シラバス情報

科目授業名称(和文) Name of the subject/class (in Japanese)
水理学演習2
科目授業名称(英文) Name of the subject/class (in English)
Exercises on Hydraulics 2
授業コード Class code
9976110
科目番号 Course number
76CEEEH303

教員名
小野村 史穂、柏田 仁、二瓶 泰雄
Instructor
Yasuo Nihei, Jin Kashiwada

開講年度学期
2023年度後期
Year/Semester
2023/ Second semester
曜日時限
月曜2限
Class hours
Monday, Second period

開講学科・専攻 Department
創域理工学部 社会基盤工学科

Department of Civil Engineering, Faculty of Science and Technology
単位数 Course credit
1.0単位
授業の方法 Teaching method
演習

Seminar
外国語のみの科目(使用言語) Course in only foreign languages (languages)
-
授業の主な実施形態 Main class format
対面授業 /On-site class

概要 Description
[概要]
水理学演習2では,水理学2と同様に,自然界において見られる様々な水理現象の基礎知識習得を目的として,水理学の講義を行い,受講者自身が演習問題を解き,その結果について解説する.毎回演習問題を解くとともに,8回目,15回目の授業では,各自で到達目標の達成度を確認する. なお,水理学演習2は水理学2と表裏一体で行う.
目的 Objectives
「水」に関わる土木事業の進めるには,水理学に関する基礎知識を備え,応用できる必要がある.そこで,水理学1,演習1に引き続いて,水の運動に関する基礎知識(流れの形態(層流,乱流),管水路流れ,開水路流れ)を学習し,基本的な問題を解けるようになることを目的とする.
到達目標 Outcomes
1.層流・乱流の基本的説明をできると共に,関係する計算問題を解けるようになる.
2.管水路流れの性質を説明でき,関連する計算問題を解けるようになる.
3.開水路急変流の性質を説明でき,関連する計算問題を解けるようになる.
4.開水路等流の性質を説明でき,関連する計算問題を解けるようになる.
5.開水路漸変流の特徴を説明でき,関連する計算問題を解けるようになる.
上記1〜5の内容に関する試験において,教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって,到達目標の達成と判断する.

※土木工学科が定める学習・教育目標との関連
上記 [到達目標] は,下記の主として関連する学習・教育目標に基づいている.
主として関連する学習・教育目標:
目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造,材料,地盤,水理,環境,情報,計画)の基礎知識を習得するとともに,応用できるようになる.
卒業認定・学位授与の方針との関係(学部科目のみ)
専門分野の学力
履修上の注意 Course notes prerequisites
水理学2を履修していることを前提に授業を進める.
水理学2の講義ノート,及び教科書,電卓,定規を持参すること.
アクティブ・ラーニング科目 Teaching type(Active Learning)
小テストの実施 Quiz type test
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準備学習・復習 Preparation and review
【準備学習】
 各回の授業計画に基づいて関連する部分の教科書,及び講義ノートを参照し,必要な専門用語について調べておくこと.

【復習】
 各回の講義内容を十分に復習・理解し,関連する例題を解けるようにしておくこと.
成績評価方法 Performance grading policy
小テスト:26%(13回×2点)
到達度確認テスト(中間):37%
到達度確認テスト(期末):37%
ただし,小テストの代理提出やコピペが発覚した場合は全ての小テストを0点とします.

[フィードバックの方法]
各テストは採点の上返却する
学修成果の評価 Evaluation of academic achievement
・S:到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A:到達目標を十分に達成している
・B:到達目標を達成している
・C:到達目標を最低限達成している
・D:到達目標を達成していない
・-:学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S:Achieved outcomes, excellent result
・A:Achieved outcomes, good result
・B:Achieved outcomes
・C:Minimally achieved outcomes
・D:Did not achieve outcomes
・-:Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書 Textbooks/Readings
教科書の使用有無(有=Y , 無=N) Textbook used(Y for yes, N for no)
Y
書誌情報 Bibliographic information
二瓶泰雄・宮本仁志・横山勝英・仲吉信人著 「土木の基礎固め 水理学」(講談社)
MyKiTSのURL(教科書販売サイト) URL for MyKiTS(textbook sales site)
教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/​​​

参考書・その他資料 Reference and other materials
特に無し.

授業計画 Class plan
1.講義のイントロダクション,及び前期の復習
 前期に習った水理学の基礎的事項を説明できる.
2.層流と乱流(1)
 層流・乱流やレイノルズ数について計算できる。
3.層流と乱流(2)
 ハーゲン・ポアズイユ流れやレイノルズ応力について計算できる.
4.層流と乱流(3)
対数則や粗面・滑面,粘性底層について計算できる.
5.管水路の流れ(1)
 管路用のベルヌイ定理や摩擦損失について計算できる.
6.管水路の流れ(2)
 摩擦以外の損失について計算できる.
7.管水路の流れ(3)
 エネルギー線や動水勾配線について計算できる.
8.理解度の確認(中間)
 これまでに学習した内容に関する問題を解くことができる.
9.開水路の急変流(1)
 比エネルギーについて計算できる.
10.開水路の急変流(2)
 フルード数や比力について計算できる.
11.開水路の急変流(3)
 跳水について計算できる.
12.開水路の等流
 等流水深と限界水深について計算できる.
13.開水路の漸変流(1)
 開水路用のベルヌイの定理(拡張されたベルヌイの定理)について計算できる.
14.開水路の漸変流(2)
 開水路の漸変流を水面形について計算できる.
15.理解度の確認(期末),及び学習・教育到達目標の達成度の確認
  これまでに学習した内容に関する問題を解くことができる.
  到達目標の達成度を確認し,自身の現状を把握する.

授業担当者の実務経験 Work experience of the instructor of the class
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教育用ソフトウェア Educational software
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備考 Remarks
特になし