シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
交通計画
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Transportation Engineering
授業コード Class code
9976408
科目番号 Course number
76CEPLG305

教員名
栁沼 秀樹、海野 遥香、鈴木 雄、寺部 慎太郎
Instructor
Shintaro TERABE, Hideki YAGINUMA, Haruka UNO, Yu SUZUKI

開講年度学期
2023年度前期
Year/Semester
2023, First semester
曜日時限
木曜2限
Class hours
Thursday, 2nd period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
2.0単位
授業の方法 Teaching method
講義

Lecture
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
対面授業

概要 Description
様々な地域が抱える問題を交通システムの改善という視点からとらえ,交通に関する社会基盤施設(インフラストラクチャー)である,道路・鉄道・空港・港湾の計画立案に必要な考え方とその実例について学ぶ,講義型の授業である.
目的 Objectives
本授業の目的は,交通に関する諸問題を解決し,交通施設の計画・管理・運営を効果的に実施する方法について理解すること,またそれらの方法を様々な地域に適用することの是非を論ずることができるようになることである.
到達目標 Outcomes
1.授業計画の各回で示される交通計画立案上で考慮すべき概念について説明できる.

※社会基盤工学科が定める学習・教育到達目標との関連
上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育到達目標に基づいている.
主として関連する学習・教育到達目標:
目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造・材料,地盤,水理,環境・情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門分野の学力
履修上の注意 Course notes prerequisites
関連する「交通システムの行動分析」「交通システムの設計学」についても履修することが望ましい.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
LETUSにて示される各回の学習内容の指示に従うこと.
特に指示がない場合は下記の通り.
準備学習(各回1時間程度):授業内容に示されている用語の意味を調べておくこと.また事前に示された論文など資料がある場合はそれを熟読し,著者の主張を簡潔にまとめておくこと.
復習(各回2時間程度):授業の内容を振り返って簡潔にまとめたノートを作成しておくこと.また授業外実習として講義で示した例題や演習問題がある場合にはそれに取り組むこと.
成績評価方法 Performance grading policy
授業内容の理解度を問う小テストの合計点によって評価される.
[フィードバックの方法]
小テスト終了後に解答例を解説し,採点結果はLETUSで確認できる.
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
N
書誌情報 Bibliographic information
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MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
資料配布はLETUS上で行う.
参考書は,「改訂新版 読んで学ぶ交通工学・交通計画」久保田尚・大口敬・髙橋勝美 編著,理工図書.「交通計画」,山形耕一・森地茂編著,技報堂出版(株).「交通システム計画」,太田勝敏著,技術書院.「都市交通計画」,新谷洋二編著,技報堂出版(株).「図説 わかる交通計画」森田哲夫・湯沢昭・他編著,学芸出版社.など

授業計画 Class plan
1)交通計画の概要:交通計画の意義,国土と交通,都市と交通の関係について理解する.
2)道路計画とITS:道路の歴史・段階構成・機能,ITSとスマートウェイについて理解する.
3)道路交通と交通流:自動車交通流の計測・表現方法と渋滞発生のメカニズムについて理解する.
4)交通環境問題(環境アセスメント):交通を自然環境・地球環境と調和させる考え方について理解する
5)パブリック・インボルブメント:市民参加の歴史と現状,課題について理解する.
6)交通需要予測:需要予測の概要と課題について理解する.
7)交通データの活用:交通データの活用法について理解する.
8)交通と防災計画:地震などの災害時における交通の役割とそれを保全する防災計画の重要性について理解する.
9)歩行者交通と自転車交通:歩行者と自転車の交通特性とそれを活かす交通政策のあり方について理解する.
10)生活道路の交通安全対策:住宅地の地区交通計画,生活道路の交通安全対策の現状・課題を理解する.
11)地域公共交通:都市部や中山間地域など,地域の特徴に合わせた公共交通のあり方について理解する.
12)交通需要管理:交通需要管理の意味と具体的な手法について理解する.
13)高齢者・障がい者の交通計画:高齢者や障がい者等の移動手段確保の課題について理解する.
14)国土交通行政と交通計画:交通計画における国土交通行政の意義について理解する.
15)交通計画の実務:交通計画に関係する業務がどのように行われているか理解する.

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
最新の講義日程はLETUSを参照して下さい.