シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
地盤防災工学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Geotechnology for Natural Hazards
授業コード Class code
9976514
科目番号 Course number
76CEGEM307

教員名
塚本 良道
Instructor
Yoshimichi Tsukamoto

開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
2021 Second Semester
曜日時限
金曜3限
Class hours
Friday/3rd

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
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授業の主な実施形態 Main class format
対面授業/On-site class

概要 Description
自然地盤や人工地盤で生じる地盤災害とその防災対策に関する基礎知識を得ることを目的に,講義形式で授業を行う.講義期間中の2回の小テスト(課題に対するエッセイ)と定期試験で,到達目標の達成度を確認する.
目的 Objectives
頻発する自然災害への防災・減災の実務的な課題に取り組むには、自然地盤や人工地盤で生じる地盤災害とその防災対策に関する基礎知識を備える必要がある.具体的には、地盤の地形地質と地盤災害の関係、地震や豪雨により発生するさまざまな地盤災害の特徴とその防災対策、軟弱地盤で発生するさまざまな地盤災害の特徴とその防災対策について学習し,それらを適切に説明できるようになることを目的とする.
到達目標 Outcomes
1.地盤の地形地質と地盤災害の関係を説明できる.
2.地震や豪雨により発生するさまざまな地盤災害の特徴とその防災対策を説明できる.
3.軟弱地盤で発生するさまざまな地盤災害の特徴とその防災対策を説明できる.
上記1〜3の内容に関する試験において,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する.

[土木工学科が定める学習・教育目標との関連]
上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている.
主として関連する学習・教育目標:
目標(B)土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門分野の学力
履修上の注意 Course notes prerequisites
特に制約はないが,「土質力学」の知識を前提として講義は行なわれる.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
課題に対する作文 Essay/小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
準備学習:LETUSに掲載した各回の講義の穴埋め記述式配布資料をダウンロードし、学習内容を十分理解しておく.
復習:講義中に穴埋め記入した配布資料を充分復習し,地盤災害の種類・地盤防災の方法論について説明できるようにする.
成績評価方法 Performance grading policy
小テスト5回(20%×5)により評価する.

【フィードバックの方法】
小テストの講評を行う.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
特になし.

授業計画 Class plan
1.地盤の地形地質の構成 地盤の生成過程と土の種類を説明できるようになる.
2.地盤の地形地質の構成 地盤災害と地形地質の関係を説明できるようになる.
3.地盤の地形地質の構成 東京の地形地質を説明できるようになる.
4.小テスト1(レポート形式)
5.地震による地盤災害(砂地盤の液状化) 過去の地震により生じた地盤の液状化による地盤災害の特徴を説明できるようになる.
6.地震による地盤災害(砂地盤の液状化) 砂地盤の液状化発生のメカニズムを説明できるようになる.
    ➡小テスト2(レポート形式)
7.地震に対する地盤防災(砂地盤の液状化) 種々の液状化対策工法を説明できるようになる.
8. 地震による地盤災害(地すべり・斜面崩壊) 地震による地すべり・斜面崩壊の特徴を説明できるようになる.
9.小テスト3(レポート形式)
10.軟弱地盤の地盤災害 軟弱地盤の沈下・側方流動、掘削底面の盤ぶくれ・ボイリング・ヒービングを説明できるようになる.
11.軟弱地盤の地盤災害 軟弱地盤で生じる道路盛土の長期圧密沈下の特徴と予測法を説明できるようになる.
    ➡小テスト4(レポート形式)
12.軟弱地盤に対する地盤防災 軟弱地盤の地盤改良工法を説明できるようになる.
13.豪雨による地盤災害 豪雨により発生する地すべりや土石流の特徴を説明できるようになる.
14.豪雨に対する地盤防災 豪雨により発生する地すべりや土石流に対するハード対策・ソフト対策を説明できるようになる.
    ➡小テスト5(レポート形式)
15.総括・講評 小テストの講評を行う.

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし.