図学及び製図｜シラバス情報

科目授業名称（和文）　Name of the subject/class (in Japanese)

図学及び製図

科目授業名称（英文）　Name of the subject/class (in English)

Descriptive Geometry and Drawing

授業コード　Class code

9975592

科目番号　Course number

75BADET121

教員名

野口　昭治

Instructor

Shoji Noguchi

開講年度学期

2023年度後期

Year/Semester

2nd semester

曜日時限

月曜5限

Class hours

Monday

開講学科・専攻　Department

創域理工学部　機械航空宇宙工学科

Department of Mechanical and Aerospace Engineering, Faculty of Science and Technology

単位数　Course credit

1.0単位

授業の方法　Teaching method

実習

On-site practical training

外国語のみの科目（使用言語）　Course in only foreign languages (languages)

-

授業の主な実施形態　Main class format

対面授業On-site class

概要　Description

機械を製作するためには、構想を図面にして部品に展開する必要がある。機械部品の図面化においては、日本だけではなく、世界共通の表記法が定められている。本授業では、製図教育の導入として、製図通則や立体部品を平面図として書く方法、3D-CADの操作法を学ぶ。

目的　Objectives

機械を具現化するために必要な部品展開への方法を学ぶとともに、次年度から本格化する機械の設計も含めた製図で使用する3D-CADの操作法を習得する。本学科のディプロマポリシー2．機械工学分野で必要な基礎学力と、その上に立つ専門知識」に該当する科目である。

到達目標　Outcomes

(1)三次元物体の2次元平面上への正射影の原理を理解する。
(2)機械製図の基本である第三角法を習得する。
(3)JIS機械製図の基本を理解する。
(4)CREOによる３Dモデルと2次元図面の作成ができる。

卒業認定・学位授与の方針との関係（学部科目のみ）

一般教養・基礎学力

履修上の注意　Course notes prerequisites

出席，インターネットの活用，自由時間の課題の作成は必須である。演習を行うこともあるので、電卓を持参すること。授業の出席回数が2/3に満たない場合は、原則定期試験の受験を認めない。

アクティブ・ラーニング科目　Teaching type（Active Learning）

-

準備学習・復習　Preparation and review

各回の授業内容を十分復習し，次回の授業までにマスターしていること

成績評価方法　Performance grading policy

複数回の課題提出を必須とした上で、到達度評価(50点)、授業内提出物（40点）、3次元図面作成（10点）を実施して総合的に評価する。

学修成果の評価　Evaluation of academic achievement

・S：到達目標を十分に達成し、極めて優秀な成果を収めている
・A：到達目標を十分に達成している
・B：到達目標を達成している
・C：到達目標を最低限達成している
・D：到達目標を達成していない
・-：学修成果の評価を判断する要件を欠格している

・S：Achieved outcomes, excellent result
・A：Achieved outcomes, good result
・B：Achieved outcomes
・C：Minimally achieved outcomes
・D：Did not achieve outcomes
・-：Failed to meet even the minimal requirements for evaluation

教科書　Textbooks/Readings

教科書の使用有無（有=Y , 無=N）　Textbook used(Y for yes, N for no)

Y

書誌情報　Bibliographic information

　「工学基礎　図学と製図[第3版]」磯田浩、鈴木賢次郎（共著）、サイエンス社

MyKiTSのURL（教科書販売サイト）　URL for MyKiTS(textbook sales site)

教科書および一部の参考書は、MyKiTS (教科書販売サイト) から検索・購入可能です。
It is possible to search for and purchase textbooks and certain reference materials at MyKiTS (online textbook store).
https://gomykits.kinokuniya.co.jp/tokyorika/

参考書・その他資料　Reference and other materials

新編 JIS機械製図，吉沢武男編著，森北出版

授業計画　Class plan

1. 平面図学の基礎　直線・円周・多角形・円すい曲線の書き方について学ぶ

2. 投影の基礎　　投影法、正投影法、複投影面について学ぶ

3. 立体図学の基礎
　　立体図形、多面体と曲面体、曲線について学ぶ

4. 立体の切断・相貫・展開の基礎
　　立体の切断、相貫、面の展開ついて学ぶ

5. 平行投影法の基礎
　　等測投影法、二等等測法、透視投影法について学ぶ

6. 製図に関する決まりごと
　　投影法、図面の様式、線の種類と用途、尺度等図面作成に必要な規則について学ぶ

7. 工業分野への応用
　　機械製図の規則、特殊な投影図の書き方等について学ぶ

8. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(1)
　　3D-CADであるCREOの基本的な使用法を身に付ける

9. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(2)
　　3D-CADであるCREOの基本的な使用法を身に付ける

10. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(3)
　　　課題作成を通してのCREO操作の習熟と課題1提出

11. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(4)
　　　課題作成を通してのCREO操作の習熟と課題2提出
　　　
12. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(5)
　　　課題作成を通してのCREO操作の習熟と課題3提出

13. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(6)
　　　課題作成を通してのCREO操作の習熟と課題4提出

14. CREOによる3次元モデルと2次元図面の作成と副投影図の実習(7)
　　　課題作成を通してのCREO操作の習熟と課題5提出

15. 到達度確認

授業担当者の実務経験　Work experience of the instructor of the class

転がり軸受メーカー勤務の経験を活かし講義する

教育用ソフトウェア　Educational software

Creo Parametric

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備考　Remarks