シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
生理化学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Physiological Chemistry
授業コード Class code
9983362
科目番号 Course number
83BIMEB203

教員名
宮川 信一
Instructor
宮川信一

開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
2023年後期
曜日時限
火曜2限
Class hours
火曜日2限

開講学科・専攻 Department
先進工学部 生命システム工学科

Department of Biological Science and Technology, Faculty of Advanced Engineering
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
動物の生体機能は複雑で、その恒常性(ホメオスタシス)はホルモンによって維持されている。ホルモンは化学的にはアミン、ペプチド、(糖)タンパク、ステロイドに分類されるが、それぞれ特定の器官(組織)によって産生•放出される。放出された分子は血流を経て受容体を持つ特定の組織•細胞においてその機能を発現する。その発現結果は、多くの場合、産生した器官にフィードバックされその産生機能が調節される。この科目においては、ホルモンがかかわる様々な生命現象を、ホルモンの機能と作用メカニズムの面から学ぶ。

概要 Description
動物の生体機能は複雑で、その恒常性(ホメオスタシス)はホルモンによって維持されている。ホルモンは化学的にはアミン、ペプチド、(糖)タンパク、ステロイドに分類されるが、それぞれ特定の器官(組織)によって産生•放出される。放出された分子は血流を経て受容体を持つ特定の組織•細胞においてその機能を発現する。その発現結果は、多くの場合、産生した器官にフィードバックされその産生機能が調節される。この科目においては、ホルモンがかかわる様々な生命現象を、ホルモンの機能と作用メカニズムの面から学ぶ。
目的 Objectives
近年問題となっている生活習慣病など様々な疾患や不妊問題などに対し、内分泌系がどのように関与しているかを理解する。また、様々な生物がその生活環に適応するためのメカニズムを、内分泌の視点から理解する。
到達目標 Outcomes
内分泌系を理解し、ホルモンの産生と分泌及びその作用経路を理解することで、健全な生活を営むための知識を修得する。豊かな創造力と国際性を兼ね備え、多面的かつ新しい視点を持って科学技術の発展に貢献する能力を身につける。
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
基礎工学力(知識、技能)/専門基礎力(知識、技能)
履修上の注意 Course notes prerequisites
特にない。
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
準備学習、復習に必要な時間の目安は各回2時間である。各回の講義に使用する資料をLETUSに掲載しておくので、よく読んで予習する。この生理化学の講義においては、特に多くのホルモンや組織学用語が登場する。したがって一般的な生理学の教科書や参考書を読んで予備知識を得ておくことが講義内容の理解に多いに役立つ。講義中に資料の図の説明を行うが、復習においてはこの図の内容が十分に理解できることが重要である。資料とともに、参考書の該当する箇所をよく読んで復習する。
成績評価方法 Performance grading policy
到達度評価により評価する。各週に講義した項目に関して、基本的かつ重要な点を問う。
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
講義資料はLETUSにアップロードする。

授業計画 Class plan
【1】イントロダクション
【2】ホルモン研究の歴史、ホルモン産生の調節について(視床下部・下垂体のホルモン)
【3】甲状腺ホルモン
【4】カルシウムをコントロールするホルモンと骨代謝
【5】副腎のホルモン、摂食と肥満に関わるホルモン
【6】性ホルモンの作用と生殖のメカニズム
【7】様々な生命現象と疾患に関わるホルモン
【8】全講義のまとめを行い、これまでの理解度を試験により評価する

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
所定の期間在学し、「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」という教育理念と、「豊かな人間性・創造力と国際性を兼ね備え、多面的かつ新しい視点を持って科学技術の発展に貢献できる人材の育成」という教育目標に沿って編成された授業科目を履修して、所定の単位を修得した学生に対して修了を認定し、学士の学位を授与する。