線形代数学および演習１ （Ｙ組）

Linear Algebra 1 （Ｙ組）

9989B01

89COMAT101

橋爪　洋一郎

2023年度前期

木曜2限

経営学部　国際デザイン経営学科

Department of International Digital and Design Management, School of Management

2.0単位

演習

Seminar

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対面

当授業においては，線形代数学を，その基礎概念から始めて，行列，数ベクトル，連立一次方程式，行列式，逆行列と進み，その概念を理解させる講義と共にその基本的計算を演習する形で授業を行う．演習では，各自が実際に計算を実行する機会を多く取り入れて，実力の定着を図る．

経営学の専門知識を修得し活用するための，数理・計量分析を基礎に据えた理工学的な分析力・構想力・創造力を育むため，線形代数学の概念とその思考方法を習得する．この科目は，本学部と本学科が共通にディプロマポリシーとして定めている『1. グローバル化や地球環境問題など広範かつ多様なビジネス環境で発生している諸々の問題に対して自然科学及び社会科学の知識を活用して解明するという基本的方針の下で理論的かつ実践的な考え方を身に付けている』ことの実現を目的とする．

上記の授業内容をよく理解し，それに基づいて，経営学に関連する具体的な課題について定量的立問をし，実際の計算による問題解決等ができるようになることである．

初等的な数学（高等学校の内容）に不安のある場合は「基礎数学および演習」を履修する事．

小テストの実施　Quiz type test／ディベート・ディスカッション　Debate/Discussion／グループワーク　Group work

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予習：予習用教材をLETUSにアップロードする．これを用いて2時間程度予習する事．
復習：2時間程度演習内容を復習し，自分の力で解けるようにする事．

到達度評価試験，レポート課題，小テスト，自由レポートを総合的に評価する．およその配分は試験・小テスト70%，レポート課題・自由レポート30%を予定しているが，全体の得点率に応じて調整する．

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

Y

『チャート式シリーズ　大学教養　線形代数』加藤 文元，数研出版　ISBN : 9784410154638

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１．ガイダンス：受講の仕方を理解する．
２．行列の考え方と計算規則１：行列の加法とスカラー倍について理解する．
３．行列の考え方と計算規則２：行列の積と逆行列について理解する．
４．行列の考え方と計算規則３：行列のいろいろな性質について理解する．
５．連立一次方程式１：連立方程式と行列の基本的関係について理解する．
６．連立一次方程式２：連立方程式とルーシェ・カペリの定理について理解する．
７．連立一次方程式３：連立方程式とその解について理解する．
８．正則行列・逆行列１：基本行列と正則行列について理解する．
９．正則行列・逆行列２：逆行列を求められるようになる．
１０．行列式１：置換と行列式について理解する．
１１．到達度評価（中間）および講評（範囲は第1講〜第7講）
１２．行列式２：行列式の性質について理解する．
１３．行列式３：余因子とクラメルの公式について理解する．
１４．全体の復習
１５．到達度評価（期末）および講評（範囲は第1講〜第14講）

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