教員名 : 菊池 喜昭
|
科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
土木基礎工学
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Geotechnical Foundation Engineering
授業コード Class code
9976503
科目番号 Course number
76CEGEM305
教員名
石丸 太一、菊池 喜昭
Instructor
Yoshiaki Kikuchi
開講年度学期
2023年度前期
Year/Semester
First Semester
曜日時限
水曜3限
Class hours
Wednesday, 3rd period
開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科
Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology 単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義
Lecture 外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
対面授業 /On-site class
概要 Description
基礎構造物と基礎構造物を支える地盤の関係に基づいて地盤工学的観点から講義形式で授業を行う.講義期間中の2回の授業の中で,各自で到達目標の達成度を確認する.
目的 Objectives
土質力学として研究してきた成果が基礎構造物の設計,施工にどのように反映されているかを適切に説明できるようになることを目的とする.また,軟弱地盤対策についてもその概要を説明できることを目的とする.
到達目標 Outcomes
1.基礎地盤の破壊に伴う基礎の支持力破壊を説明できる.
2.深い基礎の施工法と支持力の関係について土質力学的に説明できる. 上記1〜2の内容に関する試験において,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する. ※土木工学科が定める学習・教育目標との関連 上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている. 主として関連する学習・教育目標: 目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる. 卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門分野の学力
履修上の注意 Course notes prerequisites
「土質力学Ⅰ,Ⅱ」の知識を前提として講義する。
もし,「土質力学Ⅱ」を履修していない場合には,独習することが強く望まれる. アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
-
-
準備学習・復習 Preparation and review
準備学習:各回,1時間30分程度の時間を使って,授業計画および事前にLETUSにアップされた資料に目を通し,講義に関連すると思われる土質力学ですでに学習した内容について復習し,講義資料に出てくる用語の確認,重要と思われるキーワード調べをすませておくこと.
復習:1時間半程度の時間を使って,各回の講義内容を十分に復習し,習得した知識を元に「今後どのような学習をすべきか」論じられるようにしておくこと. 成績評価方法 Performance grading policy
成績評価は中間(40%) と期末(60%) の到達度評価により行う.
ただし,8回以上欠席した場合には単位取得を認めない. [フィードバックの方法] 各回の到達度評価試験の次の回に解説を行う. 学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している ・B:到達目標を達成している ・C:到達目標を最低限達成している ・D:到達目標を達成していない ・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している ・S:Achieved outcomes, excellent result ・A:Achieved outcomes, good result ・B:Achieved outcomes ・C:Minimally achieved outcomes ・D:Did not achieve outcomes ・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation 教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
-
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store). https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/ 参考書・その他資料 Reference and other materials
①参考書
石原研而著「土質力学」,丸善出版,2018 この参考書は土質力学Ⅰの教科書でもあることから,講義中に直接用いることもある. 石橋勲・ハザリカへマンタ著「土質力学の基礎」,共立出版,2011 三田地利之著「土質力学入門」,森北出版,2013 ②その他資料 教員の作った資料を理大のe-learning system(LETUS)を通じて提供する.講義は主としてこれに従って行われる. 授業計画 Class plan
[項目と内容]
1 土木基礎工学が解決すべき課題 地盤工学と建設工事の関連が説明できる. 土木基礎工学に関連する具体的課題を説明できる. 2 地盤の破壊 地盤の破壊による基礎の支持力を説明できる. 3 地盤の性質と地盤の破壊 粘土地盤と砂地盤とで地盤の破壊の考え方がどのように異なるか説明できる. 4 基礎の沈下Ⅰ 基礎の即時沈下と圧密沈下を計算できる. 5 基礎の沈下Ⅱ サンドドレーン工法を説明でき,具体的計算ができる. 6 基礎の沈下Ⅲ サンドドレーン工法とサンドコンパクションパイル工法の違いを説明できる. 7 基礎の支持力 複数の支持力計算手法の違いを説明できる. 8 到達目標の達成度の確認 これまで学習した内容に関する問題を解くことができる. 9 到達目標の達成度の確認,斜面と盛土の安定 到達目標の達成度を確認し,自身の現状を把握する. 斜面と盛土の安定計算ができる. 10 浅い基礎 浅い基礎の許容支持力の考え方を説明できる. 11 深い基礎Ⅰ 深い基礎の鉛直支持力を計算できる. 12 深い基礎Ⅱ 深い基礎の設計法の課題を説明できる. 13 深い基礎Ⅲ 杭の軸直角方向の抵抗力を計算できる. 14 到達目標の達成度の確認 これまで学習した内容に関する問題を解くことができる. 15 到達目標の達成度の確認 到達目標の達成度を確認し,自身の現状を把握する. 授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
国内研究機関の研究員(地盤工学系)の勤務実績を活かし土木基礎工学について講義する。
教育用ソフトウェア Educational software
-
-
備考 Remarks
授業日程に変更がある場合には授業時に告知することがある.
|