付けずに記述することは、他者の考えの盗用になります。最後の授業では、専門的情報の検索方法を学習すると同時に、引用の仕方、参考文献の書き方を学習します。 テスト(2): 第12回授業内容に関するオンラインのミニテスト <第三部> グループディスカッションの仕方 第13回 グループディスカッションの行い方 授業前半で、グループディスカッションの進行に関する基礎的な約束事を確認し、後半では実践を行います。具体的には、30分でテーマに関するグループディスカッションを行い、ディスカッションした内容をグループ別に3分で報告してもらいます。ディスカッションテーマは「タイムマシンが出来たら過去に行くか未来に行くか」です。 第14回 グループディスカッションとプレゼン演習 ここまでの授業内容を踏まえ、グループディスカッションとその内容報告(プレゼン演習)を行います。授業前半30分では、テーマに関するグループディスカッションを行います。授業後半では授業前半とは別のグループに分かれ、ディスカッションした内容の発表を複数回報告してもらいます。ディスカッションテーマは、「社会人と学生の違いとは何か?」です。 提出物:グループディスカッションで今後注意すべきことを3つ以上報告 第15回 総括・復習 第9回から14回で習った基本事項に関する15分の簡単な復習オンラインテストを授業冒頭で行います。全て選択式です。 受験後に、第14回と同様に、グループディスカッションとディスカッション内容の発表を行います。最後の題材は「聴衆の印象に残りやすいプレゼンをするためにはどうしたら良いのか?」です。 テスト(3):第9回から第14回授業に関するオンラインテスト 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
-
教育用ソフトウェア Educational software
-
-
備考 Remarks
|